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「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」を導入し、業務効率アップ!

2015年05月18日 ネズミ2号:略称「M」
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こんにちは、子ネズミBです。

今日は「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」という仕事術をご紹介したいと思います。このテクニックは、Francesco Cirillo氏が考案したもので、個人やチームの生産性を高めるために使われています。

「今日はここまでやるぞ!」と意気込むものの、ついつい他のことに気を取られてしまい、集中力が散漫になることってありませんか?

私はよくあります…(汗)。業務の効率を上げたいと思い、この方法を興味本位で取り入れてみたところ、自分でも驚くほど仕事に集中することができるようになりました。



Pomodoro Techniqueのやり方

「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」の実践方法をおおまかに説明します。

まず仕事時間を25分単位に細分化し、その時間内に行うタスクをTo Do Listに落とし込みます。

  1. 25分間 集中して仕事をする
  2. 5分間 休憩する

これを1セットとし、4セットが終わったら、15分の長めの休憩をとります。このサイクルで1日の仕事を進めるのです。

途中、飛び込みの仕事が入ってもすべて後回しにします。予定していたすべての仕事が完了したあと、飛び込みの仕事があればそれを処理します。

詳しいやり方は公式ホームページもしくはこちらのブログが参考になります。

Pomodoro Techniqueのメリットとは

このやり方で仕事をしてみて、私が感じたメリットは何と言っても「集中力が持続すること」です。

25分という時間は、実際に取り組むとかなり短く感じます。学生時代、テスト中に時間が足りないと「急がなきゃ!」と焦り、自然と集中力が高まるといった経験に似ています。あの感覚で仕事ができるようになり、集中力が途切れにくくなりました。

さらに時間に追われているため、緊急度の低い仕事は自然と後回しになります。決めたことに集中できる環境もプラスに働いていると思っています。

1週間実践してみた結果

私はこの仕事術を実践するにあたって、Pomodoro Timeというiphoneの無料アプリを使っています。

このアプリを活用することで、タスクと時間を管理することができ、集中して仕事を進めることができるようになりました。以前より30~40%くらい効率化が図れています。

業務が効率化でき、余った時間は、自分へのご褒美として外出したり、本を読んだりして、有意義に過ごしています。たった1週間続けただけで、このような環境まで実現できたことは自分でもビックリしました。今ではこの進め方が定着し、生産性が高まっています。

Brabio!と組み合わせることで、さらに効率化を図る

Pomodoro Techniqueの良いところは、目先のTo Do Listを短時間でこなせることです。一方、当然ながら中長期の事業プランを見据えたタスク管理はできません。

そこで、私は以前ご紹介した「Brabio!」ツールと併用し、業務を推進しています。Brabio!はクラウド上でガントチャートとTo Do Listを手軽に作成・管理できるツールです。中長期の事業プランを策定し、それをタスクに分解、To Do Listに落とし込める最適なツールです。

Brabio!で落とし込んだTo Do ListをPomodoro Techniqueという手法で淡々とタスクを消化していく流れを構築します。そうすることで、重要な業務を優先的に対応し、単位時間当たりのスループットの最大化を図ることができるようになります。

この手法は、今の私にとってとてもしっくりくるやり方ですが、万人にとって最適化と言われれば、それぞれカスタマイズしながら個人にマッチしていくものだと思います。今後、組織で業務を進めて行くにあたり、個人の特性を考慮しながら、このようなツールをうまく活用していけたらと考えています。

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