SEO取説&処方箋

SEOという言葉はもう時代遅れ!?

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2013年05月09日 ネズミ1号:略称「T」

aboutseo.pngicon.png初心者でも10分で分かる!「検索の本質」と「これからのSEO」
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当サイトをお読み頂いている方は、アフィリエイトや自分のホームページを作っている人や企業のSEO担当などなんらかの形でサイトを構築・運営することに関わっている人だと思います。特にサラリーマンとして企業に勤めてSEO担当している人にとっては、ターゲットとするキーワードの順位変動や、Googleなどのアルゴリズムアップデート情報などの影響について一喜一憂されている方も多いのではないでしょうか?

近年、オンラインマーケティングというとほぼ9割近くが検索窓に入力したキーワードについてのものといっていいでしょう。例えば、リスティング広告やSEOと言われているオーガニック検索のサーチリザルトについて特定キーワードで表示順位を確保するといったものがそうと言えます。

そもそもインターネットが普及する以前は、マーケティングというと4Pによる製品・サービス普及シナリオを作成し、はじめはマスを活用して広くお客様になるかもしれない人々にリーチさせ、その中から潜在客の発掘、見込み客の発掘、売り場でのセールスプロモーションと多くの時間と手間と人出・予算を費やして行われていたのです。

そこに来てインターネットの普及と検索技術の発展です。検索窓はマスメディアが受け身の媒体であるとすると検索 エンジンに探したいものをキーワードで入力するという行為は、消費者による能動的な行為といえます。言ってみれば、こうした情報を知りたい、こういった商品を買いたいといった明確なユーザー意図が具現化されたものが「キーワード(QW:Query Word)」として再現されているといってもいいでしょう。

それまで数千万円、数億円とかけていたマーケティング・プロセスの上流部分の経費をかけなくても、見込み客をオンラインでキャッチすることができるようになったのです。これはまさにインターネット普及がもたらしたマーケティングにおけるパラダイム・シフトと呼べるでしょう。

そうした中、各企業の検索エンジン対策は熾烈を極め、SEO担当となった方は高度なストレスの元、先の見えないSEO対策で頭を悩ますこととなります。

私は、実務で10年以上事業会社のSEO担当なるものをやってきました。
特に最近感じることは、Googleをはじめ検索エンジンの自然言語処理、HITS理論を具現化した各種アルゴリズムの精度の飛躍的な向上を目の当たりに し、もはやSEOという言葉自体が時代錯誤な言葉と成り果てたのではと思うようになりました。ではこれからどうしたらいいか?またどう対策したらいいか?有限な予算と時間をどう投資したらいいか?そういった疑問に答えるべく、私が実践してきた対応など公開出来る範囲で皆さんにお伝えして行こうと思います。

当サイトに記載する内容はあくまでも個人的な見解となりますので、実際の事実とは異なることも多々あるとは思いますが、特にSEO初心者の方など実務者はこう考えているんだという程度でご参考にしていただければ幸いです。

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