検索エンジンは、検索ワードをインプットして、その結果を多くのURIとメタ情報ががインデックスされているデータベースから結果を一覧表示するというシンプルなサービスですね。
現在検索企業では、検索するフレーズの意図を正確に把握して、ドンピシャな検索結果や、CTRが高くROIが高い広告をマッチングさせることがKPIの一番重要なベンチマークとなっていると思います。
検索フレーズの意図を理解するという事に関して、検索エンジン会社はさまざまな技術を駆使して検索した結果一覧表示画面を最適なものにしようとこれまで努力してきたわけですね。
Googleなんかは、どちらかというと、検索結果に一覧表示するものをリンクが沢山張られているページはみんなが役に立つということで参照しているはずというアルゴリズムを使って、検索フレーズが入っているページにスコアをつけて一覧表示する順位をきめる要素の一つとしてきたり、また共起という関連語彙が含まれる比率などもみながら、どいうページなのかをある程度ライブラリ化した上で、問い合わせクエリーに最適化された結果を順位だえでなく、結果の多様性や旬さなんかの要素も組み込んで表示していたという感じだと思います。
まぁこの結果の多様性と旬さというのは、ドンピシャな結果だけでなく、セレンディピティな情報も表示することで、思わぬ寄り道をしてナレッジを得るというユーザーメリットなんかも考えているんだろうなぁとお思うのですが、それと同時に広告を結構意識している部分も多々あるように思ったります。
Google社もその収益の多くはまだキーワード広告が占めているのが実態で、BigWordなどの検索結果にListing広告が沢山とおいうケースも皆さん経験しているかと思います。
中国のBaiduなんかでは、以前検索結果に表示された広告による医療行為に不利益を被ったとしてマスコミやメディアで騒がれたりしましたね。
ようするに、ユーザーの利便性と収益という点においても、検索会社は今いろいろな面で考えなければならいことが沢山あるという感じでしょうか。
検索エンジンサービスについてかるーく私的な見解を記してみましたが、冒頭で出たランクブレインについて、実際どんなものなのか、マシンラーニングという機構を検索エンジンに組み込みならばこうするだろうなぁという観点で整理してみますが、おそらく2つの点を改善すべく機械学習を活用していると個人的には思いました。
まず1つ目は検索ワードの意図を人間のように予測して理解できるようにするのに使う。
そして2つ目は問い合わせクエリーに対する有益な答えはどいうのがいいいのか理解し学習して提示するのに使う。
今ホットなAI技術の根底には機械学習という技術があります。コンピュータが自動的にデータを読み込み、さまざまなケースに分類してこれは正、これは否という風に分類して知識の体系を作り上げるような機能ですね。一般的には画像認識技術などを得意とする技術ですが、最近になってようやく自然言語処理の領域においてもこうすればきちんと学習できるといのが学会で立証しはじめられたりしてホットなトピックとなっているようですね。
そういう意味では検索エンジン企業がこれまで設ぼしていた検索語彙の意図の理解(Imagine and Under stand the Query Word intention)と部分と要求されているオーダーに対して、最適な答え(検索結果SERPS)をどう表示すると検索者にとってよろこばしいのか?の2点について、人のように予測、理解し、コンシェルジェのようにドンピシャンな結果からこんなのもありますという結果までをさりげなく提示できるよう機械学習技術を駆使するのは当然な流れだと思ったりしすが、いかがでしょう?
検索系の話だとRankBrainのようにこれまでQuarityRatorや、さまざまな技術スタッフによって支えられていた確率統計的な検索結果表示を維持するプロセスに機械学習的な技術を取り込むという点でRankBrainと呼ばれるようなアルゴリズムが話題になっていいるようですが、一方でアミットシガールさんなかはマシンラーニングによる偏りなどを危惧してこういう動きには反対だったみたいですね。
実は機械学習はすべての事象について必ずしも万能というわけではなく、ここ数年新たに飛躍的に注目されて自然言語処理や音声認識技術などにも応用されてつつあるというのが現状だと思います。
IBMのワトソンなんかも、海外のキーボードアプリ企業を買収して、人が入力する言語パターンを機械学習したり、Siriに代表されるように、Googleなどでも音声認識技術の精度向上にも機械学習の技術が使われていると思います。
web1.0とか2.0とか3.0とかITの世界ではいろいろなことが言われてきましたが、ここ数年のホットなトピックはこの機械学習とIOT(モノのインターネット)みたいなもっとより生活に密着した基盤技術になる要素に注目が集まっているように思います。
ということで、ランクブラインについて、まるで崇高なラスボスのような説明が多かったようにい思ったので、出張中の空き時間に久々に本サイトに言いたいことだけつらつらと書き記してみました。
ではでは
]]>私がアフィリエイトサイトを運営してきた中で、イライラを募らせることの一つにこんなことがあります。それは、専門的な内容について一生懸命調べて書き上げた記事にも関わらず、アクセスが少なかったり、サイト滞在時間が短かったり、期待通りのユーザーの動きにならないことです。
「みなさんも似たような経験はありませんか?」
私はアフィリエイトを本腰入れて取り組もうと決めた、アフィリエイトを初めて半年が過ぎたころから、このジレンマに陥って苦しんでいました。今回はこのような状況を打破した私なりのやり方をご紹介したいと思います。
]]> 本で調べて記事を書いてもアクセスが集まらない専門性のあるアフィリエイトサイトを作り始めたころのことです。
「本で調べて書く」という行為をひたすら繰り返していました。本の内容をサイトにリライトしていけば、そのうちアクセスが集まるだろう・・・みたいな感じですね。
ところが、こういったやり方で書いた記事はアクセスがほとんど集まりませんでした。次第に自分自身おかしいと感じてくるものの、作業量をこなしていけば、そのうち何とかなるはずと考え、脇目も振らず同じ作業を繰り返していました。
そんな時、あるジャンルの専門記事を書こうとしたところ、専門書が少なくて困ってしまいました。アマゾンで調べても、地元の図書館で調べてもそのジャンルの本が、数冊しか見当たらないのです。当然、ネット上で公開されているサイトでも、それらの本の内容をリライトしたようなものばかりで似たり寄ったりの内容になっていました。
検索エンジンを使って、対象ジャンルのページをネットサーフィンしていたら、Q&AサイトのYahoo!知恵袋に行き着きました。たしかにそのジャンルは人の悩みが深いのでQ&Aサイトでやり取りされていてもおかしくないなと思ったのが最初の印象でした。
しかし、よくよく関連ページを見てみると、Yahoo!知恵袋のサイト内には、かなり濃い悩みとそれに対する回答がズラっと並んでいました。私が本で調べて書こうとしていた内容が、質問と回答という形式で表現されていたのです。
そこで私は「これはサイト作成のヒントになるのではないか!」と思い、以下のような作業をしてみました。
まずは100個以上、質問を拾い上げます。そして、
1)どんなことが質問されているのか書き出す
2)書き出した質問内容を、いくつかのカテゴリーに分類
3)各カテゴリーの質問を一つの文にまとめる
そして3)でまとめた質問を使って、「~ということに疑問を持っている人が多いようだけど、それはね・・・」といった記事を可能な限り作っていきました。
答えについては、それまで読んだ専門書の内容を頭の中からひねり出して書いていく感じで、専門書は知識の確認をする程度にしか使いませんでした。
すると、それまでアクセスがあまりなかったサイトにもかかわらず、新たに書いた記事にはロングテールのアクセスが集まりはじめました。
さらに私は次のような仮説を立てて、同じように記事を増やしていくことにしました。
1)ユーザーは、検索窓に自分が疑問に思っていることやストレートな感情を打ち込んでいる。
2)だから、そのワードに対する答えが書いてそうな記事タイトルがついていればクリック率は上がっていく。
3)記事の内容がユーザーの質問にしっかりと答えていれば、ユーザーの満足度も上がり、サイトの信頼性が上がる。
この方法で作った記事は、少しずつ安定的にアクセスを呼び込むようになっていきました。
アクセス解析でデータを分析してみると、3語・4語の複合ワードで検索され、流入していることがわかりました。新しいページを追加していく中で、特定のワードでSEOの上位表示を狙うということではなく、そのテーマについて知りたがっているユーザーのアクセスを集めることができるようになってきました。
以前、専門書を読んで記事にしていたページよりも離脱率が低く、サイト滞在時間も長いというデータも表れてきました。
Q&Aサイトを活用するといったやり方をご紹介しましたが、当然のことながら知恵袋の内容だけで記事を書いてはいけません。サイトで公開するわけですので、専門家から情報を聞いたり、関連書籍を読んだりして、しっかりとリサーチする必要があります。
私が一連の作業を通じて感じたことは、サイトテーマに関して運営者としてしっかりとした知識を有すること、そして、ユーザーがどのような悩みを持っているのかを調べることがいかに重要であるかということを学びました。
書籍の内容をリライトすればよいという考えから脱却できたのが私の中でとても大きい出来事でした。
アフィリエイトサイトの多くは情報コンテンツからなるいわゆる情報サイトに分類されるでしょう。関連書籍やQ&Aサイトからテーマをリサーチする方法は有効に働くことがあります。ただし、情報が飽和してしまった場合、ユーザーはこれらのサイトをどのように判断するでしょうか?
Googleも今後ますます人の思考に近づき、進化していくことが予測されます。メディアの価値を高めるためにどうすればよいか、次の一手を常に考えることが求められてくると思います。
]]>先日、ネズミ会のメンバーでGoogle Analytics(以下、GA)を用いたアクセス解析の勉強会が開催されました。早速、学んだことをサイトに反映したところ、ユーザーのサイト内回遊の行動が改善されました。
今回はその経緯を体験レポートとしてご紹介したいと思います。
]]> これまでのアクセス解析手法の反省点私は以前からGAを利用していました。しかし、今思うと表面的なデータだけしか追っていたように思います。流入キーワードの分析やセッション数、PV数の把握など基本的な項目をウォッチして、活用している気になっていたのです。
「お、アクセスが増えた」とか「狙ったキーワードで流入しているな」といった結果の数値だけにフォーカスしており、そこから何をどう改善していけばいいのか、次の展開まで繋げられていませんでした。
勉強会では「GAのデータを元に、サイトをどのように改善していくのか」といった分析の着眼点と次に取る施策について強く意識することを学びました。
具体的には、ユーザーの行動を下記の3つのフェーズに分けます。
各フェーズにおいて、ユーザーアクセスにおける特徴的なデータを捉え、その原因を一つずつ仮説を立てて対策案を挙げていくというものです。
サイト内の動線が悪くユーザーが離脱してしまっているポイントを見つけたり、興味のあるコンテンツを先回りして提供することを立案したり、ユーザービリティの改善ポイントが見つかってきます。
早速、私が運営しているサイトに対して、アクセス解析データを詳しく分析してみました。すると、サイトを3回以上訪問したリピートユーザーの成約率が突出して高いことが判明しました。このデータによりサイトの収益性を高めるためには、リピート率を高めることが重要な要素であると仮説を立てることができました。
この仮説に基づき、リピート率を高めるため、下記の3つの施策を行いました。
その結果、改善直後から、
と定量的に分かる形で結果につながりました。
サイト改善以降、ユーザーからテーマに関する質問や問い合わせが明らかに増えていることから、ユーザーにとってもより良いサイトになったと感じてもらえたのではないかと考えています。今後は、改善策が成約数に及ぼす影響を慎重に計測をしていきたいと思います。
これまでの私は、GAから得られたデータを表面的な数字でしか捉えていませんでした。そのため、得られたデータを見て一喜一憂して終わっていました。しかし、本当に重要なことは、データに基づいた具体的な改善策を立案し、実行、チェック、改善といったPDCAサイクルを回せるようになることです。
今後はこうしたツールを上手に活用し、自分自身の分析力に磨きをかけ、ユーザーにとって有益なサイトを構築し、収益性についても追求していけるサイトの運営を行っていきたいと思います。
アクセス解析では、主要な指標を定点的に観測していくことも大切です。それに併せて、課題発見と改善プロセスを回す仕組みを構築することも取り入れていきたいところです。
改善ポイントはどのようなサイトでも必ず存在しますので、分析の目的を明確化し、そのために必要なデータを収集します。サイトへ訪問したユーザーに取ってもらいたい理想となる行動の流れを意識しながら、改善点がないか分析していくとよいでしょう。
サイト内を修正した場合は、対策前後のデータを比較し、どのような数値の変化になっているかフィードバックすることも大切です。
]]>ブログを運営してから1年ほど経ち、今では毎日のように読者の方から感想が届くようになりました。
今回は、これまでのブログ運営の経験からその魅力についてお伝えしたいと思います。
]]> ブログの可能性についてブログ運営のメリットとして第一に挙げたいのが、ブログを通じて様々なスキルを身につけることができるということです。
もちろん、ブログの記事を書いているだけでは上達するスキルは限定的ですが、サイト運営といった広い視野で捉え、興味がわくことをその都度勉強していくと次第に幅広いスキルを習得することができます。たとえば、パッと思い浮かべただけでも下記のようなものがあります。
など。
これらの能力は、日常のビジネスでも大いに役に立ちます。
実は私は先日、新しい店舗を出店しました。これまでのブログ運営で培った能力を使うことで、サイト制作などにかかる経費を最小限にすることができました。
おそらく、ブログを通じてサイト制作に興味・関心を持っていなかったら、ホームページ制作会社にすべての制作工程を丸投げに近い形で依頼していたことと思います。さらに運用管理費など、毎月の必要経費も余計に掛かっていたかもしれません。今ではワードプレスやサーバーの知識も身についていることから、これらのコストを最小限に抑え運用することができています。
店舗を出店するにあたり、同業者にヒアリングしたところ、ホームページを作っただけで十分に集客ができていないケースがよくあるとのこと。中にはサイト制作会社に集客費用を払っているものの、なかなか問い合わせや申し込みがないといった悩みを持っているお店もけっこうあるそうです。
当然ながら、集客力もサイト運営にとっては非常に重要な要素だと考えています。私はブログやアフィリエイトサイトの運営を通じて身につけた集客スキルは今後活かせるのではないかと考えています。
ブログにアクセスがある程度集まってくるとそのブログから収益を上げることも可能となります。
今、私が運営しているブログには、クリック売上型広告、いわゆるアドセンス広告を掲載しています。副次的な売上ではありますが、趣味で始めたブログが、収入の助けになるのはとてもありがたいことです。
また、ブログを運営していることで、想像すらしていなかったチャンスに恵まれました。これまでにいただいたお話は、「雑誌掲載」「ブロガー講師」「大きなメディアへの寄稿」などがあります。
これらのチャンスは、ブログを運営したからこそ、得られたことであるということは言うまでもありません。これまでの自分の人生では得られることができないものを得ることができました。
以上、あれこれと述べてきましたが、自分のメディアをもち、読んでくれる人がいるということはとても楽しいものです。
会ったこともない方から、コメントをいただいたり、メールをいただいたり、コミュニケーションを取ることできます。ブログを運営することで多くのことを学び、そしてたのしみながらいろいろな方と通じることができてとても幸せです。
まだまだブログ運営者として至らぬ点があり、もっと勉強していきたいと考えています。私にとってブログを運営することは人生を豊かにしてくれる一つのツールです。これからも一人でも多くの方に自分のメディアを持つことをオススメしていきたいと思います。
今回は子ネズミAさんがブログを運営してきて得られた経験をまとめてくれました。私はこれまでたくさんのサイト運営者の方とお会いしてきましたが、自分自身の意見・考えを公開するブログようなメディアをお持ちの方は、他のサイトを運営していてもしっかりとしたコンセプトを持って運営されている方が多いという印象があります。
はじめは趣味のブログからスタートしたものの、趣味が高じてウェブサイト運営に関わる様々な知識、技術を習得されているようです。
子ネズミAさんのように定期的に自身のスキルの棚卸しをしてみるといいかもしれませんね。
]]>私が運営しているメインサイトのドメイン配下にサブディレクトリを切って「新規サイト」を作ったところ、まだ初動ではありますが、アフィリエイトで興味深い事象が起きました。
この「新規サイト」とは、全く新しいサイトということではなく、メインサイトとテーマが若干ずれるため、デザイン及び管理者の統一性を保ちつつも、対象ユーザーに対して、しっかりと区別が付くように配慮したサイトのことを指します。
今回、なぜこのような運営方針にしたのかという意図と、実際に運営を開始した直後の初動について、ご紹介したいと思います。
]]> サブディレクトリで新サイトを作成しようと考えた理由今回、私が新サイトをサブディレクトリで作ったテーマは、ある「悩み系」ジャンルです。メインサイトのテーマに近いものの、悩みの対象者が完全には一致しません。以前、メインテーマとの関連性が少しはあると考え、新たにページを作成し、メインサイトから動線を引いてみました。
しばらく経過を観測したところ、メインサイトから動線の通りアクセスは流れていってましたが、結局一件も成約には結びつきませんでした。
そこで、私は「やはりサイトのメインテーマとズレている商材だから、コンバージョンしないのではないか」と仮説を立てました。そして、この商材を購入するであろうユーザーが抱える悩みをテーマとしたサイトを新たなデザイン、記事の切り口で作成し、メインサイトとは別のサイトという立て付けでサイトを作成することにしたのです。
ただ、メインサイトと新サイトがあまりにもかけ離れたものになってしまっては、ユーザーが違和感を覚え、離脱してしまう可能性があるため、「メインサイトの一部」と思ってもらえるように、ドメイン直下にサブディレクトリを切り、サイトデザイン・管理人のキャラ設定などは統一性を図り、サイト間の行き来があっても、不自然さが生じないように考慮しました。
このように新サイトを作成し公開したところ、約1ヵ月で13件のコンバージョンが発生しました。そのうち、メインサイトからの動線で訪れたユーザーの成約数が11件です。新サイトのテーマに関連したキーワードでの流入が増えたわけではありません。メインサイトのテーマに沿ったキーワードで流入したユーザーが、メインサイトのリンクから新サイトに移動し、そこで成約に至るようになったのです。以前メインサイト内で言及していたことと内容も変わっていないのに。
サイトの変更前後でアクセス解析ツールのデータを分析してみると、あまりにもユーザーの動きが異なることが判明しました。ひとつの事例のため、確証には至りませんが、アフィリエイトサイトのような情報提供が主となるサイトでは、「サイト内で当該テーマに関して専門的に取り扱っているとユーザーに伝わることが大事なのではないか」と私の中では仮説立てています。
まだサイトを立ち上げてから、十分な期間が経過していませんので、もう少し検証が必要だと考えていますが、興味深い事例であったため、ご紹介させていただきました。
メインのテーマに対して、関連するジャンルやユーザー属性が近しいといったコンテンツ企画が新たに出てきた場合、どのようにサイト設計し、動線をどう描くか?といった悩みを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかにサイトを企画する段階から、サイトの成長戦略を見越して設計するのが望ましいのでしょうが、いざサイトを運営していく中で、アレコレ考えが出てくるのも仕方ない部分もあります。
今回、子ネズミCさんは、新たにサブディレクトリを切って、メインサイトと統一性を図りつつも、ユーザーから見ると専門的に当該ジャンルを扱っている新サイトのような見え方になるようにサイトを構築したとのことです。その結果、初動ではありますが、ユーザーがサイト間を行き来しても、違和感なく、伝えたい内容が届いている動きが見て取れているようですね。
このような手段を取る状況になることはなかなかないかもしれませんが、一つの事例として興味深く拝見しました。
]]>今日は「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」という仕事術をご紹介したいと思います。このテクニックは、Francesco Cirillo氏が考案したもので、個人やチームの生産性を高めるために使われています。
「今日はここまでやるぞ!」と意気込むものの、ついつい他のことに気を取られてしまい、集中力が散漫になることってありませんか?
私はよくあります…(汗)。業務の効率を上げたいと思い、この方法を興味本位で取り入れてみたところ、自分でも驚くほど仕事に集中することができるようになりました。
]]> Pomodoro Techniqueのやり方「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」の実践方法をおおまかに説明します。
まず仕事時間を25分単位に細分化し、その時間内に行うタスクをTo Do Listに落とし込みます。
これを1セットとし、4セットが終わったら、15分の長めの休憩をとります。このサイクルで1日の仕事を進めるのです。
途中、飛び込みの仕事が入ってもすべて後回しにします。予定していたすべての仕事が完了したあと、飛び込みの仕事があればそれを処理します。
詳しいやり方は公式ホームページもしくはこちらのブログが参考になります。
このやり方で仕事をしてみて、私が感じたメリットは何と言っても「集中力が持続すること」です。
25分という時間は、実際に取り組むとかなり短く感じます。学生時代、テスト中に時間が足りないと「急がなきゃ!」と焦り、自然と集中力が高まるといった経験に似ています。あの感覚で仕事ができるようになり、集中力が途切れにくくなりました。
さらに時間に追われているため、緊急度の低い仕事は自然と後回しになります。決めたことに集中できる環境もプラスに働いていると思っています。
私はこの仕事術を実践するにあたって、Pomodoro Timeというiphoneの無料アプリを使っています。
このアプリを活用することで、タスクと時間を管理することができ、集中して仕事を進めることができるようになりました。以前より30~40%くらい効率化が図れています。
業務が効率化でき、余った時間は、自分へのご褒美として外出したり、本を読んだりして、有意義に過ごしています。たった1週間続けただけで、このような環境まで実現できたことは自分でもビックリしました。今ではこの進め方が定着し、生産性が高まっています。
Pomodoro Techniqueの良いところは、目先のTo Do Listを短時間でこなせることです。一方、当然ながら中長期の事業プランを見据えたタスク管理はできません。
そこで、私は以前ご紹介した「Brabio!」ツールと併用し、業務を推進しています。Brabio!はクラウド上でガントチャートとTo Do Listを手軽に作成・管理できるツールです。中長期の事業プランを策定し、それをタスクに分解、To Do Listに落とし込める最適なツールです。
Brabio!で落とし込んだTo Do ListをPomodoro Techniqueという手法で淡々とタスクを消化していく流れを構築します。そうすることで、重要な業務を優先的に対応し、単位時間当たりのスループットの最大化を図ることができるようになります。
この手法は、今の私にとってとてもしっくりくるやり方ですが、万人にとって最適化と言われれば、それぞれカスタマイズしながら個人にマッチしていくものだと思います。今後、組織で業務を進めて行くにあたり、個人の特性を考慮しながら、このようなツールをうまく活用していけたらと考えています。
]]>私ごとで恐縮すが、この度、新しく美容室の店舗をオープンすることになりました。当然ながら誰にも認知されていない店舗です。
看板も控えめなので、通りすがりの来客は一切期待できません。ウェブからが主な集客経路と想定しています。
今回は、これまでのウェブ制作および運営から学んだことを活かすべく、広告費をできる限り抑えて、効果的に集客をするためのステップをまとめてみたいと思います。
]]> サービスの魅力が100%伝わるウェブサイトを作成するインターネットで集客をするためには店舗のウェブサイトが必要です。ネットからリアルの店舗にお客様を誘導する場合、やはり「魅力」を十分に伝えたいですね。
そのために私がサイトに載せたいと考えているコンテンツは下記の2つ。
普段からよく美容室のウェブサイトを見ているのですが、意外とこのような内容が掲載されておらず、メニューのみが表示されているサイトが目立ちます。
私は提供するサービスが分かりやすく伝わるように、事例やお客様のお声を写真と共に丁寧に伝えていきたいと考えています。
主な広告としては、ヤフーやグーグルに、地域名+美容室(系のキーワード)でリスティング広告を出稿します。検索キーワードに連動して広告が表示されるため、速効性が期待できます。
広告がクリックされると課金される広告モデルですので、広告費用は掛かりますが、チラシなどに比べると投資対効果が高い広告です。ウェブサイトが完成したら、すぐにでも行いたい手段の一つです。
次に集客経路の拡大について。ホットペッパーなどの各種ポータルサイトに登録していきます。この類のポータルサイトは「あまり効果がない」と聞くことがありますが、デメリットが少なく、お客様に見ていただくチャンスを作ることができるため、必ず登録するようにします。
また、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルサービスを使って美容室の紹介をしていきつつ、ブログでサロンの日々の出来事を書くことで、私やサロンに親近感を抱いてもらえたらと思っています。
特に、フェイスブックは顔見知りの友人が繋がっていますので、応援コメントを寄せてくれたり、知人に美容室を紹介してくれたり、知ってもらえる機会が増えるでしょう。
ウェブサイトのコンテンツの中には、お役立ち情報に関するブログを併設します。
広告やSNS、ブログなどは、ウェブサイトを露出するための手法です。露出したからといって、最初の段階ではほとんどアクセスは期待できません。
これまでのウェブサイトの運営経験も踏まえ、常に意識していることは、「1アクセスではなく、1人の『人』が見てくれている」ということ。アクセス(見てくれる人)が少なくても、重要なのは何人が来店してくださるか?
この大切なことを忘れないように、お客様に対し魅力が伝わる手作りのウェブサイトを作成・運営していきたいと思います。
]]>今日は、私がこれまでアフィリエイトサイトを運営してきて、数々の失敗の中から、サイト設計段階で犯してしまったミスについてお話ししたいと思います。
アフィリエイトを始めて1年2ヶ月が過ぎた頃、運営サイトで月額報酬が10万を越えるようになってきたときのことです。アフィリエイトサイトの運営にも慣れ、さらに収益を上げるために「新たなサイトを作ろう!」と思い立ちました。
どうせならより大きな収益をもたらしたいと思い「激戦ジャンル」と呼ばれる競合サイトが多く、SEO難易度の高いジャンルにチャレンジすることにしました。ビッグワードでのSEO上位表示は無理だとしてもテールワードでのアクセス流入から成約へつなげる、息の長いサイトを運営できればと考えていました。
]]> 他サイトにないレビュー記事にこだわることにまずはじめに、ビッグワードや主な複合ワードで上位表示されているサイトを300位くらいまでチェックしました。
当該ジャンルの競合サイトを調査し、新サイトではレビュー記事にこだわることにしました。
以前、作成したサイトがキーワード戦略を立てずに、ユーザーに対して「良いサイトを作ろう」という方針で成果が出ていたため、今回もキーワード戦略は立てずに進めることにしました。
3ヶ月で当初予定していた120記事ほどをアップし、どのようなアクセス状況になるか楽しみに待っていました。
ところが、サイト公開後、記事をアップしていっても一向にアクセスが伸びず、サイト開始後7ヶ月目で、1日のアクセス数が30UUほど、現在13ヶ月が経過したものの、未だに1日平均40~50UUで、運営開始から5件しかアフィリエイトで商品が売れていません(涙)。
どのように、てこ入れすれば良いかも分からず、完全に放置してしまっています。
この事態を私なりに分析してみたところ、いくつか思い当たる節があります。まずサイト設計の初期段階における戦略・戦術が欠如していたこと。市場リサーチが不十分であったため、当該ジャンルにおけるテーマとユーザーの検索意図のミスマッチを想定することができませんでした。
少ないアクセスの流入ワードのほとんどが2語~3語のテールワードです。しかし、その検索意図を思い測ると「悩みを解決するために商品やサービスを購入しようという意図はなく、ただ単に辞書的な情報を知りたい」という意図のワード群ばかりです。
そのため、サイト内に商品レビュー記事がいくら多く書かれてあったとしても、ユーザーはそのページに遷移することなく、サイトを離脱していってしまっているのです。
アフィリエイトサイトでは、サイト運営者が商品やサービスを紹介し、ユーザーに納得してもらい、購入や申し込んではじめて報酬がもらえます。
ユーザーにとって有益な情報を提供するのは当然のこととし、その中で商品やサービスがマッチする人たちはどういうことを知りたがっているのだろうか?という視点が完全に抜け落ちていました。
競合ジャンルのため「テールワードを拾う」と安易に考え、そのための戦略を何一つ考えていませんでした。ただ本気で記事を書いていればロングテールでアクセスが集まり、収益が上がると考えていたのです。
以前、成果が出ていたサイトの事例を鵜呑みにし、気合いだけで何とかなるという「油断と無策」が生んだ結果と反省しています。
この失敗を糧に、今後はサイト設計段階で、「市場リサーチ」という言葉をしっかりと因数分解し、当該市場の分析のほか、ユーザー視点、競合サイト視点、自サイトの強みを打ち出せるサイト戦略を打ち立て、サイトを構築をしていきたいと思います。
サイトを立ち上げたにも関わらず、アクセスが思いのほか集まらないということはよくあります。
その要因は様々な要因が重なって起こりうるため、一つと決めることはできません。そのため、サイト設計段階つまり企画段階から、どのようなユーザーに対し、どのようなコンテンツ(情報・サービス)を提供していくのか、方針決めをする必要があります。
そうすることで、後工程で思うように進まなかったときに、その要因分析する際にスコープを定めて仮説立てができ、対策を打てるようになります。すべてにおいて正解はないため、改善プロセスを回せる仕組みを構築しておくことが重要になってきますね。
]]>今日は「200字の法則 伝わる文章を書く技術」という本をご紹介したいと思います。この本は、早稲田大学大学院教授の向後氏が、伝わる文章を書くプロセスを指南したものです。
記事を書いていると「書いている途中で論点がズレてしまう」「主張がぼやけて言いたいことが伝わらない」と、思い通りの文章が書けずに悩んでしまうことはありませんか。
そうした悩みに対して、この本は有意義なヒントを与えてくれます。ウェブサイトやブログで記事を書く機会がある人にはとても役に立つでしょう。
]]> 「200字の法則 伝わる文章を書く技術」はどんな本なの?この本では「書く」という行為を以下の4つのステップに分解しています。
ステップごとにコツが分かりやすく紹介されており、これらを身に付けることで、1,000文字程度の文章がスピーディーに書けるように工夫されています。
私がこの本で一番役に立った箇所は「③文章構成」です。
と、文章の種類ごとにおすすめの構成パターンが紹介されています。
これらパターンを参考にしながら、文章を書いていくと、論点がズレたり主張がぼやけることが少なくなりました。
上記の構成パターンのうち、私がサイトで活用したパターンは以下の3つ。
特に「商品レビューに役立つ紹介文/推薦文のパターン」はお気に入りで、以前はダラダラ書いていたレビューが、簡潔になり、読みやすくなったと思います。
実際にウェブサイトの文章を見直してみたところ、レビューページからアフィリエイトタグのクリック率が高くなり、商品の公式サイトへの送客率が以前よりかなり改善されました。
私はもともと記事を書くことが苦手で、書く時間よりもモニターの前で考え込む時間の方が長いタイプでした。
「どうやったらスラスラと読みやすい文章が書けるんだろう・・・」と悩んでいたところ、ネズミ小僧二号さんがこの本を紹介してくれました。
この本では、ネタ集めから文章構成、推敲までの一連の流れが詳細に解説されており、書くことが苦手な人でも、まずは構成パターンに当てはめるだけで読みやすい文章が書けるようになるのではないかと思います。
ウェブサイトやブログを運営していて、「イマイチ、読みやすい記事が書けないな・・・」と悩んでいる方は、この本をお手にとってみるといいかもしれません。きっとよいヒントが得られるでしょう。
文章に関して、正解というものは特になく、人それぞれ個性が出てしかるべきものです。しかし、文章の種類によって、主張すべき論点、補足すべき事柄などがあり、それらが不十分であると、読み手にとって理解しづらい文章になってしまいます。
文章術に関しては様々な書籍がありますが、「200字の法則 伝わる文章を書く技術」は基本的なところを分かりやすく、「なるほど!」と納得感があるように書かれています。
現在、子ネズミさんたちに本ブログにノンジャンルで体験談を寄稿してもらっていますが、回を重ねるごとに文章も上手になってきていますね。
]]>「書き手から読み手に伝えたいことが正確に伝わる文章」
このライティングスキルが身に付けば、サイトのコンバージョン率、売上が上がるものと考えていました。しかし、どんなに読みやすい文章を書いても、伝えたいことを分かりやすく書いても、コンバージョン率が思うように上がらない壁にぶち当たりました。
あるとき、私が書いた文章をネズミ小僧二号さんに添削してもらう機会があり、その指摘事項を意識しながら文章を書き直したところ、ある変化が訪れました。自分でもビックリしたのですが、反映した初日に過去最高の売上げを記録しました。その後も順調に売上が伸びています。
では、「ネズミ小僧二号さんと、私の文章の違いは何なのか?」
今回は、それについて私なりの見解を記述していきたいと思います。
]]> 書き手と読み手のポジションを明確にするライティングとはもちろん、ネズミ小僧二号さんは、私が運営しているサイトの業界やテーマについて詳しく知っているわけではありません。むしろ、そのジャンルの知識、情報量は私の方が圧倒的に上です。それなのに「なぜ添削のポイントを反映した文章の方がコンバージョン率が上がるのか?」
私は不思議で仕方ありませんでした。
そこで私はネズミ小僧二号さんに質問してみました。会話形式のほうが分かりやすいかと思い、そのときの会話を再現してみました。
親=ネズミ小僧二号
子=子ネズミA(私)
子:「ネズミ小僧二号さんに赤入れしてもらった文章の方が“買いたい”と思える文章に感じます」
子:「何が違うんでしょうか?」
親:「書き手と読み手を意識して、それぞれの立場を明確にしてみました」
親:「子ネズミAさんが元々言いたいことと同じことを書いていますよね?」
子:「はい、読み手に伝わることは一緒ですね」
子:「私が書いた文章を元に変更されていますので、内容は変わっていません」
子:「ネズミ小僧二号さんが書いた文章を読むと、内容と共に安心感が伝わってきます」
親:「書き手が読み手に対して教えてあげるという思いを乗せているからではないでしょうかね」
親:「子ネズミAさんの元の文章は、書き手と読み手と同じ立場で書かれていました」
親:「添削後の文章は、書き手がその分野やテーマに対して“詳しく知っていますよ”と言うことが伝わるようになっていますね」
子:「確かに・・・、読んでいて、私が最初に書いた文章よりも“先生”とか“アドバイザー”といった雰囲気が伝わってきますね」
親:「そうですね。“私はこのテーマについて詳しく知っています。ぜひ参考にしてみてください”と、読み手に窮屈感を与えずに伝わるようになっていますね」
私は「正しく伝わる文章」を意識するがあまり、書き手の立ち位置に関してまったく気にしていませんでした。文章を書くときに、読み手のポジションはこちらで操作することはできません。しかし、書き手(私)のポジションは変えることができます。
ターゲット(読み手)となる人のポジションを定めて、書き手(私)のポジションを変えることで、読み手にとって読みやすく分かりやすくなるということを学びました。実際に当該テーマに関して、私は経験値もあり知識も豊富なので、よく知らない人に対して、ちょっと先輩であるといった雰囲気が伝わる文章にしてもよいと思いました。
私自身も何か商品を買うのに迷ったら、その周辺知識に詳しい人からの助言がほしいですし。
サイト内のページ毎に書き手のポジションをバラバラにするわけにはいきません。想定する読み手、書き手(運営者)のポジションは、サイトの設計段階で決めておいたほうがよいでしょう。
ページボリュームの大きいサイトでは、必ずしもトップページが入り口になるとは限りませんので、サイト全体で運営者の立場の統一性を図る必要があります。情報提供サイトでは訪問者がどのページを読んでも「この人は私にアドバイスをしてくれるに違いない」という印象を持ってもらえるかどうかが重要なポイントだと理解しました。
今のサイトは全体で400ページ以上あるので、この視点を取り入れて作り直そうとするととても大変です(汗)。全ページ修正するより作りなおした方が早いかもと思ってしまいました・・・。
これからは、運営サイトにおける書き手のポジションを予め設定し、ページ内でその思いが反映される文章を書いていきたいと思います。
偶然、子ネズミAさんの依頼で、文章をチェックする機会がありました。当該テーマに関する深い知識や伝えるべき内容は、子ネズミAさんのほうが私より詳しいです。私はいち読者の視点で、子ネズミAさんの文章を読み進め、違和感に感じるところをチェックしていきました。その視点というのは今回子ネズミAさんが書いてくれたポイントです。
そのテーマについて詳しいはずなのに、妙に下手に捉えられる文章であったり、回りくどい文章になっていたりしました。そのとき「『誰(書き手)が誰(読み手)に向かって何を伝えたいのか?』を明確にしたほうがいいでしょう」とアドバイスしました。
その後、子ネズミAさんが修正した文章を読んだところ、とてもすんなりと読みやすい文章になっていました。サイトへの訪問者にとっても読みやすく、ほかのページ(情報)も読んでもらえるようになったのだと思います。
]]>私はアフィリエイトを始めた頃、「どのようなキーワードを選べばよいのか?」と悩んで、手が動かなくなってしまうことがよくありました。今日は、私がキーワード選定とどう向き合い、どんな苛立ちを抱えていたのか、そしてその中で発見したことについて書きたいと思います。
当初、私は「ターゲットとするキーワードをひとつ選び、それをサイトタイトルにして記事を書く」という方法を取っていました。
キーワードをチョイスする時には、ASPのプログラムを見たり、月間検索数を調べたりと、もちろん通り一遍のことはやりました。でも「これはいけるかも!」と思ったキーワードでGoogleを検索してみると、上位サイトがアフィリエイトサイトで埋め尽くされていて、「こんなの勝てるわけない!」と腐ってしまうことがほとんど。
ASPから情報をもらうこともありました。また、会合で他のアフィリエイターが「〜というキーワードで何位になると、発生報酬額がいくらくらいになる」といった話を聞くこともありました。
そういったキーワードは、何十人、何百人というアフィリエイターが群がっています。アフィリエイトを始めたばかりの自分には、とても勝ち目があるとは思えませんでした。
そんな風に悩むと、もう、何をして良いかわからなくなり、手が止まってしまいました。
ところが、アフィリエイトを初めて半年後、あるアフィリ塾に入り、サイト作りの方法が一変しました。その塾で教わったとおり、「良いサイト作ったら、自然にロングテールキーワードで集客できる」という考え方で、サイトを作るようにしたのです。
ジャンルを決め、サイトのコンセプトを決めたら、本を読んだり、情報を収集して、ユーザーに役立つことを書いていきます。
キーワードは、紙媒体やネット状ではYahoo知恵袋などのQ&Aサイトも参考にしました。
「ユーザーが何を悩んでいるか?」を探り、適切な回答を示していないサイトばかりであったら、私がしっかりとした記事を書くようにしました。
月間検索数は、ほとんど調べませんでした。私の場合、月間検索数を調べると手が止まってしまうからです。
スムーズにサイトを制作していたのですが、2ヶ月くらい経過したある日、色々な情報が耳に入ってくるようになりました。
取り組んでいたジャンルに関して、「ビッグキーワードで1位になっても、ひと月10万くらいの報酬」という話を、ASPや他のアフィリエイターさんから聞いたのです。
当時私は1年後に月額100万を稼がないとならないという事情があってアフィリエイトに取り組んでいましたので、この情報は厳しすぎるものでした。「ビッグワード1位で月10万なら、ロングテールで稼げる想像がつかない」と思い、絶望しかけたこともありました。
でもその時は、今の自分に必要なのはサイト作成の経験だと考え、方針を変えることなく、サイト運営を続けていきました。もちろん「このサイトは稼げないかも・・・」といった不安もありましたので、並行して新規サイトを立ち上げていきました。
そのサイトでは、サイト作成を開始して5ヶ月目から、報酬が発生し始めました。そしてその後、8ヶ月目で月額報酬が10万円を突破しました。
ASPや他のアフィリエイターさんに言われていた情報から思い描いていた状況とは全く違う結果に自分も驚きました。
ビッグワードでは圏外のままです。アクセスのあるキーワード、成約キーワードは3語以上のロングテールがほとんど。そのキーワードでは月に数件しかアクセスがないものばかりです。色々なツールで、成約したキーワードの月間検索数を調べても、検索数が表示されません。
ただ、紙媒体やQ&Aサイトから悩みを拾ったワード群は、多くの複合ワードの一部として使われていました。
現在、このサイトは月額報酬が100万円を超えるサイトになりました。ターゲットとしていたビッグワードでは5位前後に表示されています。
ところが、面白い現象だなと思ったのですが、そのビッグワードでは、ほとんど成約しないのです!
1日あたり50件近くのアクセスがあるのに、そのキーワードでは、見事なまでに成約しないんです。成約ワードは相変わらずロングテールワード。雑誌やyahoo知恵袋から地道に引っ張ってきたキーワードが生きている感じです。
この現象だけで言えば、このサイトは、検索数が多いワードと成約数が多いキーワードは一致しないことになります。もちろん、キーワードの特徴や私のサイトのTOPからの動線が良くないというものあるかと思いますが(汗)。
この経験を通して、キーワードに関しては、実際にサイトを運営してみないと分からないことがあるのだということを学びました。
事前の情報収集が大切である一方で、そこに囚われ過ぎると何もできなくなってしまいます。もちろん、リサーチもせずにサイト作成に入るわけにはいきませんから、今もそのバランスは難しいと思っています。
私は、まだまだアフィリエイト経験が豊富とはいえません。あくまでも、このサイト限定の話として、参考になればと思います。
SEOでビッグワードと呼ばれるクエリワードは、検索回数が多く、競合性も高いワードと一般的に考えられます。その分、抽象的なワードとなりますので、ユーザーの検索意図も分散されます。
アフィリエイトサイトでビッグワードでSEO上位表示が達成できれば、売上につながることのほうが多いですが、購買意欲がそれほど高くない場合は、ビッグワードよりもテールワード群のほうが、購買につながることもあります。
今回の子ネズミCさんの事例から、どのようなキーワードで集客するのかも重要ですが、該当するクエリワードに対してユーザーの検索意図を捉え、適切な情報を提供することが大切なことがうかがえます。
小手先のテクニックに惑わされることなく、地道にユーザーに評価されるサイトを構築することが検索エンジンにも評価されることになるのでしょうね。
]]>複数サイトを運営していると、各サイトの進捗状況をパッと把握するのが難しくないですか?
私の場合、ついついメインサイトばかり気に掛けてしまい、その影響で、その他のサイトが放置気味になることもしばしば。
ふと全体をみたときに「あれ?このサイト、どこまでやったかな?」と、分からなくなりがちでした。「いい工程管理ツールはないかな〜?」と探していたところ、ネズミ小僧二号さんから『Brabio!』を紹介していただきました。
このツールを活用すると、マルチタスクを効率よく管理でき、工夫次第では複数サイトの工程管理に役立てることができます。私のように複数のサイトを運営していて、一般的なToDoリストによる工程管理に限界を感じている方にピッタリではないでしょうか。
今日は、『Brabio!』がどんなツールで、私のサイト作成にどう役立っているのかご紹介したいと思います。
]]> 『Brabio!』って何?『Brabio!』は、クラウド上で工程管理ができるツールです。プロジェクト単位でグループを作成し、グループ内でスケジュールや関連情報を共有することができます。
管理画面で、ガントチャートやToDoリストを作成し、プロジェクト全体を俯瞰しながら、作業工程を調整したり、その日ごとにやるべきことを把握したりできます。
工程管理に役立つあらゆる機能がコンパクトにまとまったツールという印象を持っています。
『Brabio!』をオススメする理由は、ズバリ「工程管理」と「ToDoリスト」を分けつつも一つのアプリケーションで管理できるからです。
工程管理はガントチャートで行います。私はサイトごとにフォルダを作り、その中に「市場調査」や「基礎コンテンツのアップロード」といった作業工程を登録しています。直感的なユーザーインターフェイスになっていますので、触っているうちに慣れてくると思います。
また、ToDoリストは一般的に使われているものとほとんど同じです。これまで私はサイト運営プランを専用のToDoリスト管理ツールで一括管理していました。その日やるべきことが明確になる反面、プロジェクトの全体像を把握しにくいというデメリットがありました。
しかし、「Brabio!」で工程管理とToDoリストを分けて管理することで、数ヶ月〜1年の中長期スパンで「このサイトはこのスケジュールで仕上げていこう」と考えることができるようになりました。また、今日〜数週間の短期スパンでやらなければならないことを明確にした上で、ToDoリストに落とし込むことができます。
『Brabio!』を使うようになって「良かったな〜」と思うことは、各サイトの進捗状況が一目でわかるようになったことです。
これまでは、すべてのサイトの進捗が自分の頭の中でごちゃまぜになっていて、どのサイトがどこまで進んでいるのか把握できませんでした。
今では、ガントチャートを表示するだけで、各サイトがどのフェーズまで進んでいるのか一発でわかります。
また、既存の作業工程の見直しにも役立っています。定期的にガントチャートを振り返ることで、無駄な作業を洗い出し、次回以降の改善に繋げています。
このように管理することで、1日の作業時間を短縮することにも成功! これまでは「1秒でも早くサイトを完成させたい!」という一心で、朝から晩までずっと仕事をしていました。
しかし、『Brabio!』を導入してからはプロジェクト全体の工程を把握でき、「これくらいのペースでサイトを作れば、今期の売り上げ目標は達成できる」と目処が立つようになりました。
それに基づきToDoリストを組むことで、「今日はここまでやればOK」というゴールが明確になり、1日の作業時間が減らせるようになったのです。
『Brabio!』はクラウド上で工程管理ができるツールです。私の場合、ガントチャートとToDoリストを活用したことで、作業効率を高めることができました。
このツールは、もともと複数人で構成されたプロジェクトチーム向けのものです。そのため、ガントチャートとToDoリスト双方で、各作業項目に担当者を割り振る機能がついています。
これまでの私は個人使用だったこともありこれら機能は使っていませんでした。最近になりアシスタントスタッフが一人増えたため、スタッフとの進捗共有ツールとして『Brabio!』の導入を検討しています。
効果的な使い方を模索して、良い方法が見つかりましたらまたご報告させていただきます。
『Brabio!』は無料プランから始められ、ブラウザ上で操作するため、Windows/Macの両方で利用できます。もし、サイト作成の工程管理でお困りでしたら、是非試してみることをオススメします。
子ネズミBさんにスケジュール管理ツールを紹介したところ、積極的に活用してくれました。
私は、以前はExcelのマクロなどを用いたスケジュール管理を使用していましたが、管理者以外のメンバーに使い方が浸透せず、結局スケジュール管理者に負荷が偏ってしまうという経験をしてきました。
このBrabio!であれば、クラウド上で複数のメンバーが操作できますので、負荷が分散し、進捗状況を効果的に把握することができるようになりました。
]]>前回に引き続き、勉強会で学んだことを紹介したいと思います。ページの離脱ポイントを把握し、修正を繰り返したところ、直帰率、コンバージョン率が改善しました。
この改善(修正)作業では、毎回新たな発見があり、私にとって大きな学びとなりました。今回は、私がサイトの改善で新たに意識したポイントについてお伝えします。
]]> 見る、感じる、流す、座る、読む、の順番を意識して改善をする訪問者がサイトにアクセスしたときに最初に見るポイントから、その後の視線を辿りながら一つひとつを繋いでいく作業を行いました。
まず、ユーザーがサイトをどのような順番で見て、読み進めていくかを仮説立てて整理します。
この流れは、私が初めてサイトに訪問したときの行動です。一つずつポイントを見ていきます。
最初にユーザーの視点に立って、サイトにアクセスした瞬間を想定し全体をパッと見ます。このときは、読むというよりは「見る」に重点を置きます。
「このサイトは私が求める情報が掲載されているのか?」「それとも他のサイトに移った方がいいのか?」ファーストビューで瞬間的に判断をします。
「フックと呼ばれる、引っかかる部分があるかどうか?」「ユーザーがちょっと見てみようかな」と思えるかどうかがポイントです。そしてユーザーは「下にスクロールをしていくか?」「閉じるか?」を決断します。
次に、ユーザーが雰囲気を肌で感じる瞬間がきます。視覚から情報を得るので、雰囲気という言葉は合わないかもしれまん。しかし、”サイトが醸し出す雰囲気”はどのサイトも持っていて、初めて訪れたサイトにはそれを強く感じます。
「このサイトは自分に合う」
「このサイトは自分には合わない」
という感覚です。
これは新しく漫画を読み始めるときの感覚に似ていると私は思います。
「絵が好きか嫌いか?」
「ジャンルが好きか嫌いか?」
「話のテンポが心地よいかどうか?」
その漫画の面白味を理解する前に、「読む」「読まない」を判断しているのですね。私の場合、1つでも自分の好みに合わない場合、途中で閉じてしまうケースがよくあります。
私はこれがウェブサイトにもあると感じています。
見る壁、感じる壁を乗り越えたら、サイトに滞在すると決めて、読み進めます。しかし、まだこの段階の「読む」は、流し読みのレベルです。
「情報を収集しよう」という段階ではありません。流すようにスクロールをして、目についた文字から「全体を読み解く価値があるかどうか?」を判断します。
探している情報が収穫できるか?それ以上のものがあるかどうか?素早くスクロールして、目につく情報を収集していきます。
ここまできて初めて読み解く姿勢になります。素早いスクロールを一度止めてページの冒頭に戻ります。そして、タイトルから順に丁寧に読んで理解しようとします。
ここまでの、1〜4が私自身が初めて訪れたサイトで行う判断の順番です。この順番通りに運営サイトをチェックし改善につなげます。
私が今一番意識していることは、「独りよがりのサイトになっていないか?」という点です。
私はサイト一つひとつに対し愛着を持ち、楽しみながら運営しています。時折、読者の視点を忘れてしまい、独りよがりな構成で淡々と情報を発信してしまうことがあります。
これが、サイトの離脱要因の一つではないかという考えに至りました。
改めて先ほど紹介した1〜4番までの離脱のポイントをまとめると下記のようになります。
1.サイトを瞬間的に見る ⇒ 「ちょっと見てみようかなと思えなければ離脱」
2.雰囲気を感じる ⇒ 「雰囲気が自分(ターゲット)に合わなければ離脱」
3.流すように読む ⇒ 「気になる見出しや小見出しが無ければ離脱」
4.読み解く ⇒ 「書いてあることが分からなければ離脱」
1〜4までを意識して、訪問者がファーストビューからコンテンツを読み解く姿勢を作るまで、「おもてなし」ができているかをチェックしていきます。
ページの直帰率が高かったり、回遊率が悪かったりした場合は、これらのどこかに原因があるケースが多いです。アクセス解析を一つひとつ丁寧に見ながら、改善すべきところを優先順位に応じて対応していきます。
まずは自分自身が他のサイトを閲覧しているときの行動を振り返って見て、そのポイント毎にどのような視点の移動、感情の変化が起きているかを書き出してみると、思いのほか、自社サイトの改善に反映できることがあると気付くことが多いと思います。
運営サイトにおいてユーザーが望む情報を提供できているかどうかは非常に重要なポイントです。
またユーザーに情報をしっかりと読んでもらうためには「分かりやすさ」「見やすさ」「読みやすさ」も同時に求められます。
子ネズミAさんは、自身のサイト回遊体験を省みて、それらを手順化し、客観的に自サイトをチェックするという方法を取り入れたようです。
その結果、ユーザーの立場でページを見直すことができ、直帰率、CV率が改善し売上アップに寄与したとのこと。ページを作って終わりではなく、アクセス解析データなども活用しながら、改善を繰り返すことでユーザーに親切なページになっていくいい事例ですね。
]]>アフィリエイトサイトを運用してから、早2年が経ちました。「最初に収益が上がったサイトはビギナーズラックなのか?」と思ってしまうほど、最近はうまく行かず苦しんでいました。ユーザーに対して良いサイトを作っているつもりなのに、自然検索からの流入がなかなか増えず悶々とする日々。
ところが、先月(2015年2月)、昨年の10月から作成しているサイトで、売上が徐々に上がってきました。記事数は約250記事ほどで、自演リンクなどの作為的なSEOは行っていません。このまま順調にいけば、今月の売上は10万円を超えそうです。
今日は、従来と今回のサイト制作手法の違いについて書いてみたいと思います。
]]> サイトを作成するときの意識について成果が出始めているサイトは、ネズミ小僧二号さんにアドバイスを受けながら作成していきました。今までのサイトと異なり、多種多様なキーワードでアクセスが集まっています。
従来のサイトは、立ち上げ後、半年経過しても1日のアクセスが30UUくらい。もちろん報酬はほとんど上がりませんでした。心が折れそうになりながら作業をしていた感じです。
しかし、今回のサイトは半年たった今、1日あたりのアクセスが300UUを超えています。売上は5ヶ月目に当たる先月が5万円、今月は少なくとも10万円を突破しそうです。
心が折れるどころか、楽しみながらサイトを運営しています。
「一体何が違うのか?」自分なりに分析してみました。
私はサイトを作成するときには、対象分野の本を徹底的に読み、ネット上のQ&Aサイトなども参考にしています。たくさん情報を集めて、余すことなく書いていけば「良いサイト」になって、Googleから評価されるだろう・・・以前はそんな風に考えていました。
そんな私に、ネズミ小僧二号さんは2つのことを意識するようにアドバイスしてくれました。
「狙っている検索ワードに対してGoogleはどんなサイト・ページを検索結果に表示しているか?」「自分のサイトがどんな検索ワードで評価されているか?」
例えば「教育ローン」と検索したときにGoogleが返す答えは何でしょうか?今、検索結果を見てみると1ページ目はすべて銀行のサイトが表示され、アフィリエイトサイトは1サイトも表示されていません。
その状況下で、(情報コンテンツベースの)アフィリエイトサイトを「教育ローン」というキーワードで上位表示させようとしても、なかなか難しいかもしれません。
なぜなら、現時点では「教育ローン」という検索ワードに対して、Googleがユーザーに返したい最適なサイトは銀行のサイトに存在すると考えられるからです。
今までの私は、こういったことをまったく考えていませんでした。
この例で言えば「教育ローン」をテーマに良いサイトを作ったら、Googleが「教育ローン」という検索ワードでも上位表示するはずだ・・・くらいに、ざっくりと考えていたのです。
「Googleの検索結果を見よう!」というアドバイスを受け、私は上位表示を目指すキーワードの選定に慎重になりました。つまり、検索結果にアフィリエイトサイトのような情報サイトが出てこないキーワードは極力避けるようにしたのです。
次にネズミ小僧二号さんのアドバイスに従い、徹底的にGoogleウェブマスターツール(WMT)を見ました。1週間単位でWMTの検索クエリのデータをダウンロードし、自分のサイトがどういった種類のキーワードで、上位表示されているのかを徹底的に調べました。
注意深く分析すると、あるキーワード群の塊がまとまって評価されていたり、逆に狙っているキーワードだけど、まったく評価されていなかったりするのが見えてきました。
例えば、肥満予防のサイトを作り「基礎知識」「医療系記事」「サプリの紹介」「運動方法」「肥満克服体験談」の5つのカテゴリで構成したとします。
その場合、運動方法に関するキーワードでは上位表示されているのに、医療系に関するキーワードについては全く上位表示しないといった傾向が見られるのです。
このようにWMTの検索クエリを分析すると自サイトの中で評価の優劣が存在していることがわかります。まずは現状で評価されているカテゴリに関して、コンテンツを拡充していけば投資対効果が高いのではないかと仮説を立てました。
実際にカテゴリに属するキーワード群に対して、記事の追加や修正を施したところ、上位表示される関連キーワードが増加していきました。新たなキーワードが増えるだけでなく元々評価を受けていたキーワード群もさらに評価が高くなるといった動きを目の当たりにしました。
このようにしてサイトを改善していったところ、新たに興味深い現象が起きました。今度は、評価を受けていたキーワード群と別のキーワード群が少しずつ上位表示されるようになったのです。先ほどの例で言えば、「運動方法」のキーワード群から「サプリの紹介」のキーワード群が評価されるといった動きです。
そこで、その新たなキーワード群に対し、同じように記事の追加・修正を繰り返しました。すると、いつの間にかアクセスが増えていきました。
ネズミ小僧二号さんのアドバイスを受け、今までの自分のやり方がいかに場当たり的であったか思い知りました。
・Googleがユーザーに対してどんな検索結果を返そうとしているのか?
・自サイトがGoogleからどのように評価されているのか?
この2つを意識しながら、ユーザーの立場でサイトを運営することで、ユーザーにもGoogleにも評価されるサイトになるのではないかとたいへん勉強になりました。
「孫子」の言葉に「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」があります。SEOで言えば、彼=Googleとユーザー、己=自サイトの評価といったところでしょうか。
この視点を忘れず、サイトの運営も戦略を持って運営することを心掛けていきたいと思います。
メディアを運営する場合、自組織が世の中に発信したい情報、ユーザーに伝えたい情報ありきで考える必要があります。
「良い情報を提供していれば、自然と検索エンジンからの流入が増える」ということは、確かにその通りではありますが、実際にサイトを運営していると、(良い情報を提供しているつもりだが)なかなかアクセスが集まらないという経験をする方も多くいます。
独りよがりの情報を提供していると、ユーザーにもGoogleにも響かない可能性があります。
「ユーザーが知りたいことは何か?」「自社で提供すべきコンテンツは何か?」「Googleに分かりやすく記述されているか?」など、近視眼的になることなく俯瞰した視野を持ちつつサイトを運営していくことができれば、「現状の把握」「課題の抽出」「改善案の立案」につなげることができるでしょう。
]]>前回、子ネズミAさんがレポートしていた通り、先日ライティング勉強会がありました。
私も学んだことを運営サイトに反映させたところ、サイト回遊率が向上しました。今日は、私が実施したこと、そしてその結果につながった要因について、私なりに考察したことをお伝えしたいと思います。
]]> 私が行った施策とはサイトの中で、直帰率が高くサイト回遊の起点になっていないページがありました。勉強会で学んだことを実践する絶好の機会と思い、そのページを一(いち)から書き直しました。
心掛けたことは下記の3点。
修正前は600字強の文字数で「この商品はこんなにいいですよ〜」と煽り気味に書いたものでした。ユーザーが描く理想の世界、そこにたどり着くための課題、その解決策について、一つひとつ丁寧に論証したところ4,500字となりました。
あまりにも文字数が増えたので、何度か推敲しましたが、ユーザーのことを考えて説明するとこのくらいの文字数が妥当という考えに至りました。
ユーザーが知りたいことについてブレなく伝えられたことで、「おっ、このサイトは自分の悩みを分かってるな…」と思ってもらえたのでしょうか。アクセス解析を分析したところ、そのページを閲覧したユーザーがサイト内の他のページを回遊する動きが見られるようになりました。
「ユーザーがサイトを信頼してくれて、サイト内の他の情報も読んでくれているんだ」と実感した瞬間でした。
今回ページを修正するにあたり、煽り文句は一切使っていません。愚直にユーザーの悩みにフォーカスし、理想の姿を手に入れる手段を、具体的な根拠を添えて提案しただけです。
私はこれまで商品紹介ページは、煽って買わせなければいけないという勝手な印象を持っていました。しかし、前回の勉強会に参加し、ユーザー一人ひとりに真摯に向き合い、文章を書くことが重要であると気づかされました。
ユーザーの悩みに共感し、一緒になって解決できるサイトを作ることができるように、分かりやすく伝えられるように心掛けて文章を書いていこうと思います。
前回の子ネズミAさんに続き、Bさんにもライティング勉強会で学んだこと及び施策事項のフィードバックについてレポートしていただきました。
勉強会では実際に書いた文章を元に、修正ポイントをお伝えしました。重要度の高い指摘事項は、自分本位になっていないか、読み手を意識して記述されているかといったポイントです。
自分が書いた文章を推敲するときにこの視点を持って読み直せるかがとても大切です。「自分が書いた文章を客観的に読む」ことができれば、他の人が読んでも読みやすい構成、文章になると思います。
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