こんにちは。ネズミ小僧二号です。
最近はページを公開後、Googleのキャッシュが早いばかりではなく、想定されるクエリワードでのSEO順位への反映も早くなっている印象です。
自サイトであれば、ページ公開後、Googleのインデックス状況や想定キーワードを順位チェックツールなどに設定しておけば、どのようなSEO順位になっているのかなどを確認することができます。
一方、競合サイトで直近で公開されたページがどのような状況になっているかを簡単にではありますが、チェックするやり方がありますので、今日はそちらをご紹介しましょう。
Googleのコマンドで対象サイトのURLを検索します。
その後、「Serch tools」をクリックし、期間指定を選択します。
デフォルトは「Any time」となっていますが、「Past hour」「Past 24 hours」「Past week」「Past mounth」「Past year」などを選ぶことができます。
ここでは、「Past month」を選択してみることにします。
すると、Googleが過去1ヶ月内に認識した当該URLの対象タイトルが検索結果に表示されます。今回は、下図の赤枠のコンテンツを対象にしましょう。私が3月30日に公開した記事です。
この記事は特にクエリワードでの流入を意識したコンテンツではなく、通常の情報提供コンテンツですので、タイトルタグから適当にキーワードをピックアップしてみます。
タイトルタグ
「キーワード調査ツール結果からコンテンツへ反映する過程で注意すべきこと|SEOマニア:平成のねずみ小僧」ピックアップしたクエリワード
「キーワード調査ツール」
「キーワード調査ツール コンテンツ」
「キーワード調査 注意」
SEOチェキ!の「検索順位チェック」でSEO順位をチェックしてみましょう。
実際にこのようなクエリワードで検索するユーザーはあまりいないでしょうが、Googleはしっかりとコンテンツをチェックし、評価しているというところがポイントです。「キーワード調査ツール」では17位ですが、「キーワード調査ツール コンテンツ」「キーワード調査 注意」では1位となっています。
今回は自サイトを例にしてご紹介しましたが、このような手順を踏むことで、競合サイトや当該セクタで気になるサイトがあれば、直近で公開されたコンテンツのチェックや想定ワードでGoogleにどのように評価されているかを確認することができます。
自サイトのコンテンツ企画の参考にしたり、競合サイトの潜在的なドメインパワーを感じることができるでしょう。やはり、ここでのポイントは、このようにGoogleのインデックス及びランキングへの反映が早くなっていることを受け、どのようにコンテンツ拡張をしていくかという戦略、戦術への落とし込みでしょう。SEOを意識したサイト運営をしていくのであれば、このような状況を捉え、サイトを一旦作ったから終了というスタンスではなく、継続的なサイト成長戦略が求められているのだと考えます。