これからのSEO -理論篇-

トランザクショナルなビッグワードSEOは滅びる運命か!?

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2014年02月22日 ネズミ1号:略称「T」

本日、たまたま某恵比寿の会社に勤めている友人と飲む機会があり、最近のSERPs風景の話になりましたが、トランザクショナルQWでのSERPsに異変が起きているようです。ハミングバードがロールアウトされてから、もうすぐ半年弱以上、Google+による行動データなども大分蓄積されてきた事だと思われます。NYTimesの記事にもありますがGoogleはPlusデータを活用し、より精度の高いADレレバンシーやSERPsレレバンシー精度を上げてきているようです。QW intentionのAI的な解釈が可能となり、特にInformationalな意図のQWについては、構造化されたWebサイトをTitle/Snippetから、よりナレッジグラフライクなUIで利用者の問い合わせに適切に答えようとしているように思えます。

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実務者のホワイトハット:プロダクトマーケティングそのものと捉えるべし!

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2013年06月11日 ネズミ1号:略称「T」

製品・サービス企画プロセスと同等のプロダクトマーケティングスキルが必要であると肝に命じろ!

検索結果はマーケットの縮図と述べましたが、まさに製品開発プロセスやサービス企画に準拠するプロセスがこの点で重要となります。
QDF/QDDというアルゴリズムがありますが、その時々の話題性や、ユーザーが打ち込むクエリワードについてどんな意図があるのか?また、その意図にふさわしい検索結果が表示されているか?と、Googleはあの手、この手で調整しているのです。「検索エンジンはマーケットの縮図」でもさんざん繰り返していますが、QW(クエリー・ワード)は検索者の「ニーズ・ウォンツ」を反映している鏡なのです。ここでは、「QWをどう捉えるかという考え方」と「プロダクトマーケティングに照らしあわせたサーチリザルトの捉え方」の基本について私の考えをまとめましたので参考にしてください。

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SEOとマーケティングプロセス思考のつながり

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2013年06月11日 ネズミ1号:略称「T」

1.セグメンテーション、2.ターゲティング、3.ポジショニング、4.マーケティングミックス(4P)

マーケティングプロセスというと経験のない方にはどういことかと思われる方もいるとは思いますが、「フィリップ・コトラー」や「MBAの教科書」などに載っている製品やサービスをどうやって作り出して、ユーザーに売ってゆくかという全体の流れを示したものだと思ってください。「SEOにどんな関係があるの?」と思われる方も多いと思いますが、限りなくホワイトな対策を今後やろうとする場合は、実は大いに関係があるのです。

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1.セグメンテーション(QWの「ニーズ・ウォンツ」=「intention」を汲み取る)

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2013年06月11日 ネズミ1号:略称「T」

QW解釈をベースにサーチリザルト上のマーケットを定義せよ

マーケティングの基本中の基本であるセグメンテーションについては、市場に存在するであろう「ニーズ・ウォンツ」を発見し、そのニーズを構成する母体が商売するに値する規模と性格を有しているかという点が出発点となります。当然商売するには小さすぎるニーズ群であれば、もっと違ったビジネスに乗るニーズ・ ウォンツを発掘(探す)のがマーケッター、または商品・サービス開発者の主たるミッションとなります。

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2.ターゲティング(攻略するQW群を絞る)

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2013年06月09日 ネズミ1号:略称「T」

自分のサイトをどのポジションに食い込ませたいか?難易度、競合度、投資対効果の点で考える

グループ化したセグメントの内、ボリューム、収益性、成長性、何度の点から有利に狙えるセグメントを定めます。これはSEO的な観点でいうとターゲットするQWのROIなどの見極めとそのワードでの対策難易度などを検証するプロセスに重なります。

一般的なマーケティングプロセスでは、このターゲティングというプロセスで3つのアプローチ手法が提唱されています。

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2.1サーチリザルト上での競合分析(実践)

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2013年06月08日 ネズミ1号:略称「T」

競合分析データは基礎データとしてDB化&メンテナンスせよ!
メンテナンスすることで戦略資産作るつもりで作業しよう!

サーチリザルト上での競合分析→競争要因の抽出。日々KPI/KGIを追う中で、この作業は一見不毛な作業と思われるかもしれませんが、この作業を誤ると、これから投資する稼動やお金が全て無駄になるくらい最も重要な作業です。

<具体的な進め方>
具体的にどう進めるかというと、対象となるクエリワードについて、利用者がどういった意図で検索しているかを考えながら、サーチリザルト上で1ページ目に掲載されているサイトについて実際にクリックしてサイトの隅々までどういったサイトであるか確認していきます。その際個々のホストのページランク、バックリンク数、ドメインエイジなども合わせて確認し、エクセルなどでデータベースとして扱えるように整理しておきましょう。

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3.ポジショニング(絞ったQWに対して競合優位性を確立する)

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2013年06月07日 ネズミ1号:略称「T」

目指すポジションへ食い込むために具体的な処方箋を考えるプロセス

ポジショニングとは、ターゲットの頭の中に、他の商品・サービスと差別化していると認知される明確で価値ある製品イメージを作り出す活動です。本来ポジショニングは、企業・事業・製品の3段階ありますが、あなたの運営するサイトの役割に応じて広義な範疇でまずは捉えてください。

サイトやページに置き換えてみると、「サイトやサービスの属性(機能、情報、デザイン、コンセプトなどの特徴)をシンボル化して、強調化する作業といえます。輪生的側面や機能的側面、象徴的側面、経験的側面をシンボル化、強調できるか考えてみるプロセスです。

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4.運用(PDCA:ホストステータスを理想ポジションに導く)

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2013年06月06日 ネズミ1号:略称「T」

マーケットが常に変化するようにGoogleも常に変化すると思え
変化に対応すべくPDCAを回すことが重要

QDF/QDDは日々変化しています。「競合分析表」をデータベース化またはリスト化することで、日々の変化をウォッチし、対策を練るベースデータとして活用することができるのです。KWのROIを算出する際も実際に自社サイトやページが当該ランクに入った際のトラフィックデータや収益性など日々レコードしてゆくことで、年間を通したトレンドや平均収益率、収益額なども算出できるようになります。要するに、これは情報戦ということです。正確な情報をいかに蓄積し、企画や施策の方向性を判断する際の決め手となる有効な基礎データを持っているか否かで全ての勝敗が決まるのです。

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