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月額固定課金の外部リンク施策付きSEO営業電話に注意せよ

2014年06月29日 ネズミ2号:略称「M」
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こんにちは。ネズミ小僧二号です。

最近は、SEO会社が事業撤退、合併等のニュースもあり、以前のようにSEO会社からの営業電話がないのかと思いきやまだ営業してくる会社があるようですね。

先日、知り合いの方から、「SEO会社から営業電話があり、いかがなものか?」との相談がありました。まだSEOの営業電話が掛かってくるんだなぁなんて驚きながらも、本人の了承を得ましたので、少しばかり共有したいと思います。



SEO業者とのやりとりをいくつかご紹介

今回営業してきたSEO会社との電話のやり取りをいくつかピックアップしてご紹介します。

営業電話のきっかけ

営業電話はPPC広告をフックに掛けてきたそうです。

「『○○○』というワードでリスティング広告を出稿されていますよね。SEOではそのキーワードで上がっていないようですが、どのような施策をされていますか?うまく行っていますか?」

ねずみ小僧:この切り口、テッパンですね。リスティングをクリックして、営業リストを作り、そこに電話を掛けるという胡散臭い手法です。

内部施策それとも外部施策

最近は、従来の外部リンク一辺倒のSEO施策は成果が出しにくくなっていることから、下記のような手口で切り込んできます。

「やはり、Googleは内部施策と外部施策という2つの側面があって、いくら内部をしっかりしても、外部施策、つまり被リンクがないと上位表示は難しいんですよね」

「当社は、アルゴリズム解析チームがおりますので、Googleのペナルティにならないリンクを開発しているので問題ありません。万が一、問題があったとしても、コントロール可能ですので、ご安心ください」

これまでペナルティを受けたことはないんですか?の問いに対しては、
「はい。当社だけのSEO施策ではペナルティはありません。これまで他の業者さんのリンクが付いていたりして、たまたま当社とのご契約の時にペナルティ警告があったことはありますが、その際は、不自然なリンクを削除するお手伝いをさせていただきました」

ねずみ小僧:信用なりませんね。

外部リンクは開示してくれますか?

「外部リンクは開示できません。なぜなら、当社解析チームの秘匿性の高いノウハウだからです」

いや、こちらは内部でリンク用のサイトを保持しようと思っていませんので、契約を巻いて開示してくださいよ?の問に対しては、
「いや、やはりそれは難しいんですよ。私もこうしてお電話していますが、私自身もそのノウハウは伝えられていないんです。むしろ、開示に対応するSEO会社さんのほうが怪しいですよ。自らのノウハウを流出しているようなものですからね」

ねずみ小僧:開示すればいいのに…。

実績は?

「当社は6ヶ月、12ヶ月といった契約で月額固定で対応しています。継続率が95%以上です。つまり、契約にご満足いただいているお客様がほとんどです」

ねずみ小僧:本当に?

金額は?

「当社は事前に何度かお打ち合わせをさせていただき、対象キーワードを決めさせていただき、それからお見積書を出させていただいています」

ねずみ小僧:ROIは必ずチェックしてください。

まとめ

知人もあれこれ質問をしてみたとのことですが、予め答えを用意しているかの如く、スムーズに回答が返ってきたから、ちょっと信用しちゃおうかなと思ってしまったと言っていました。

他にも細かいところを聞いてみたら、ツッコミどころが満載でしたので、知人には「このご時世、美味しい話しはないから注意するように」と釘をさしておきました。

もちろん、優良なSEO業者も存在しますので、発注者側もしっかりとした知識を持つ必要がありますね。最後に「こちらを読んでおきましょう」と伝えておきました。

「SEO が必要なケース」Googleウェブマスター ヘルプ

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