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アフィリエイトサイトで早期にキャッシュを生み出す流れにチャレンジ

2015年01月04日 ネズミ2号:略称「M」
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2015年、明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。2015年もどうぞよろしくお願いします。

本年一発目の投稿は、子ネズミAさんによるアフィリエイトサイト構築の手法について語ってもらいます。

これまで多くのサイトを運営してきたからこそ立ちはだかった壁なのでしょう。新たなチャレンジでどのような試行錯誤が生まれるのか楽しみです。



第13回:サイト構築の早い段階でキャッシュポイントを用意

こんにちは。子ネズミAです。

2014年後半から、新たな手法でサイト(アフィリエイトサイト)の構築に取り組んでいます。

従来は、サイトにアクセスが集まってきたらキャッシュポイントを仕込み、売り上げが発生するのを待つというやり方でした。この手法では、「アクセスが集まる」という不確定要素もあり、機会損失を招いているのではないかと常々感じていました。

つまり、今までの私の構築方法は「サイトの立ち上げ⇒アクセスが集まる⇒キャッシュポイントを仕込む」という流れでしたが、これだと最初に集まっているアクセスに対してなんのアプローチもできていません。サイト運営を事業としてやっていく場合、ここを何とかしたいという課題感を持っていました。

ここで「アクセスが集まってきたら」と表現していますが、ではいったい「どれくらいでアクセスが集まったと言えるのか?」「それはどのタイミングなのか?」「アクセスが集まらなかったらどうするのか?」という自分自身から湧いて出てくる疑問に対して答えを用意できていない状態でした。

この疑問に対するひとつの解として、早い段階でサイト上にキャッシュポイントを用意するという取り組みに着手したのです。

潜在的な欲求を喚起できるコンテンツを作成したい!

商品を求める人の心理変化には必ず購買までの段階があります。「〇〇を解決したい!⇒○○を解決する方法は?⇒〇〇を解決する為に必要な物は?⇒商品の購入!」といった具合に。

サイトにアクセスしてくれた人が、購買プロセスのどこの段階に当てはまるかはわかりませんが、少なからず対象ジャンルに対して興味・関心があることは間違いないでしょう。

何かしらの情報だけを求めている人、問題解決をしたい人、ある商品をすぐにでも購入したい人などなど。

私は情報を探しているだけの人にも潜在的な欲求を掘り起こすことができるコンテンツを提供したいと考えています。

「あなたもご経験ないでしょうか?」

何か商品やサービスを購入するつもりはなかったのに、情報をサーチしていたら、知らず知らずのうちに夢中になっていて、ついついお金を支払っていたことが…。

私はちょくちょくあります(汗)。

購買プロセスの流れにうまく乗せられて、「そういえば、これ悩んでいたんだよな~」⇒「これを買えば解決できるかも?!」と私の潜在的なニーズが喚起された瞬間です。

サイト上での購買プロセスの流れはヘッドピンから攻めたい

もちろん、購買プロセスの構築は、アクセスが集まりアクセスキーワードから属性にあった情報やサービスを提供していくの理想です。しかし、最初の段階ではそういった情報がない状態で進めていかなければなりません。

そこで、最初に作るべき流れは、「(自分が)サイトに絶対に取り入れたいこと」や「当該ジャンルの王道となる購買プロセス」であり、そのために大切なことは、市場のリサーチ、特に購買プロセスに関わるキーワードの補完と消費行動の仮説だと考えています。

こうしたリサーチをしっかりと行っておくことで、早い段階でキャッシュポイントを設置したとしても売り込み色の強いサイトにはならずに、適切なオファーを提示できるようになります。

キャッシュポイントを設置することで、サイト立ち上げ直後のアクセスに対しても、自サイトで提供できるコンテンツを返すこともできるし、これから書くべきコンテンツも見えてきます。もちろん、既存コンテンツと新規コンテンツの関連性も担保した状態になり、ユーザーのサイト内動線を踏まえた指標設定もしやすくなると感じています。

ネズミ小僧二号より

今回のテーマはアフィリエイトサイトを運営してまだ日が浅い方には難しい内容かもしれませんね。子ネズミAさんはこれまで多くのサイトを運営してきて、その中から自身が課題と考えている点を改善すべく、新たなサイト構築の取り組みを始めたとのこと。

サイトテーマにおける市場、ユーザー行動、消費行動を十分リサーチし、どのようなユーザーに対し、どういった情報を提供するのか、といった事前リサーチがとても重要であることを示唆しています。

たしかにこのようにサイト構築前に準備が整っていれば、サイトのポジショニングや他サイトとの差別化といった要素も取り入れて、魅力的なサイトが構築できるでしょう。

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