こんにちは。ネズミ小僧二号です。
サイト運営において、SEOは集客の一部であり、ひとつの手段に過ぎませんので、その他の流入経路を自身で経験できたことは非常に貴重なことだと思います。
今回は子ネズミAさんが運営するサイトの認知度が高まるに連れて、どのように状況が変わったのか、心境も含めて紹介してくれます。
こんにちは。子ネズミAです。
私が運営しているサイトのことを同業の方に結構知ってもらっているなぁと感じる出来事がありました。(ここで言う同業とはサイトやブログを運営されている方のことです)
先日、同業者が集う会に参加した際、初対面の方に、「あ~!あのサイトの運営者さんですか!知っていますよ!有名ですもんね!」とお声掛けいただきました。突然のことでビックリしましたが、とてもうれしかったです。
さらに他の知人からは「この前、別の集まりでも話題になっていましたよ!」と報告を受けました。私から特別な働きかけをしたわけでもないのに、このような状況になるとは…、サイトが認知されることってすごいことなんだなと思った次第です。
サイトが世の中に認知され始めるとサイト名を検索したユーザーのアクセスが増えるようになってきます。「楽天」「アマゾン」「価格.com」などのブランドワードと同じようなことになるのでしょうか。(規模感は全く違いますが…)
私は期せずして、ナビゲーションクエリの威力を思い知ったのです。アクセス解析を見てみるとサイト名でサイトに訪れたユーザーが商品を購入してくれていることが分かりました。
その時、私はこのように思いました。「ライバルが狙うキーワードとは全く別の入り口ができるので飽和することがない!しかもGoogleからペナルティを受けなければ圏外に飛ばされることもないだろう。訪問してくれるユーザーのためにもしっかりとサイトを運営して行こう!」と、俄然モチベーションもアップしました。
ジャンルやサイトの特徴によって違うかもしれませんが、私のサイトは同業者が広めてくれていました。ユーザーさんも口コミで広めてくれていたらうれしいですが。
「このサイト素敵ですよね!」という感じで、サイト運営者同士で紹介したり、研究してくださったりしてくれています。
おそらくサイト滞在時間やリピート数も高くなっているのでしょう。SEOにそれらの動向数値が影響を及ぼすのかどうかは分かりませんが、悪い指標にはならないと考えています。
実際、オフラインでサイト認知が広がっている間に、ブログで紹介していただいたり、サイトに訪問していただいたりしました。いろいろな要素が重なり合うかと思いますが、そのタイミングでSEOターゲットワード群が上昇したり、訪問者数がぐんと増加したりしました。
このような状況を目の当たりにして、これまではユーザーのために役に立てるサイト、ワクワク感を抱いてもらえるようなサイトを作ろうという一心で構築してきましたが、この思いは同業者にも伝わるのではないかと感じました。
そのため、同業者にも見てもらえる露出経路を用意しておいてもいいのではないかと思っています。
・メルマガ
・ブログ
・ツイッター
・Facebook
何でもいいです。同業者の目に触れる所に少しでも提示していくこと。
さらにそのサイトを運営していく中で得られたデータも一緒にプレゼントするくらいの気持ちで露出していくと喜んでもらえます。
このように広まっていくと、自然とブログ運営者さんが記事(ネタ)として紹介してくれる可能性も高まってきます。口コミ、さらに紹介リンクも掲載してくれることもあり、露出経路の拡大にもなります。
今回は私が運営するひとつのサイト事例から得られた気付きですが、とても大きな経験ができたと感じています。少しでもお役に立てれば幸いです。
ユーザーの検索意図は、ナビゲーションクエリ、インフォメーションクエリ、トランザクションクエリに大別されます。
SEOは購買意欲が高いワードでの上位表示や情報検索ワードを広く囲い込みアクセスを集めるというイメージもありますが、サイト運営において、ブランドワード検索(ナビゲーショナルクエリ)が積み上がっていくことは、とても重要な要素となります。
ユーザーが認識した状態で指名検索として訪れますので、競合性が低く、新規訪問及び再訪問者数が増加すれば、基盤の堅いアクセスを構築することができます。
今回の子ネズミAさんの体験記事では、露出経路が広がったことで心境の変化がよく表われていますね。