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訪問者に親切で分かりやすいサイト表現になっているか

2015年03月02日 ネズミ2号:略称「M」
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こんにちは。子ネズミAです。

先日、ねずみ小僧2号さん主催のライティング勉強会に参加してきました。参加メンバーは、子ネズミA(私)、子ネズミBさん、子ネズミCさんの3名。

ライティングといっても、よくある「売るための文章術」や「人の感情を揺さぶる文章」などではありません。どんなウェブサイトにも必要な「訪問者に親切で分かりやすいサイト表現」というテーマです。



制作者の独りよがりは訪問者に意図は十分伝わらない

サイト作成に没頭すると物事を客観的に見る視点が薄れてしまうのかもしれません。偶然にも今回参加したメンバーは皆思い当たる節がありました。

「(自分が)思いを込めて作っているサイトなので、自分にとって分かりやすいサイトになりがち。しかし、制作者が分かっていても、訪問者に伝わりづらいことが多々ある。不親切な表現になっていないか推敲をする必要がある」とねずみ小僧二号さん。

リアルと何も変わらないのにWebになるとつい省いてしまう落とし穴

例えば、訪問者への「ご挨拶」と「ナビゲーション」。リアルの店舗であれば100%「ご挨拶」から始まり、分かりやすいように誘導します。

「こちらへどうぞ」「あちらへどうぞ」

こういった些細な文章が、ブログやサイトになると抜けがちになるようです。私のサイトでも見事に抜け落ちていました(汗)。

訪問者はグーグルやヤフーの検索ボックスにキーワードを叩き、私のサイトにアクセスしてくれます。キーワードに沿った情報を提供しつつ、適切な誘導があるか?ないか?で、その後の訪問者の行動が変わります。

サイト運営をしている限り、必ず目的があるはずです。「商品を提供したいのか?」「
情報を提供したいのか?」「電話で連絡してほしいのか?」「フォームで問い合わせをしてほしいのか?」など。

こういった目的があるのにもかかわらず、その後のナビゲーションがないために、不自然なサイト構造や説明文になっていることに気付きました。サイト上で「いらっしゃいませ」「それでは、こちらへどうぞ」といった『おもてなしの精神』を意識しながら、丁寧にサイト表現をしていきたいと思います。

私(訪問者)の求めている情報があるのか?どんなサイトで、何が掲載されている?

訪問者のほとんどが、情報を探すためにサイトに訪れます。

「自分が知りたいことがこのページにあるのか?」という視点で最初のページを見て、瞬間的に「求める情報がある」「求める情報はない」と判断します。もし「ある」にもかかわらず、「ない」という判断をされてしまったら、それは分かりにくい表現になっているのかもと改善する必要があります。

検索キーワードに対して分かりやすい回答を、分かりやすい表現で伝える。それができれば自然と読んでもらえる可能性が高くなり、次なる誘導(ナビゲーション)にそった行動を促すことができます。

訪問者がいったん読もうという姿勢になれば「こういった情報を掲載しています」というサイトの全体像に従い、ストレスなく必要とするページにたどり着くことができるでしょう。

アクセス解析などのツールを利用しながら、ユーザーのアクセス動線を分析することで、自分のサイトが「必要な情報が提供できているか」「分かりやすい表現になっているか」など複合的な視点で改善することができるようになりました。

ネズミ小僧二号より

子ネズミAさんはリアル店舗での経験があるため、店舗で当然のようにできていることがウェブサイト上でできていないことにショックを受けていました。

私自身も気を付けないと独りよがりのサイトになってしまうため、自戒の意味も込めて、皆さんに説明させていただきました。

書いた文章に対し客観的視点を持って推敲するということが非常に重要なことだと思います。どのような視点で推敲すればよいのかを記したチェックリストを自分用に作っておくことをオススメします。そのチェックリストは随時アップデートすることにより、オリジナルの推敲チェックリストに磨きが掛かっていくでしょう。

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