検索エンジンの本質

検索結果はマーケットの縮図。

2013年05月05日 ネズミ1号:略称「T」

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サーチリザルトには「今」と「これからの」マーケティングヒントが詰まっている

一般的に、あるサービスを立ち上げて、集客したり、知っていもらうために、プロモーションを行うと思いますが、その際には必ず商品やサービスについ ての特別なセールスポイントを強調するはずです。実力の伴っていない商品なのに、嘘をついて誇大広告を打つと後で手痛いしっぺ返しが返ってくるだろうことは皆さん容易に想像できると思います。



これは今までの経験を踏まえた個人的な見解ですが、SEOという言葉は、あくまでもそうしたネタを商売に し ている企業や職種の方々のための言葉であって、本質的には、運営しているサイトの価値がマーケットの中の特定ユーザーニーズに応えることができる価値を提供しているか?またビジネスとしてやる場合は、その価値を健全な形で収益を生むことができるビジネスモデルが組まれているか?というサービス開発、ビジネス企画の根本的なお話に行き着くことになると考えています。

近年、企業内でSEO担当と呼ばれる人達は、自社のビジネス優位性のギャップと特定QWで順位を上げるというギャップに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?

検索キーワードは市場のニーズを反映した写し鏡

Googleサーチリザルトの生命線は、「ユーザーがある意図をもって入力したキーワードに対して、いかにユーザーの望む意図に即した結果表示をさせることができるか?」という命題にどうこたえるかということに重点が置かれているといって過言ではないです。

検索しても、「欲しい情報が見つからない・・・」という感覚をユーザーに与えてしまった時点で「Goolgeは使えない!」という印象をユーザーが持ってしまうことは簡単に想像できることだと思います。

バックリンクや、キーワードスタッフィング、コンテンツファーム、301リダイレクト、パークトドメイン、ディシシブ(クローラーを欺く)ドメインリダイレクトといったように以前であれば即効性のあるようなブラックハットをやっても、本質的には意図する検索ニーズを満たすことができない情報やサービスであるならば、近い将来必ずGoogleの検索結果トップから消えてなくなることは確実に断言できます。

なぜならば、Googleがそうしたページやサイトを放置することは、自らのビジネスモデルやエコシステムを崩壊させることになるからです。

皆さんいかがでしょうか?「サラリーマンしていると、いついつまでに予算体制のために○○ワードで5位圏内...」といった会話をよく耳にすることがあるかもしれませんが、事業会社が保有するホストでそうした考え方を今でも持っているとしたならば、近い将来取り返しのつかない、負債を抱えることになると肝に命じてください。

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