8月21日にWebmaster Central Blogで rel="author"に関する頻繁に問い合わせのある上級者向け質問に関するQAが公開されました。おそらく、GoogleWebmasterフォーラム上などでユーザーから問い合わせの多かった内容を取りまとめたものだと思います。また、このタイミングでこうした一般向けヘルプ対応も行われていることを考えるとGoogle社は今後どんどん対応してほしいというメッセージなのかもしれませんね。。当ブログの読者の皆様はもう大体の内容はご存知だと思いますが、まだ和訳が出ていないようですので、ポイントを翻訳しましたので参考までに。
第一パラグラフはrel=authorについての基本的な内容がつらつら書かれているだけでしたので、以下実務上必要になると思われるQA部分のみ和訳させていただきました。
rel="author"をマークアップすべき基準は以下の3つとなります。
また、そうした時に検索結果にマスコットの写真がきちんと引用表示されますか?例えば害虫駆除業者の場合、「パイドパイパー」といったマスコット名で記事を執筆したいのですが?
マスコット名 で 記事を書くことはOKです。「パイドパイパー」というアイデアは利用者もきっと気にいるアイデアですね。ただし、検索結果の表示となると話は別です。 Googleでは、会社やキャラクターではなく、その記事を書いた人に注目したと考えています。顔の見える執筆者による記事ということが、検索結果上に 引用する上で、利用者の信頼を勝ち取るためにベストだと考えています。
質問のようなケース、例えば
英語ページ「example.com/en/article1.html」
フランス語ページ「example.com/fr/article1.html」
というように言語毎に記事がある場合、著者の母国語言語登録したGoogle+一つだけマークアップすればOKです。
現時点では、1人の著者による記事、ブログ投稿にしかGoogleは対応していません。共著(2人以上)による投稿や記事などをどう扱うべきかについは、誠意検討中です。
手っ取り早い方法は、Google+の設定のプロフィールメニュー欄の「検索でプロフィールをみつけてもらえるようにするボタン」をオフにする事です。
この他には、即効性はないですが、rel=authorマークアップをとってしまえばその内表示されなくなります。
rel=publisher はビジネス用途につかいます。具体的には企業アカウントであるGoogle+へリンクされます。一方で、rel=authorは著者個人です。双方とも マークアップによる+アカウントへのリンクという点では同一の機能を有しますが、これら2つは別個のものです。
著者認証とは、見識ある人によりあるテーマやトピックについて分析されたものだったり、その人による見解などが述べられていると明示するものです。これは検索結果の利便性を上げるために重要と考えています。よって質問にあるような不動産情報リストや商品ページは、これに該当しないと判断しています。
ただし、商品に対する役に立つ解説などが書かれた記事(商品ページ)例えば、カメラX対カメラY:アリゾナ砂漠で検証!といった内容でしたら著者認証をマークアップしてもいいでしょう。