ピックアップ,最新動向,突撃!マット・カッツ

ウィジェットとかインフォグラフィックを使ったリンクビルディングはノー!!です。

2013年08月13日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日の質問は、マドリッドのクリスチャンからだ。「ウィジェットやインフォグラフィックなどの埋め込みコードの扱いはどうしたらいいでしょう?rel="nofollow"とすべきですか?ぶっちゃけそもそもデフォルトでrel="nofollow"っとなっているべきですか?それとも、張る側の人に”このウィジェットにはリンクが含まれています"nofollow"で実装するかもしくはリンクは実装しないかアドバイスなどきちんと注意喚起すべきですか?」

matt:私の答えを述べましょう。ウィジェットやインフォグラフィックなどに含まれるリンクについて、率直に言って「ノー」です。特にウィジェットについてはrel="nofollow"とすべきです。以前ビデオでウィジェットに関するリンクについて述べたことがありますね。たとえば、サードパーティウィジェットで、リンクがキーワードリッチなアンカーテキストになっていたりとか。



matt:僕はここであえて強調したいんだけど、ウィジェットとかインフォグラフィックをリンクを集める手段・手法して使うのは止めてほしいのです。

matt:多くのサイト運営者はウィジェットのコードを簡単にペーストするんだけど、そのコードの中で何が起きているか理解している人が少ないんじゃなかなぁ。例えばエディトリアルチョイスみたいなウィジェットがあって情報をピックアップしながら掲載するようなものなんかは、皆さんサイトを着飾るために実装したがるのだろうけど、実際にそのウィジェットがどういうリンクジュースを送っているのか貼り付けた人はあまり意識しないだろ。だって、サイトの右サイドとかに情報掲示板みたいなのが動いてたらカッコイイいいし、それだけが狙いなんだと思うからね。

matt:Google的にはこういったサイト運営者が見た目だけで飾っているようなウィジェットからサイトによる投票行為に当たるようなリンクシグナルを送られると大変迷惑なんだ!

matt:これはインフォグラフィックについても言える事だね。インフォグラフィックを何故、皆が使うようになったか僕なりの考えなんだけど、ブランディングだったり、ウケを狙うようなインフォグラフィックを使って「いいね・・いいね」とか「Tweet..」してもらってトラフィックを稼ぐこと、それを通してサービスやブランドを知ってもらうことを目的としているケースが多いんじゃないかな。

もう分かっただろ、ウィジェットを使ったリンクビルディングや、インフォグラフィックも今後はそうなると思うけど、こうしたリンクは記事執筆者が引用したり、役立つ情報としてお勧めしているリンクとは意味合いが全然違うと思うんだ。だからrel="nofollow"とすべきだね。

ねずみ小僧:明快なお答えありがとうございました。まぁあインフォグラフィックなどは、日本でも海外版のWebサービスなど簡単に作れるものも出て、めっちゃ流行るような兆しも出て来ている事ですし...ねぇ。
これは、ソーシャル上での伝播力を活かしたトラフィック誘導には使えますが、ページランクに貢献するようなリンクビルディング手段として使っているような誤解を与えると、ペナルティリスクもあるので、rel="nofollow"にするようにということでなのですね。

ただし、ここで問題なのが、そうした認識がないままにウィジェットを貼り付けてしまったサイトはどうなるのか?この辺もしっかり教えてくださいよ!インフォグラフィックについては、確信犯な感じもしますので、Webサービスを活用して作ったインフォグラフィックなどは、きちんと組み込みコードの中身を調べて、リンクについては"nofollow"を入れておいた方が良さそうですね。


以前、アドバトリアル(記事広告ってのはお金をはらったやらせ、ユーザーをだましてはいけない)についてもマットさんがお話していましたが、この辺りをきちんと聞いている人にとっては至極当たり前のお話として受け取られるのかもしれませんね。
余談ですが、Google+上では今回のマットさんのお言葉に皆さん、「当たり前だよ!」って反応が出ているようですね。
私も賛成票を投じさせていただきました。

ねずみ的な免罪符をISSUEさせていただきました。。< ( _  _ ) >

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