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「200字の法則 伝わる文章を書く技術」-ウェブサイトやブログで記事を書く人にオススメ

2015年04月26日 ネズミ2号:略称「M」
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こんにちは。子ネズミBです。

今日は「200字の法則 伝わる文章を書く技術」という本をご紹介したいと思います。この本は、早稲田大学大学院教授の向後氏が、伝わる文章を書くプロセスを指南したものです。

記事を書いていると「書いている途中で論点がズレてしまう」「主張がぼやけて言いたいことが伝わらない」と、思い通りの文章が書けずに悩んでしまうことはありませんか。

そうした悩みに対して、この本は有意義なヒントを与えてくれます。ウェブサイトやブログで記事を書く機会がある人にはとても役に立つでしょう。



「200字の法則 伝わる文章を書く技術」はどんな本なの?

この本では「書く」という行為を以下の4つのステップに分解しています。

  1. ネタの発想
  2. 情報収集
  3. 文章構成
  4. 推敲

ステップごとにコツが分かりやすく紹介されており、これらを身に付けることで、1,000文字程度の文章がスピーディーに書けるように工夫されています。

この本を読んで特に良かった点

私がこの本で一番役に立った箇所は「③文章構成」です。

と、文章の種類ごとにおすすめの構成パターンが紹介されています。

これらパターンを参考にしながら、文章を書いていくと、論点がズレたり主張がぼやけることが少なくなりました。

本を参考に文章を見直してみたところ

上記の構成パターンのうち、私がサイトで活用したパターンは以下の3つ。

特に「商品レビューに役立つ紹介文/推薦文のパターン」はお気に入りで、以前はダラダラ書いていたレビューが、簡潔になり、読みやすくなったと思います。

実際にウェブサイトの文章を見直してみたところ、レビューページからアフィリエイトタグのクリック率が高くなり、商品の公式サイトへの送客率が以前よりかなり改善されました。

ユーザーに伝わる記事を書くために

私はもともと記事を書くことが苦手で、書く時間よりもモニターの前で考え込む時間の方が長いタイプでした。

「どうやったらスラスラと読みやすい文章が書けるんだろう・・・」と悩んでいたところ、ネズミ小僧二号さんがこの本を紹介してくれました。

この本では、ネタ集めから文章構成、推敲までの一連の流れが詳細に解説されており、書くことが苦手な人でも、まずは構成パターンに当てはめるだけで読みやすい文章が書けるようになるのではないかと思います。

ウェブサイトやブログを運営していて、「イマイチ、読みやすい記事が書けないな・・・」と悩んでいる方は、この本をお手にとってみるといいかもしれません。きっとよいヒントが得られるでしょう。

ネズミ小僧二号より

文章に関して、正解というものは特になく、人それぞれ個性が出てしかるべきものです。しかし、文章の種類によって、主張すべき論点、補足すべき事柄などがあり、それらが不十分であると、読み手にとって理解しづらい文章になってしまいます。

文章術に関しては様々な書籍がありますが、「200字の法則 伝わる文章を書く技術」は基本的なところを分かりやすく、「なるほど!」と納得感があるように書かれています。

現在、子ネズミさんたちに本ブログにノンジャンルで体験談を寄稿してもらっていますが、回を重ねるごとに文章も上手になってきていますね。

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