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サイトのSEOに関する基本的な情報を効率的にチェック!「SEOチェキ!」の勘所

2013年06月22日 ネズミ2号:略称「M」
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競合サイトや気になるサイトの基本的なデータを一括で収集してくれる「SEOチェキ!」をご紹介。基本的なサイトSEOチェック機能では、対象URLのSEOにおける基本的な項目を確認することができます。当然、このツールを使わなくてもそれぞれ個別に調査することはできるのですが、時間の効率化を図る目的で利用する価値ありです。ここでは私が競合サイトなどを分析する際に参考としている指標をお伝えしていきます。



SEOチェキ!で調べられる要素

「SEOチェキ!」ではサイトのSEOに関する要素として以下の項目を取得することができます。

その他、追加チェック項目要素として下記項目も調べることができます。

私がざっとチェックするのは、Title及びmetaタグ情報、GooglePR、インデックス数、ドメイン取得年月日と主要ディレクトリ登録状況です。

Title及びmetaタグ情報

これまでのSEO施策及び検証を通じてタイトルの付け方は非常に重要な要素であると考えております。ただ単にSEO対策ワードをタイトルタグを記述しましょう。全角35文字以内でまとめましょう。といった教科書的なことではなく、サイトポジションに沿った各ページの役割を認識した上でのタイトリングが重要です。また運用フェーズでは適宜チューニングも必要となってきます。

GooglePageRank

GooglePageRankは、Googleが開発した重要な技術でページの重要度を決定するためのアルゴリズムの結果0~10段階で評価される指標です。PageRankが高いからといって上位表示されるというものではありませんが、当然0よりは1、3よりは4のほうが良いのです。当該ページがどのようにGoolgeで評価されているかを示すひとつの指標となります。

インデックス数

当該ドメインにおいてどの程度Googleでインデックスされているのかを把握するためにチェックします。実際にパブリッシュされているページ数とGoogleが認識しているページ数は同じではありませんが、インデックスされているページの全体像を把握した上で、個別にsite:検索で個別のページを調査したり、sitemap.xmlでどのようなページ構成になっているかを細かくチェックしていきます。

ドメイン取得年月日

ドメインヒストリーは古ければ良いというものではなく、どのようなサイトがいかに運用されてきているかのほうが重要な要素です。ドメインヒストリーが少ないドメインでも短期間でSEOに成功した事例を数多く経験してきておりますので、一概に判断はできませんが、ドメインの歴史があり、しっかりとサイトポジションを確立し、不正なSEO施策を行っていないドメインは現状からみると非常に強固なポジションを確立していると言わざるをえないでしょう。しかしそのようなサイトも現状にあぐらをかき、サイトの進化を止めた時点で下降の一途をたどるかもしれません。

主要ディレクトリ登録状況

Yahoo!カテゴリ、Jエントリー、BPNディレクトリなどのディレクトリ登録サービスに登録されているか未登録かをチェックすることができます。これらのディレクトリに登録することがSEOに有効化どうかは分かりませんが、ドメイン運用者のSEO本気度をちょっと垣間見るためにさっと見ています。深い意味はありません。

SEOサイトチェックでは見るべき指標はしぼる

特定のサイトの基本情報で見るべき指標はそれほど多くはありません。たくさんの指標があり、あれこれ迷ってしまうようであれば、見るべきポイントを絞って、比較検討するようにしましょう。こちらの数値を見てSEOが強い、弱いを判断することだけは避けてください。「これからのSEO -理論篇-」を参考に、サイトの中身(ポジション、構造、要素)をしっかりと見て、そのサイトの特徴を把握するようにしてください。自サイトがそのジャンルに挑む場合にどのようにサイト戦略を取っていくべきかを考えることのほうがとても大切なことです。

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