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ターゲットキーワードの流行を把握!Googleトレンドの基本機能と使い方

2013年07月08日 ネズミ2号:略称「M」
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キーワードリサーチで活用したい「Googleトレンド」の使い方をご紹介します。Googleトレンドは、2つ以上のキーワードの人気、トレンドを時間軸にて比較することができるツールです。対象とするキーワードのどちらが多く検索されているかまた時系列で当該キーワードの需要はどのように変化しているのかをチェックすることができます。

ここではGoogleトレンドの基本機能と考え方についてご紹介します。



Googleトレンドの基本的な使い方

トレンドを把握したいキーワードやフレーズをGoogleトレンドの検索エリアに入力することで、指定した期間のトレンドをグラフで分かりやすく表示してくれます。エリアや期間を変更することで、結果を修正することが可能です。

「SEO対策」というワードでトレンドをチェックしてみました。2012年に入って下降トレンドが見て取れますね。google-trends_1.jpg

次に「消費者金融」と「キャッシング」の2ワードでの比較データです。消費者金融というキーワードが時間と共に減ってきていますね。たしかに消費者金融という表現は最近耳にしなくなりました。google-trends_2.jpg

青のグラフが「消費者金融」で赤のグラフが「キャッシング」です。余談ですが、アフィリエイトでキャッシングが全盛だった頃(2004年~2007年)、SEO「消費者金融」1位と「キャッシング」1位のサイトでどちらが稼げたと思いますか?

いわゆるビッグワード単体ワードでは「消費者金融」のほうが稼げました。ユーザーのインテンションが重要という一つの事例ですね。検索回数が多いからといった理由だけでキーワードを選定するのではなく、ユーザーインテンションを考慮することが大切なのです。

Googleトレンドのその他の機能

Googleトレンドではトレンドグラフの他、地域別の人気度や関連する検索キーワードに関する結果もみることができます。またニュースのヘッドラインというチェックボックスをチェックすることで、キーワードに関連する記事がグラフ上にプロットされます。グラフの山谷に関連するニュースをチェックすることができます。

Googleトレンドは人気ワードの比較で活用する

以上のように、Googleトレンドでは詳細な数値は表示されませんが、キーワードの特定期間におけるトレンドを把握するのに役立ちます。

このツールは、ロングテールを調査するために使うのではなく、比較的ポピュラーなキーワードまたはフレーズを調査し、SEOで狙うべきキーワードの選定やキーワード需要の変遷を見ていくために使うのが鉄則です。

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