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Googleサイトマップ作成ツール「sitemap.xml Editor」の使い方

2013年09月10日 ネズミ2号:略称「M」
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ウェブで簡単にXMLサイトマップを作成できるツール「sitemap.xml Editor」をご紹介します。そもそもサイトマップとは、サイト訪問者がサイト内で目的のページを見つけるのに困ったときに閲覧することがある道標的な役割を持つページです。一方XMLサイトマップは検索エンジンがサイト内のページを見つけるのに役立つファイルのことです。

Google検索エンジン最適化スターターガイド」では、サイトマップについて下記のようにポイントを解説しています。確認のために再度おさらいしておきましょう。

HTMLのサイトマップをサイトに置き、XMLサイトマップも使おう

サイトのすべてのページ、もしくは(何百、何千ものページがあるサイトの場合は)主要なページへのリンクが張られたHTMLのサイトマップ(sitemap《先頭が小文字》)があると、ユーザーにとって便利です。また、XMLサイトマップSitemap《先頭が大文字》)を活用すると、検索エンジンがサイト内にあるすべてのページを発見する手助けになります。

  • HTMLサイトマップはリンク切れなどを確認し、常に最新の状態を保つ
  • HTMLサイトマップを作るときは、ただリンクを羅列するのではなくテーマごとにまとめるなど、整理して並べる

改めて読まれていかがでしょうか?

自サイトでしっかり対応できているか確認してみるのもいいかもしれませんね。ここでは簡単にサイトマップの作成方法とチェック観点についてご説明します。



サイトマップ視点での分析手順

1.HTMLのサイトマップ

サイト上に置いたHTMLサイトマップを確認します。リンク切れが起きていないか、また各カテゴリ、ページが整理された状態で記述されているかを確認します。
時々アンカーテキストとリンクだけが羅列されているサイトマップを見ることがありますが、あくまでも訪問したユーザーにとって分かりやすいマップ(地図)になっているかという観点で見直すとよろしいかと思います。

リンク切れが起きているかどうかは、「リンク切れチェックツール」で確認することができます。

2.Googleにインデックスされているページの把握

実際にGoogleにキャッシュされているかどうかは、「site:検索」で調べることができます。

例)site:seomania.ez-nav.info/

実際に当ブログのGoogleキャッシュ状況を調べたのが下図です。

sitemapxml_1.jpg

3.「sitemap.xml Editor」を利用しsitemap.xmlを作成

続いてXMLサイトマップを作成します。「sitemap.xml Editor」を開き、URL入力欄に対象サイトのURLを入力し、サイトマップ作成ボタンを押すだけです。
sitemapxml_2.jpg

XMLサイトマップについてはGoogleウェブマスター向けヘルプセンターに詳しく書かれています。
https://support.google.com/webmasters/answer/183668?hl=ja&ref_topic=8476

Googleのインデックス数とsitemap.xmlのURL数を比較することで、どの程度Googleにキャッシュされているかを把握することもできます。

4.Googleウェブマスターツールで更新

sitemap.xmlをサーバーにアップロードし、Googleウェブマスターツールのクロール>サイトマップにて送信します。

エクセルを使って整形

作成したsitemap.xmlからURL一覧を作成します。
sitemap.xmlテキストファイルで開き、URLが記載されている箇所をコピーします。

sitemapxml_3.jpg

エクセルを開き、ペーストします。

sitemapxml_4.jpg

次に表全体を選択した状態で、データをソートします。

sitemapxml_5.jpg

URL以外の不要な行を削除した後、不要なタグをnullに置換することでURLの一覧が取得できます。

sitemapxml_6.jpg

まとめ

サイトマップについては、ほとんどの方が対応されているかと思いますが、これまで数多くのサイトを見てきて意外とサイトマップを軽視している事例が散見されましたので、ツールの紹介と共におさらいさせていただきました。

Google検索エンジン最適化スターターガイドに記述されているポイントは抑えておきたいところですね。

URL一覧のリストの活用法は今後またご紹介させていただきます。ここではsitemap.xmlからURLリストのみを抽出するやり方を覚えておいてください。

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