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検索結果からのクリック数アップを図る!「Google SERP Snippet Optimization Tool」の使い方

2013年09月23日 ネズミ2号:略称「M」
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本ブログも本格的に始動したのは6月ですが、3ヶ月ほど経ってウェブマスターツール上の検索クエリも徐々に増えつつあります。

ウェブマスターツールの検索クエリでは検索キーワード毎に表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位が表示されます。

クリック数やCTRはある程度の数値を満たさないとクリック数は「10未満」、CTRは「-」で表示されます。

本ブログの「google トレンド 使い方」というクエリワードでは、現在CTRが27%と表示されています。平均掲載順位は3.7位ですので、3~4位くらいに表示されているのでしょう。

みなさんが運用しているサイトの中ではこのCTRが他の検索クエリに対して著しく低い数値のものもあるかと思います。そのような時はT&Dの調整が有効かもしれません。今日はタイトルタグとメタディスクリプション(T&D)の調整に関するお役立ちツールをご紹介します。



ねずみ小僧ブログを例に説明

snippet-optimizer_1.jpg上図はGoogleウェブマスターツールの検索クエリに表示されている「google トレンド 使い方」の各項目です(一部伏せています)。

実際のSERPsはこちら。

snippet-optimizer_2.jpg
こちらでCTR27%ですので、悪くはない数値ではないかと考えております。

T&Dの調整を図り、クリック率を高めることができれば、その分アクセス数の増加が見込めるということです。

この際の注意点は3つ。
1つ目は、T&Dの内容と実際のランディングページで言及内容が異なると直帰率が高くなる可能性が高まります。
2つ目は、タイトルタグを大幅に変更するとGoogleのページに対する再評価が入りますので、順位の変動が起こる可能性があります。
3つ目は、上下のページのT&Dを対比しながら、自社のページのT&Dを調整します。もちろんユーザーに関心・興味を持ってもらえるコピー力が求められます。

T&Dの調整は、サイト運用の最適化フェーズになりますので、仮設と実証の繰り返しでより良く改善を図っていきましょう。

この調整作業を行うのに便利なツールをご紹介します。その名も「Google SERP Snippet Optimization Tool」です。
ネーミングもそのままです(笑)。使い方も説明不要なくらい簡単です。

「Google SERP Snippet Optimization Tool」の使い方

ねずみ小僧のページをサンプルで見てみましょう。Titleにタイトルタグ、Descriptionにサイト説明文、URLにはURLを入力します。

snippet-optimizer_3.jpg

すると、画面下部にシミュレート画面が表示されます。

snippet-optimizer_4.jpg

まとめ

これまでのGoogleのSERPsを見ているとタイトルタグが強制的に変更されたり、スニペット部分にmetaディスクリプション以外の文字列が挿入されたりとこちらが意図しない動きをすることがあります。

タイトルタグとディスクリプションは当該ページの内容を簡潔に示すためのものであるという前提に立つことが大切です。

テクニカルにキーワードを埋め込んだり、ページ内で言及していないにも関わらず強引に説明文に掲載するといったことは無意味な方法であることはご理解いただけるかと思います。

あくまでもサイトに訪れてくれる人に対してどのように表現すれば分かりやすいか、より情報を得ようとサイトへ訪問してくれるかを考えて調整を図ることが大切です。

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