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SEO担当者よ今こそ目覚めよ!SEO職のスキル不足を克服するために

2013年06月12日 ネズミ2号:略称「M」
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SEOという甘い香りが漂う言葉には、お金の臭いがプンプンしますね。日本の会社でもSEO部署を配置したり、外部のSEO会社を使って、何とかSEOで成功し売上を上げようと躍起になっています。

そんな重要なポストであるSEO職ですが、現実はどうなのでしょうか?

これまで企業のSEO担当(いわゆるインハウスSEO)を渡り歩いてきた著者が、SEO職の求人状況について、ひと言所感を述べさせていただければと思います。



やはり経営層が参画しないとSEOは無理なのか?

最近SEOの成功事例で出てくるサイト(ナナピやジョブセンスなど)は、経営者がSEOの重要性を理解しており陣頭指揮を執っていることが特徴として挙げられます。

SEOで集客できたら良いなぁと考えていても、すべての会社の経営者がSEOに精通しているわけではありませんし、経営者としてやるべき仕事が他にもたくさんありますので、そこまで手が回らないというのは分からないでもありません。

そこで、外部のSEO会社を使ったり、SEOの経歴を持つ人材を社内に置こうということになるのですが。

実際にSEO担当者として業務にあたっているとSEOの人材難を感じることが多々あります。特に事業会社のSEO職に応募してくる人材は、SEO会社に勤務の経歴の持ち主、ウェブディレクター職をなんらかの理由で辞めた経歴の持ち主がほとんど。時々アフィリエイトに疲れてSEOならなんとかできるかなといった経歴の持ち主が応募されます。

実際SEO職希望者の面接をしてみても

実際に応募者の方の面接をしてみると元SEO会社の経歴があったとしてもSEOについての知識が薄すぎるというのが本音です。

「これからはオリジナルコンテンツが大切です」とか、「パンダアップデートとペンギンアップデートの違い」が言えたところで事業会社の収益に直結しないわけです。

ですから、不採用の通知が届くことになるのですが。

しかし、それは仕方がないことなのかもしれません。SEOなんて学校で習うものではありませんし、つい最近までは外部リンクをいかに張れるかが勝負の決め手だったわけですから。

これからSEOという言葉が残る残らないは別として、ウェブマーケティングを生業とするのであれば、最低限のマーケティング知識、SEOの海外動向、実践に裏付けられたサイト戦略・戦術を以て向き合うべき職だと考えています。

海外のSEOブログをただ翻訳しただけのサイトやアフィリエイトを目的とした小手先のSEOテクニックなんて事業会社のSEO担当者として生きていく上では、何の役にも立ちません。

実践と知識の両輪をバランスよく身に着ける

私は当然のことながら実践しつつ海外のSEO情報発信サイトを常々チェックしています。残念ですが、日本のSEO情報は一歩どころか百歩くらい遅れを取っているのが現状です。時々解釈が異なっている情報を堂々とブログで公開していたりするので困ったものです。この悲惨な状況を打破すべく、当サイトでは生きた情報をお届けしていきたいと考えています。

実践事項は、限りなくホワイトなSEO手法で結果を残してきたメソッドです。しっかりとSEOの本質を理解し、たゆまず努力すれば経営層がプロジェクトに参画していようがいまいが関係ありません。結果は必ず出ます。

現在企業のSEO担当になられている方、これからSEO職へキャリアパスを考えている方は、ぜひご覧いただければと思います。情報は随時アップデートしていきますので。

経営層が参画しなくてもSEOに成功したサイトの事例として、あなたが手掛けたサイトが紹介されるのを楽しみにしています!

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