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7月18日パンダ・アップデート最終バージョンがロールアウト!?

2013年07月20日 ネズミ1号:略称「T」
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秋口までにこれから反映されるGoogleWebSpamチームが取り組む内容のおさらい

Seach Engine LandBarry SchwartzさんによるGoogle Confirms Panda Update Is Rolling Out: This One Is More “Finely Targeted”という記事がアップされました。GoogleがファイナルメジャーアップデートをPandaで実施したことを認めたという見出しですが、朝起きてpandaがアップデートされたんだなぁと執筆者が気がついたそうです。Pictures Of Google Panda Recoveryで根拠もレポートされているようですのでこちらも紹介します。Google社から公式な発表がないようですので、あくまでもルーモアベースという前提で公開させて頂きます。



This morning, I noticed a possible Panda update was rolling out, one that seemed to be “softer” in nature than the previous updates, where many webmasters who were originally hit by the algorithm are now claiming recovery.

どうやら、Barry Schwartzさんが管理している(もしくはクライアントの)サイトやページでpandaの影響を食らったものが今朝の時点でランキングが復活したようです。皆さんも御存知の通り現在パンダは公式なメジャーアップデートは発表されず1ヶ月単位でバックエンドでマイナーアップデートは改善運用フェーズに入ったという認識の方も多いと思いますので、Googleから正式なアナウンスがあるかは不明です。今後の経過に留意が必要ですが、具体的に公式発表がされるようならまた続報として要約させていただきます。またBarryさんが解析した内容など今後公にされるようでしたらこちらも追って確認予定です。

Pictures Of Google Panda Recovery(速報)

Google Panda Recovery - Webmaster Tools - click for full size

@AlanBleiweissより開示されたクライアントのGoogleAnalyticsデータ

Google Panda Recovery Analytics

Barryさんの説明ビデオです。

7月18日あたりから各サイトのアナリティクデータが根拠もなく改善されたことから事実上マット・カッツ氏がWebmasterHelpビデオの中で語っていた影響をやわらげるパンダ最終版のアップデートがなされたようだと解説。あくまでもビデオの前半だけですのでまだなんとも言えません。あとはUSATODAYの話や米国Yahoo!の検索結果デザインの話などへシフトしていますが、何れにしても今後の各方面での事例やGoogleの公式発表(多分ないように思いますが。。。)があるようならまた紹介予定です。(ねずみ小僧2号さん、週明けから海外出張ですのでこの内容のフォローお願い致しますm(__)m)

海外のブログやメディアでは、去る2013/05/13にアップされたGoogleWebmasterHelpビデオでマット・カッツさんが語った今後数ヶ月(日本でいう8月後半ぐらいまでに)GoogleWebSpamチームが取り組んでいる内容とはズバリ何か?について語った内容を根拠にpannda最終版がロール・アウトされたようだとかき立てているようです。ソースのビデオは↓こちらです。

What should we expect in the next few months in terms of SEO for Google?

このビデオを要約すると今後数ヶ月に下記4つの事柄について取り組むそうです。そのうち1つは、5月にあったPenguin2.0のメジャーアップデートです。そして、2番目にPandaアルゴリズムも改善すると言っています。これは、グレーゾーンにあるコンテンツに対していいものは救済するというコンセプトのアルゴリズム改善のようですが、5月の段階で、判断できそうなシグナルについて自信があったようですね。

1番目がより洗練されたリンク解析システム=>Penguin2.0

  • ペンギンアップデート ブラックハットな対策をしているサイトをより深いレベルで抽出するもの
  • アドバトリアル お金を払ってページやサイトに登録する行為はページランクに反映されるべきでないというもの
  • スパムリンクの温床となっているようなリンクネットワークなど上流から対策できるような検討(いいアイデアがあるとのこと)

2番目がパンダアルゴリズムの改善(これまでのパンダの影響を和らげるアルゴリズム改変)

  • 特にパンダアルゴリズム的にボーダーライン上にあるようなページなどに対し、きちんと判断可能なシグナルを抽出して影響を和らげる予定

3番目がSERPSに関わること

  • 違法な利子で被害が増えているPaydayloanといったクエリやポルノグラフィックなセクシークエリなどについては対策をねらなければと検討予定
  • 医療や旅行分野などといった特定分野は専門家(オーソリティ)を重視
  • 同じドメインで複数の結果が表示されるなどドメインクラスタリングについて最適化して行く

その他として

  • webmaster Tool経由でサイト管理者とコミュケーションが取れる仕組みを改善する
     -ハッキングサイトなどのアテンションなどもWMT上から通知できたり
     -サイト管理者に対してより公平で透明性のある例示ができるようなツールにして行くなど
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