突撃!マット・カッツ

音声検索が普及していますが、検索語パターンは変わってきたんですかねぇ?

2013年07月11日 ネズミ1号:略称「T」

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film.png今日は、サンフランシスコからの質問だ。「音声検索って最近増えてる気がするのですが、検索ワードの構成って変わってきてたりします?

matt:トリメンダスな質問!!!だね。一般的に音声検索がされるとキーワードというよりは、もっとナチュラルな文章的な聞き方をする傾向があるね。これは言ってみれば会話型検索っていうのかな。何か見つけている時、さがしてぇ!って質問するとリストではなくで、ズバリ欲しい答えを求めるような感じだね。



matt:例えば、タイピングしてキーワードで検索して探しているものを絞り込む時はどうしているかい?

matt:そうだね~!殆どの人は、「探している物のキーワード」and「その他関連するキーワード」and「さらに詳細なきワード」といたようにandで並べてることで、結果が絞り込まれるよね。これは、ドキュメント上に存在するまたは関連するキーフレーズなどを複数指定することで、何がマッチしているのか絞り込まれる原理だ。ようするに厳密な結果を絞り込みたい時は少しでも的確な複数のキーワードを指定するほと検索結果は絞り込まれると言えるね。

matt:じゃぁ音声(会話)で探しているものを絞り込む時ってどうする?キーワドandキワードandなんて喋らないよね。おそらく、普通の人は探したいものを相手に伝えるため、さまざまな例えや、多くのヒントなどを伝えると思うんだ。ゆってみれば、コニュニケーションすればするほど、相手がきちんとした答えを用意してくれるようなものだね。

matt:もうお分かりかな?音声による検索は、このように対話型の検索というマインドが心理的に腹くので、検索ワードなどの構成(シンタックス)は変わってきているんだよ。僕自身は、このような流れは止められないし、これからも変わり続けると思っている。

matt:みんなは知っていると思うけどGoogleイメージ検索では、キーワードの他に画像をドラックドロップすることで検索できるだぞ!どうだ!すごいだろ!!!!

mattcutts20130711img.png

ねずみ小僧一号:でもmattさん、今回の質問は画像による検索でなくて、音声による対話型検索に関するものだから、ここは一つ自然体な質問からユーザーインテンションを解釈して、これまた、キーワードやキーストリングでインデックスからどうやってお目当てのドキュメントを抽出するのかしゃべってくださいよ!

エンティティーベースよる趣意認知とか、スキーマに自然言語な意味解釈なんか水面下で研究中だとか、「そろそろ部下がロールアウト!!!」なんてびっくり情報ほしいんだなぁ~!

matt:いや~痛い所をつくね!いや、僕たんはただ、Googleはキーワード以外にも利用者にあらゆる手段での検索方法を提供しようとしているという例えで画像による検索をちょっと自慢しただけなんだけど。。。まだ詳しく言える状況ではないければ、こうした検索意図を入力するインターフェースが変わることで、検索意図の解釈方法も変わるというのは誰もが気づくことだよね。Googleは、今後このような流れをきちんとキャッチアップしてあらゆる手段で利用者が検索できるようになるよう日々是決戦で頑張っているんですよ!

ねずみ小僧一号:ははぁー..。承知いたしました。でも新しいインテンション解釈ができるようになったら是非事前にこのビデオコーナーできちんと教えて下さいね!



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