SEO会社の賢い使い方,どう使う?SEO会社

SEO会社のプレゼン提案で聞いておきたい5つのポイント

2013年07月01日 ネズミ2号:略称「M」
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事業会社のSEO担当者の方とお話しをしていて、時々びっくりすることがあります。SEOについてもしっかりと勉強されていて、ペンギンアップデートやパンダアップデートの違いも説明でき、外部リンクのリスクも重々ご存知なはずなのに、気を緩めた瞬間に思わず口を突いたこの質問、

「今契約するならどこのSEO会社が良いですか?」

思わず、「えっ?!」と口に出てしまいそうになりましたが、SEO会社依存型の現状をどうにかしないといけないなぁとねずみ小僧は思ったわけです。



本当に今SEO会社が必要ですかか?他にやるべきことがあるはずです。

しがない事業会社のSEO担当となってしまったらやっぱりこれ知りたいですよね。この質問に対して、「どこどこのSEO会社なら安心です。いかなる対策キーワードでも投資対効果が見合いますね。」と私としてもお答えしたいですよ。

しかし、これまで私が経験してきたことを考えると、SEO会社を選ぶ前に、まずやるべきことを明確化する、そしてどこまでやってどこからはアウトソースするのかを決める、といった感じで順序良く不透明な部分を明瞭にしていくことが肝心です。これを追及していくとほとんどの場合、不足するリソースは外部リンクのリソースではないはずですが。

SEO会社の動向を知っておくと役立つことがあるかも?!

一方で、Googleのトレンドを理解しつつ、各SEO会社がどのようなサービスを展開しているか把握しておくことも事業会社のSEO担当者としては重要な業務です。

よく理解していない上層部に、SEO会社を使っていないということは、積極的にSEOを推進していないのではないかと疑われる可能性もゼロではないですからね。SEO会社を使わない理由をしっかりと明示して周囲の理解を得ておく必要があるわけです。

それでは、SEO会社のプレゼン提案でどのようなポイントを押さえておけばよいのか簡単にピックアップしてご紹介します。

SEOとは?/会社説明
時間の無駄です。調べれば分かることは割愛してもらいましょう。

サービスの内容/料金体系は?
どのようなサービスを提供しているのか確認しましょう。
SEOコンサルティング、外部リンク、ツール提供など各社強みとする部分が変わってきます。コンサルティングにはSEO内部最適化、レポート、課題抽出、改善提案など細分化すると多岐に渡りますので、コンサルティングという一言で片付けないようにしてください。
また、サービス料金についても確認します。仮にSEOが順調に行ったとしても、そこから得られる売上より費用のほうが高くなってしまったら本末転倒ですので、「いつ何にいくらかかるのか?」要チェックです。

レポーティング機能/改善提案は?
どのタイミングでどのようなレポートを提出してくれるのかを確認しましょう。
そのレポートはなぜ必要なのか?どのようなことが分かるのか?改善に活かせるのか?
ただ単に綺麗なレポートは意味がありません。自社内でも簡単に取得可能なデータはあえてレポートしてもわなくても問題ありませんので、レポート価値があるのかないのか、しっかりと見極めてください。

SEO最新ニュースのソース元は?
Googleの最新動向をどのように把握しているのかを確認しましょう。
SEO会社であれば独自の観点で情報収集にあたってもらいたいものですね。海外の情報を取捨選別して最新動向を説明していれば他SEO会社とは異なるUSPを持っているといえるのではないでしょうか。情報収集有名ブロガーや他SEO会社のブログを紹介している場合、コンサルタント力に疑問符が付きます。

提案内容に気になるポイントはあるか?
提案内容の中で気になるポイントがあれば、積極的に質問をして疑問を解消しておくことをお勧めします。中には「○○大学との共同開発」、「アメリカ支社との提携により」といった感じで表現の中で権威付けしていることがありますので、そういったまやかしに騙されないよう、おかしいなと思ったことは質問をしてしっかりと説明してもらいましょう。

結論

このようなポイントを押さえ、30分~1時間程度お話しを伺えば、各社のSEOサービスの概要レベルは理解できるのではないでしょうか。そもそもSEO会社の本質はこちらの章でご紹介している通りですので、うまい話しに乗らないように十分注意してください。

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