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8月14日Yahoo!検索API提供終了後の代替ツール!関連検索ワードサーチ「goodkeyword」の使い方

2013年08月17日 ネズミ2号:略称「M」
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2013年8月14日をもってYahoo!のデベロッパー向け「検索API」の提供が終了しました。(参照:デベロッパー向け「検索API」の提供終了のお知らせ

Yahoo!関連検索ワードが取得できなくなるといったことから、「複合語のキーワード取得はどうすれば良いのか?」「Googleのキーワードアドバイスツールだけで大丈夫でしょうか?」といったお問い合わせを多数いただきました。

本日は、ねずみ小僧がこの状況についてどのように考えているかを踏まえてお答えさせていただきます。



サジェストで表示されるキーワード群の特徴

まず当サイトでは以前、Yahoo!関連検索ワードで提供しているようなサジェストワードを提供しているサイトとして、Googleのサジェストキーワードの取得にはなりますが、「ubersuggest」をご紹介させていただきました。

こういったサジェストワードは、それぞれキーワードにどのような複合語が付与され検索されているのかが分かり、ユーザーの意図を想定するのにたいへん役立てることができます。

Yahoo!が提供していた関連検索ワードもGoogleと多少意向が異なるとはいえ同様のツールと考えてよいでしょう。ですので、今後はこれまで通りGoogleのサジェスト機能を有効に活用していきましょう。

と、これではあまりにも寂しすぎますので、Yahoo!の関連ワードを他APIを利用し提供可能としたツールをご紹介させていただきます。佐藤 俊幸氏がご提供されいている「goodkeyword」というツールです。

こちらの開発者である佐藤氏はいち早く、今回の変化についての見解とそれへの対応をブログにて述べられています。この記事によりますと、他のAPIを利用してYahoo!の関連キーワードの表示継続に成功し、かつ独自の工夫を加えて実装されているとのこと。

ブログ内では、8月10日に取得された「iphone」ワードでの新データと旧データを比較されています。(参照:「Yahoo!関連キーワードAPI停止の影響回避対応をしました」)
新旧yahooapi

外部要因によって状況が変化していきますので、継続的にサービスをご提供いただけるか分かりませんが、ぜひ「goodkeywords」活用していきたいですね。

サジェストワードはユーザーの機微を捉えるために活用する

これらのサジェストワード群はユーザーの細かい機微を推察するのに役立てることができます。ですので、私はサイト企画、コンテンツ企画時に使うというよりは、実際のコンテンツ内容のチューニングであったり、サイト公開後のユーザー滞在率、情報提供のマッチ度といった観点で利用することが多いです。

サイト企画、コンテンツ企画といった段階では、やはり従来のGoogleキーワードアドバイスツール(今後はGooglePlanerで取得可)、Googleウェブマスターツールの検索クエリをメインに使っています。

まずインハウスSEO担当者の場合、事業ありきとなりますし、自サイトのコアコンピタンスをサイト上でどのようにユーザーに届けるか、3C分析、マーケティングミックスの最適化4Pのフェーズを通して、おのずとターゲットとなるクエリワード群が決まってくるからです。

その事業ドメインで管理すべきクエリワード群の優先度に応じた戦略・戦術は、Googleキーワードアドバイスツールで取得したキーワードで十分捕捉することが可能であると考えています。

運用フェーズに入るとここではGoogleウェブマスターツールの検索クエリをいかに分析かつ有効利用できるかが勝負のカギと言えます。

SEOに関するご質問どんどんお寄せください

今回は、Yahoo!「検索API」の終了に伴う代替案やねずみ小僧流考え方をお伝えするトピックでしたのでこれにて終えたいと思います。サイト企画、コンテンツ企画におけるGoogleキーワードアドバイスツールやウェブマスターツールの検索クエリの活用法につきましては、追ってご紹介させていただきます。

当サイトへのご質問は右上にある「お問い合わせ・質問投稿」から匿名で可能ですので、ぜひSEOやその他ウェブマーケティング全般に対してご意見・ご質問等がございましたら、お気軽にご連絡いただければとお思います。

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