今日の質問は、スペインのジェイさんからだ。「つい最近の事です。実は２つのアダルトサイトからのリンクを見つけました。すぐにリンク否認ツールで否認し、リンクしたアダルトサイトの管理者にリンクを削除するようメールも出しました。そして急に不安になりました。もし競合相手なんかにわざとスパムリンクを張られたりしたらどうしよう？と。マットさんどうでしょう？」
matt：ハイ！ジェイさん。あなたのやった対策は100点満点です！まず、ぜんぜん関係ないそれも害のあるようなリンクを発見したらまずそのサイト管理者に次のように連絡しましょう。「お宅のサイトは全然私のサイトと関係ないテーマですし、アダルトなサイトからのリンクはお断りしているんですよ。お願い！リンクしないで！(怒)」と。きちんと受け入れてくれればいいんですが、無視されるようでしたら、WebmasterToolのリンク否認ツールを使ってそのリンクを否認すればOK。
matt：はいッー繰り返しますね。「ちょっと、いや絶対かかわりたくないようなサイトからリンクをされて、うちのサイトを汚さないでぇ！と言いたくなるようなことが起きたら、否認ツールで否認さえすればGoolgeはきちんと把握するので安心してください。」
ねずみ小僧：「ちょっとまったー！こちらが被害者なのに、ミスりたくない否認ツールでURLを一つ一つをアップロードしてだなんて、なんか腑に落ちません！、Googleさんそういうのペンギンできちんと認識してくださいよ！」
matt：「まぁまぁ、こういうケースは、そこまで手間はかからんじゃないかなネズミさん。」「だって嫌がらせされるようなケース、たとえばアダルトサイトとかどう考えてもスパムでしょ。そういう場合は、ドメインレベルから否認できるのでばっさり否認してしまえば数秒で済むはずだよ。たとえば、https://adult-iyarashii.com/とドメイン毎否認してください。そうすれば、adult-iyarashi.com配下から100万個リンクが張られていたとしても全部関係ないさということになるから。
ねずみ小僧：うーんなるどです。仮に1万個のhoge1.foo.com～hoge10000.foo.comといったドメインから嫌がらせリンクはられたらfoo.com1個否認すればいいわけだし、foo1.com～foo1000.comというように1000個のcomドメインをとってというのも、comドメインがだいたい1000円ぐらいとして100万円かかることになるから、ここまではやらないでしょうし...さすがGoogle's Distinguished Engineer Matt Cuttsさんです。
ねずみ小僧：ところで、Link Disavow Toolはペンギンに引っかかったサイトオーナーが反省も兼ねてリンクを否認するツールというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、今回のビデオの説明のとおり、事前に自分のサイトにとってマイナスなリンクを否認して被害にあわないようにするという使い方もあるのですね。性善説ならず性悪説に立った対策も今後見て行きなさい...ということですねぇ。。
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2013年08月10日 
