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「クロスメディアディレクトリ」はSEOに効果があるのか?!ねずみ流に下地調査を実施

2013年08月23日 ネズミ2号:略称「M」
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ねずみ小僧2号です。

本日は当ブログをご覧いただいている方から「クロスメディアディレクトリ」に関する情報をご提供いただきましたので、ねずみ小僧的な情報と共にご紹介させていただきます。

「ネットを徘徊していたら、クロスメディアディレクトリという新種のディレクトリ登録サービスがありました。こういったものは今後評価されるのでしょうか?」

正直にお答えしますが、ねずみ小僧がこれまで担当してきたサイトの中にはディレクトリ登録サービスを使ったものもあります。(SEO業界の権威者が執筆した書籍にも紹介されていましたし。ぼそっ)

しかし、私が今後新たにインハウスSEO担当として事業ドメインのサイトを運用するとなった場合、ディレクトリ登録サービスは利用しない戦略を立てます。これは、Googleのポリシーやトレンドを見ていればお分かりいただけるかと思います。



過去のディレクトリ登録業者の営業

実は、過去に複数のサイトを担当していましたので、某ディレクトリ登録サイトの営業担当から、こんなアプローチを受けたことがあります。

「今から新規で立ち上げますんでよろしくお願いします!掲載先(提携カテゴリ先)も今後どんどん増やす予定です!御社はサイトを複数お持ちですから、○個申請していただけたら、他○個については無料で登録しますよ。」

とか

「最初に大手どころのサイトを無料で登録しているんですよ。そうすると新規で登録される方も安心されるんで・・・。」

とか

「その大手どころのサイトと交えて御社のサイトも登録させていただきますよ!」

なんて言うのもありましたね。

クロスメディアディレクトリの提携先パートナーサイト

このクロスメディアディレクトリというサービスにつきましては、はじめて拝見しましたので、詳しいサービス内容につきましては存じ上げておりません。

ただ、このようなサービスを見る際に、私なりに見るべきポイントは下記のとおりです。

こんな感じで調査してみました。

xmedia_1.jpg

CSV形式のファイルでまとめましたのでご自由にご活用ください。

ダウンロードはこちら → xmedia_20130823.csv

社内でステークホルダーを説得できるSEO担当者になる

このようなサービスを利用するにもしないにも、しっかりと責任を持ってケツを拭けるかどうかがポイントになるのではないかと考えています。

私はこの類のサービスは今後使わない方針ですので、利害関係者からの「サービスを使わないのは構わんが、しっかりSEOで結果出してくれるんだろうな」というプレッシャーに打ち勝たねばなりません。利用しない理由を分析データと共に切々と説きます。

あなたにまだ発言力がなく、こういったサービスを契約しそうな勢いになってしまった場合は、万が一マイナス評価を受けた場合どのように対応すべきか、リスクヘッジできる方法はあるのか、登録サイトを削除してもらえるのか、掲載後ウォッチしていく指標はあるか、など視野を広げて対応したほうがいいでしょう。

ディレクトリサービスは運用者側も結構たいへんです。今後このサービスがどのように変遷していくのか、ひっそりと観ていきたいと思います。

現在当サイトでは具体的な運営サイトなどについてアドバイスは実施しておりませんが、このようなSEOに関する質問や議論したい内容などにつきましては、こちらのページからお問い合わせください。

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