最新動向,突撃!マット・カッツ

同じような製品リストを持つことは複製コンテンツとして問題になるのですか?

2013年09月25日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日の質問はミネアポリスのデイジーさんからです。「Eコーマサイトで他社サイトと同じ成分の製品などを販売している場合、リストページなどまったく同じページとなってしまうことがあると思いますが、複製コンテンツとして見なされないために注意すべき点やこうしたらいい!というアドバイスなどありますか?」

matt:オーケーいい質問だね。こういうケースは、こう考えてみましょう。例えば、食品などの成分が記載されたリストとアフィリエイト目的でアマゾンなどからデータを仕入れて作られたリストについて比べてみましょう。
例えば、18ページ近くに上る食品のリストページで材料や成分など食品衛生法やら食品エコ・マイル表示対応等が記載されていてそれらが、食品に関するする表示事項として機能している場合は、あまり問題にはならないでしょう。



matt:一方で、アフィリエイトサイトのフィードなどから引っ張ってきた商品リストなど(このリストは他のアフィリエイターサイトなどにもごろごろ転載しているものになりますが)同じようなパラグラフで、1行2行のテキストで構成されるものが該当しますが、こういうケースはNGゾーンになっちゃうね。

matt:じゃぁこの2つのケースの違いはなんでしょうか?それは、たとえ少量でも、オリジナルな原稿が入っていたり、他サイトとは違ったバリューある情報が付加されているか、いないかとうことになるかな。販売サイトなどで、結果としてまったく同じ情報をリストとして掲載してしまう羽目になることはリスト生成条件など、ECサイトのカタログ機能などでは取り扱い製品などMD状況によっては出てきてもおかしくないケースだといえますが、本質にもどって考えてほしいんだ。まったく同じリストであった場合、少しでもそのリストに価値が出るような特徴やバリューのある付加情報があった方が当然検索結果上は上に表示されると思わなかい?

例えば、あやしいサイトで「ここで買っても大丈夫?」という様なサイトと少なくとも優位なポイントやユーザーが見てどうしたら信頼してもらえるECサイトに見えるかとか工夫するのは競争原理の中では、当然の事だと思うんだ。

数百ものサイトがなぜ、他の数百・数千ものサイトよりも高いランクで表示されるのか考えてみてほしいんだ。単純に商品データやSKUデータなどを仕入れて掲載してもきちんと差別化したリスト(もっというとQW意図を汲んだ便利な商品リスト:時にはスペシャルプライスバーゲン表示やはてはきちんと買った人の評価なども加味されているような選んだり判断するのに役立つような商品リスト)の方が上位表示されると思わないかい?

matt:はい、では前置きがながくなりましたが結論です。

  • ちょっとしたアイテムリストなどで成分表記などがダブってしまったとしても、本質的に表記すべき要素がサイト内外のほかのリストといくつか重複するような場合ぐらいであれば、複製コンテンツとして厳しく取り締まるつもりはありません。

しかし・・・・以下のような場合は、要注意です。

  • ECサイトや管理するカタログサイトなどにおいてほとんどすべてのコンテンツが他の幾百ものサイトとまったく同じような商品情報などで構成されている。
  • 他サイトのリストや製品ページなどと比べてもなんら優位性や価値の無いようなサイトやページ・リストになっている

このような場合は、少しでもリストを差別化するための工夫をすることをお勧めします!

matt:さぁ、どうでしょうか?質問の答えになったかなぁ。

ネズミ小僧:まあ、要するに、データベースを仕入れてただ掲載しただけのサイトは(同じようなサイトがごろごろしているような場合は)上位表示は厳しいでしょうという至極あたりまえな事ですね。。今日は特に突出したことはなかったと思いますが、Amazonモデルなどでもてはやされた様にロングテールなケースであったとしても、商品の購入者レビューや、商品価格別ソート機能や在庫ありなし・お届けスピード順のリストなど他社と差別化されたリストバリューというのはレイターの皆さんも意識する点でもありますね。そうしないと"Thin Affiliate content & list added no-value in itself”という評価になってしまうということですね。

本日は会食があり午前様となってしましいましたので言い訳がましいエクスキューズですが大分意訳させていただきました。あしからず。

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