devo社のSEO無料診断ツール「itomakihitode.jp」をご紹介します。対象URLと対策クエリワードを入力することでSEO内部施策の各指標を一覧化して見ることができます。
無料版では1日に1回の起動という制約があり、なかなか自由に活用するのは難しいかもしれませんが、どのような機能が提供されているのかポイントを掻い摘んでご紹介させていただきます。
「itomakihitode.jp」を開き、URLと対策クエリワードを入力し、診断開始ボタンを押下します。解析結果が表示されるまで2分ほど掛かります。
「SEOねずみ」というワードで当サイトを分析してみました。
指定したURLとクエリワードの検索順位とhead内テキスト情報が自動的に表示されます。
devo社が定めた8つの指標について、対象サイトと上位10サイトの平均との比較を見ることができます。各指標に対してレーダーチャートで分かりやすく表示されます。
右側には対象サイトのキーワード出現情報が表示されます。
総単語数・発リンク数、キーワード比率、キーワード出現数
「itomakihitode.jp」はdevo社がSEO内部施策の指標として指定しているデータを自動で取得できるツールです。使い方は非常に簡単ですので、まずは触ってみてはいかがでしょうか。
SEOは属人的な部分が往々にしてありますので、このツールの活用方法としては、人によってはクエリワードのSEO難易度がざっくりとみることができる、ページチューニングの参考に利用するといったところでしょうか。
本ブログでは、競合サイト調査はあくまでもこちらのページで紹介した手順で行っています。ターゲットクエリワードで上位表示されているサイトを1サイトずつ目視して調査していきます。もちろん、システム的に取得できる項目についてはこのようなツールを活用して効率化を図るようにします。
本ツールとの大きな違いは、上位10サイトの平均値と自サイトを比較するといった分析は行わないということでしょうか。
GoogleではQDD・QDFといったアルゴリズムが導入されていますので、SERPsの1ページ目に表示されているサイトは何かしらの意味を持ってランキングされていると解釈しています。ですので、QW意図競争要因が異なるサイトをまとめて平均値を出すことに有意性を見出せないのではないかと考えています。
「itomakihitode.jp」では競合10サイトの平均を比較対象としていますが、あくまでも参考程度に利用するのがよろしいかと思います。
有料版では、調査回数の制限がなくなる他、被リンクIP数やクラスC被リンクIP数調査が可能となります。また、エクスポート機能や診断履歴を保存できるといった付帯機能も付きます。
「itomakihitode.jp」の活用法のページでは、現在このツールを主に利用されているのは、ホームページ制作会社とのことです。SEO会社様が利用しない理由がありそうですね。。