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リンク付コメントって全部スパムなの!?

2013年11月16日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日はコロラド州デンバー、チェイスさんからの質問。「GoogleWebmasterGuideLineではフォーラム上への署名付きリンクは推奨していませんが、リンク付きコメントはどうなのでしょうか?コメントによるリンクビルディングはガイドラインに違反しているのでしょうか?もしコメントしたページトピックに合致した有益なコメントやリンクでもダメなのでしょうか?」

matt:はい、質問ありがとう。ページのテーマに対する有益なコメントやリンクの明示自体がダメということではないです。例えば、このページで言っている事を別の角度からの意見を述べて、参考となる情報をリンクで明示したり、ちょっと違うよと、正しい情報のURLなんかをコメントと一緒に明示することはよくやりませんか?私も反論などのコメントを書いて、ウェブマスターヘルプページでなく私のブログのページのリンクを張ることがありますよ。



matt:そもそもコメント機能って人々がこのようなやり取りを残すことでナレッジやその記事の情報の反響(正しいのか、賛成か、反対?かなど)を読者にも共有できることはいいことだと思います。ですので、コメントは全部ダメという訳ではないのです。

matt:では、どいうケースがダメなのかご説明しましょう。
まず「ちょっと」というのは、幼稚なコメントや本当にそうなのっていう名前や立場を明示したコメントですね。特にチープなコメントや肩書きを乱発しているようなケースは要注意です。リンクスキームのお話をしますと、、、例えば、あなたのサイトに実在する人やサイトから一切引用リンクが無いのに、チープなコメントによるリンクが相当量のボリューム張られているとしたらこれは疑わしいと考えます。リンクスキームでは、自然な形で引用されているリンクと作為的に付けられているリンクを判別するアルゴリズムを実装していますが(皆さん知ってると思いますが..)

matt:そういう意味ではあなたがオーガニックコメント、例えば毎日さまざまな記事をみてそれに対する意見や自身のサイトではこういう見方もしているなど有益なコメント残してサイトをアピールしようとする分には我々はペナルティを課すようなことはしないと思います。

ネズミ小僧1号:先週末から今週末まで海外の出張でどたばたしておりまして更新が遅くなりました。今回はコメントを活用したリンクビルディングのお話でしたが、最後のパラグラフの通り、記事を読んでそれに関する有益な意見や見解を述べて、自分のサイトの該当する記事を紹介したり、自分だけでなく他社のサイトの事例なども紹介し自分自身を信頼してもらえるようアピールする(貢献する)というのは、G+やソーシャルでも重視されるオーディエンスに信頼される→結果としてその人が書いているブログや運営しているサイトに対するレピュテーションやエンゲージメントが高まるという文脈でのコメント活動:「つまりエバンジェリストみたないな貢献するような活動」をしてアピールする件については、マットさんは否定していませんでした。

これは、G+の信頼ポイントや著者の信頼性を高める行為という観点で考えるとしっくりくる部分でもあると思いました。

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