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マニュアルアクションとられていなくても、おかしなリンクを発見したら否認ツールを使うべきですか?

2013年11月23日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日はイギリスブリストル、ジェーンさんからの質問だ。「例えば、外部から嫌がらせで、変なリンクなどが張られているのを見つけたとします。連絡してもリンクをはずしてもらえない場合、ペナルティ警告をもらっていない場合でも否認ツールを使って該当リンクを否認した方がいいのでしょうか?」

matt:はい、まず否認ツールの用途について前提から話しますね。否認ツールは、過去にちょっとやらかしすぎたと認識をもっている人や過去によろしくないSEO会社にお願いしてしまった結果張られたリンクを反省をこめてクリーンナップするためのツールなのですが。。。



matt:こうしたリンクは契約したSEO会社にリンクはずして!と依頼したり、自作自演したものは自分で手動で削除したりしますよね。でもどんなに努力してもはずしえもらえないリンクってあるでしょ。心を入れ替えたこういうサイトを救済するためのツールが否認ツールなんだ。

matt:一方で、第三者がネガティブSEOを仕掛けてきてあなたのサイトにスパムなリンクを張ってきたり、心当たりの無いおかしなボット(BOT)からリンクが張られまくっていたりするケースもありますね。

「ウェブマスターツールでこんな心あたりの無いリンクを発見したら心配で心配でたまらなくなると思いますが、こういうケースでも否認ツールを使って報告してください」

「ウェブマスターツールにたとえ、警告がきていなくても否認ツールを使って報告してもらってOKです!」

matt:それから一つアドバイスですが、こういう嫌がらせのリンクとか心当たりの無い変なリンクを発見したら、ドメインレベルから報告してくれれば一つ一つ送ってくれなくてもいいです。結構面倒でしょ!

はい、では今日の結論です。「心当たりのない不自然なリンクを見つけたら、どうしよう!?って待っているだけでなく、進んで否認ツールを使ってください。特にアンカーテキストなどを悪用した変なリンクはドメインレベルからばっさり否認してもらってOK。です」

ネズミ小僧1号:否認ツールの主目的は、「ブラックハットな手法で自らやらかしたバックリンクをクリーンにするためのもの」、しかし、「ネガティブSEOを仕掛けれて夜も眠らなくなるようなことを避けるためのツール」としても活用できる!ということなのですね。

でも、マットさん!こういう用途を告知していただきましたが、今後サイト管理者は定期的に、それもそれなりの頻度で、外部リンクをチェックして変なリンクがないかチェックするという運用仕事は日々の業務を考えると負担になりそうです。

そういうケースはドメインレベルで否認すればいいよ!とアドバイスしてくれてますが、サイト管理者の方は心当たりがないからではなく、予防措置としての外部リンクチェックを普段から行う癖をお忘れなく。

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