ピックアップ,最新動向,突撃!マット・カッツ

外部からそのままコピーしたモノだけで構成された記事ってどうなのでしょうか?

2013年12月07日 ネズミ1号:略称「T」
, ,
このエントリーをはてなブックマークに追加

film.png今日はインドニューデリーのラジェッシュさんからの質問。「ハーイ!マット!一つ伺いたのですが..。さまざまなサイトから、いい感じの短文をコピーしまくってそれらをまとめて自分のコンテンツを作った場合、(勿論!きちんと引用元のURLは掲載しますよ)こういうサイトってどうなのでしょうか?」

matt:こういう質問をするラジェッシュさん....。そのような方向でサイトを運用していったら悲しい結末がまっているかもしれません。例えば、Yahoo!はstiching(縫い合わせる)というこうした手法を前から嫌っていましたよね。いろんなところからコピーしてきて、それを縫い合わせただけのページは、たとえ、引用元URLがきちんと掲載されていたとしても、そのページ自体、何の価値もないんじゃないかなぁ。ましてや、プログラムなんか書いて自動的に生成していたり、逆に自動でやってないにしても、何故、そういうコンテンツを作る必要があるのか、胸に手を当てて問いかけてみてください。



matt:サイトのページを訪れる人は、オリジナルのコンテンツを見たいのであって、テレビのクリップショーみたいなコンテンツをわざわざ見たいとは思わないと思うんだ。1文を読んだら、これはどこどこの引用です、はい次の文節もどれはどこどこの引用です。といった感じのものだね。

matt:ここまでは、悪い例を述べてきたのだけれども、例えば、いろいろなソースから情報を収集して、それらソースから新たな価値のあるものを作るような場合、一般的には、情報を総合して、意味のあるコンテンツとなる場合があたるけどこういうケースは問題ないと思います。

matt:例えば、Wikipediaを見てくれると分かると思うんだけれども...。
Wikipediaの場合は、下の部分に引用元や情報ソースがリンクと共に明示されていますが、これは一般的な引用であって、細切れコンテンツをコピーしているんじゃないですね。冒頭部分では、さまざまなソースを総合して分かりやすく中立な立場で要約して、詳細部分では、それぞれのセクションで、ソースから引用したモノ・コトの詳細が書かれていますね。こうしたコンテンツは閲覧者にとっても有益なコンテンツだといえるのはもう皆さんお分かりでしょう。

matt:今日の質問のように、いろいろな外部の記事から単にコピーした細切のテキストをつなぎ合わせたようなコンテンツを作っているようであれば、その人は、かなりハイレベルなリスクを犯していると思ってください。私はそういう人に、「今すぐやめなさい!」と警告しますね。

ネズミ小僧:外部ソースを利用してコンテンツを作ることはNGではないですが、単にコピーして縫い合わせるようなコンテンツを乱発することはハイリスクですよという忠告ありがとうございます。考えてみれば、至極当たり前のことですが、例えば、大学とかで他人の論文のいいところだけそのままコピーして何の結論も、考えの立証もしていないようなレポートや論文は、厳しい教授からはすぐに、これ全部パクリだろ!それで..何がいいたの?と糾弾されるようなものですね。私個人としては、今日の話はコンテンツの話。データベース型なコンテンツ、例えば、ECサイトやカタログサイトがこれにあたりますが、こういうサイトのリストの価値とは何ぞやについても、今後ビデオで是非、語ってください!まぁ、こちらも、stiching list content that jut pulling up from Amazon added no value!というお話になるように思います。Amazonのレビューとは違った個性的な評価や使い勝手などをもとにランキングしたリストなどは価値がありそうです。

PS:今回も更新が遅くなりました。5日から出張で本日、日本にもどり気づきました。クリスマスに合わせてPRも更新されたようで、当サイトもPRがつきました。このあたりの事など書きたいことがいろいろとありますが、二号さん是非よろしくお願いいたします!

, ,


関連記事