使えるツール,最新動向

サイトURL他meta情報を一括取得!Screaming Frog SEO Spiderの使い方

2014年01月19日 ネズミ2号:略称「M」
,
このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。ねずみ小僧二号です。

本日更新の一号さんの突撃マット・カッツをご覧になりましたか?「検索結果それぞれのポジションって異なるアルゴリズムでランクインしているのでしょうか?」かなりSEOの本質を語ってくれました。インハウスSEO担当者としてこのような情報が提供されると業務を円滑に進めることができますのでうれしいですね。

さて、今日はイギリスのScreaming Frog社が提供している「Screaming Frog SEO Spider」をご紹介しましょう。PCにインストールして利用するソフトウェアですが、URLリストを簡単に作成してくれるツールです。



ダウンロード

こちらにアクセスし、Freeのソフトウェアをダウンロードし、インストールします。フリー版では500URLという制約がありますので、中規模サイトでは十分に利用できるかと思います(有料版は£99/年)。
screaming-frog_1.jpg

Screaming Frog SEO Spiderの使い方

Screaming Frog SEO Spiderを起動し、「Enter url to spider」のテキスト枠にURLを入力し、Startボタンを押下します。
screaming-frog_2.jpg

クローラーがページを巡回し、ページURLやステータスコードの他、Titleタグ、meta情報やHタグ情報などSEO内部対策に重要な要素を収集します。
screaming-frog_3.jpg

Export」機能により、CSV形式でダウンロードできますので、Excelなどでページ一覧のマスターデータとして参照したり、重複ページのチェックやタグのチューニングなどに活用することが可能です。

Sitemap.xmlも作成可能

また、「Advanced Export」から「XML Sitemap」を選択するだけで、Sitemap.xmlを簡単に作成することができます。
screaming-frog_4.jpg

まとめ

Sitemap.xml生成ツールなどサイト内を巡回してリストを作成ツールはオンラインでも公開されていますが、meta情報を含めて一括で収集するツールは利用シーンによっては重宝します

自サイト用に管理しているURLリストとこのようなツールで収集したリストと差違が無いかチェックしたり、Status Codeに異常値が見られないかなど定期的に見ておくとよいでしょう。

私はGoogleウェブマスターツールの検索クエリの上位ページ分析や各ページごとの流入ワード分析、ソーシャルシグナルなどの情報をURLに紐付けて管理するのに役立てています。

各サイトにおいてSEOにおける課題は異なるとは思いますが、このような加工しやすい一覧リストが簡単に入手できるといろいろと応用して活用できるかと思います。

,


関連記事