こんにちは。ねずみ小僧二号です。
先日、「Screaming Frog SEO Spider」というサイトをクロールしてURLリストを作成してくれるツールをご紹介しました。
今日はPage listを作成しコンテンツを定期的にチェックするのに役立つスプレッドシートをご紹介しましょう。
「Content audit guide and template」という記事の中でエクセルシートがダウンロードできます。こちらのフォーマットを参考に必要に応じて列を追加・削除し、コメントを追加し管理していきます。
※ダウンロード(→Excel template for content audit)
デフォルトのファイルでは下記の5つのカテゴリに分かれています。
・Information architecture
→情報設計の部分ではページIDとカテゴリを記述します。
・Page details
→ページURL、タイトル、ページのトピック、コンテンツタイプ、対象となるユーザーを記述します。
・Content management
→コンテンツのオーナーと承認者とメンテナンス者を記述します。
・Assessment
→ページの評価に使用します。閲覧回数やクオリティ、メモを記述します。
・Decisions
→当該ページに対するアクションを管理します。ページの改修事項とアサインされたメンバー、期限を記述します。
コンテンツを追加していくことでサイト価値の向上を図る場合、施策内容がヒットしているかどうかを判断するのに、時間軸に沿ってGoogleのインデックス数の増加やアクセス数の増加、特定ワードでのSEO順位の推移をKPIに設定しウォッチしていくのが一般的です。
しかし、個々のコンテンツをブレークダウンしてみていくと、多くのアクセスを誘導しているページや全くアクセスを導いていないページなどが存在するのです。
この違いを分析することで、今後の追加コンテンツの指針にすることができます。また、アクセスを誘導できていないページに関してはユーザーに対して役立つコンテンツになっているかを吟味し改善の余地がないか検討するとよいでしょう。
つまり、コンテンツを作ったら作りっぱなしにするのではなく、定期的に評価をし次のアクションプランに落とし込んでいくようにするとよろしいかと思います。