ピックアップ,最新動向,突撃!マット・カッツ

第三者のテクニックに頼らない「GoodGuys」がチャンスをつかむコツとはなんでしょうか?

2014年03月11日 ネズミ1号:略称「T」
, ,
このエントリーをはてなブックマークに追加

film.png今日はフロリダ州マイアミのダニエルさんからの質問です。「良心的な心の持ち主にはまだチャンスはありますか?我々は小さな会社なのですが、信じて雇ったSEO会社にスパミーなバックリンクという毒まんじゅうを盛られてランキングが大変なことになってしまいました。何とかしようともがきまくったのですが、どうにもなりません。我々みたいなケースではどうしたらいいのでしょう?」
matt:
OK。このような質問に答えることについては、うーんというとこもあるのですが..:笑)はい、汚れのない心の持ち主が、スパムな判定を受けて..悲惨なランキングのレッテルを張られた..ということのようですが...笑)そろそろ冷静になって客観的にみてみましょう。例えばですが、いくらあなた自身が良心的な心をもっていると思っていても、そんな事情なんか知らない赤の他人がスパムに汚染されたあなたのサイトを見たときにどう思うでしょうか?



matt:そうですね。その赤の他人はあなたのことを「Bad guys」と思うでしょうね。また一方で、スパムなことをしているかもしれないのに上位にランクされている人がいたとしましょう。また別の立場でそれを見た人はきちんとしている人だなぁって思うかもしれませんよね。

matt:まぁ、ちょっと意地悪な言い方ですが、このような2つの局面が考えられますし、そうした基準でいい人にはチャンスはあるのでしょうか?という解釈もできる訳ですが、真面目にコツコツの正直爺さんタイプの方には必ずチャンスは巡ってくるでしょう。「どうやってって?」それは、WebmaterToolなど、無料で提供されているツールをまじめにジーとながめることで、自分自身の心に汚れがないか確認することができるのです。Good Guysにはチャンスがある!ということは、スパムじゃないという前提になりますから!これは大前提です!ということで、直近、私が言えるアドバイスは、Reconsiderationプロセスにまずはエントリーすることからですね。汚れた汚れ(リンク)を洗い落とし、再審査リクエストをしてください。Googleのスパムチームは心を入れ替えた人は暖かく迎え入れる用意がありますし、日々そうした人たちからの再審査リクエストに真摯に対応しています。もし、あなたのサイトが本当に汚れた状態を洗いながし、ゼロからリスタートしたのでしたら、ペナルティ評価は近いうちに必ず解除されるはずです。

matt:はい、ここまでは大前提な話です。ここから這い上がるには、人々があなたのサイトを引用したいと思うようなファンタスティックなコンテンツを提供したり、そうですね、例えば、他のサイトには無いような素晴らしいコンテンツと言っておきましょう。。そうすることで、周りの人々が引用しはじめ、そうしたシグナルがあなたを死の淵からやさしくオブラートのように包んで、消えそうだったあなたのサイトを徐々に存在するものとして浮き上がらせてくれるようになると思います。

matt:そういう意味ではGood Guyならチャンスはありますし、特にローカルに根差した中小企業などにはチャンスがあると言えます!例えば、2013年にオープンしたサイトであるならば、夏の終わり位までにどう運用するかでチャンスはめぐってくると思います。ただし、ブラックハットな会合へ参加したり、ちょっとした出来心でスパムライクなことを試したりは絶対しないでください。なぜならば、こうしたテクニックはプラスに働くことは一切ないと言えるからです。

確かに、お話したようなリンクを獲得することは非常にハードなことですし、出来心からちょっとしたズルをしてリンクを張ることよりもより時間がかかることでしょう。心がくじけそうになったら、難易度の高いリンクを取るんだ!と自問自答してください。簡単にリンクが取れる!なんてことは危険信号だと自問自答してくださいね。

僕らは、検索結果にユーザーにとって、利益ある有益な情報を表示することが仕事なので、あなたもそうしたサイトを運用している一人になってください!決してスパムを僕らの検索ユーザーに薦めるようなことはないのです。

matt:僕としても、現在のあなたが置かれた状況から脱出できる手助けになるよう祈っています。そして将来またあなたが向かい合うようなことになるかもしれないSEO会社の担当営業マンなどにきちんと言えるようになりましょう!:契約する前に聞くべきこと、その会社が手掛けてきたことなど事前にリサーチするとか、具体的に、どういう施策をやろうとしているのか具体的に、詳細に聞けるようになるのです。
もしその業者がこれは神秘的な事柄なので知る必要はないとか..Webspamチームとつながりがあって..裏でいろいろ聞いているので..無問題(もうまんたい)とか訳の分からないことを語り始めるようでしたら、すぐその場から避難できるようになる事ですね。

逆にもし業者の担当が、すぐに結果が出るなんて生易しいことではありませんよとか理にかなっているような明確な説明をしてくれたり、更にちょっとあなたにとっては居心地のいいやさしい言葉をかけてくれないといったようお話などするような人なんかは、実はきちんとしている業者だというシグナルと言えるかもしれません。

僕らWebスパムチームは日々我々の立場で素晴らしいサイトを上位にピックアップできるよう精進しているのですから、あなたもホワイトハットでグレートなオリジナルでワンダフルな他者に勝るサイトを頑張って運用してください。我々はきっと見逃しません!信じてください!

ネズミ小僧:Good Guysとはスパムをやっていない人というのは大前提ですね。私は非常に心が清らかなのですが、SEO会社にスパム施策をやられてしまいました。。。というのは当然同情できるようなことではないとも言えます。Good Guysは、例えば、地域に根差した中小企業なのであれば、変なテクニックや宗教じみた呪文にすがるのではなく、先代が築き上げてきた素晴らしい事業をコンテンツとして正直に運用さえすればいいのではないでしょうか?また一大決心して起業した人であれば、自分の事業にはそれなりの思い入れというものがあるとも思われます。そもそもSEO会社に相談するというマインド事態がひょっとしたらGood Guyとしての「ノブレス・オブリージュ」な発想が欠けているのかもしれません。(決してSEO会社を否定しているのではなく、「魚心に下心」の典型例といういうイメージでしょうか。)

Webサイトをオープンするということは、個人的な日記を書くのとは違い、公にメディアを公開することになるわけですし、例えば、飲食店を開こうと思っている人であれば、その内容、水回り、看板のデザインまで業者にお金の交渉をしながら、任せてもしっくりこないようなところがあれば、自分でDIYしてでも納得いくものにしようと思うのではないでしょうか?自営業や中小企業がオンラインマーケティングの一環として必ずしも自社サイトを持たなくとも、代替えできる昔のタウンページの無料版のようなサービスも現在では選択肢と選ぶことも可能かもしれません。どちらかというと経営という視点でしっかり自社サイトに費やせる予算やその事業があげる収益などを身の丈代に考えることもSEOだけでなく、ビジネスでGoodGuyとなる一つの指針となるのかもしれませんね。

)

, ,


関連記事