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Googleは検索結果タイトルをどう選んでいるのですか?

2014年04月29日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日は皆さん。多くの方から検索結果のタイトルについて質問いただいていますのでこの件についてお答えしましょう。まずは、マドリッドのクリスチャンさん「検索結果タイトルについてGoogleの基準はあるのでしょうか?例えば、クエリによって変わるとか..」それからポールさんからも「なぜmeta titleタグが表示されないのでしょうか?ページ内のh1タグが表示されることが多いように思います..」などですね。
matt:たくさんの質問ありがとうございます。検索結果ページに表示するタイトルの件ですが、基本的には、クエリーに対して適切で簡潔に答えることができるような文章をページの中から探すのが原理となっています。いくつかの基準がありますのでお答えしましょう。



matt:それでは、一番目。「簡潔で短い文章である」、次は2番目「そのページについての分かり易い要約を語っている文章で理想的にはどんなサイトのページかも明示されているようなもの」、3番目は「検索クエリーに対して適切な内容であるかどうか」の3つですね。

matt:はい、この基準よーく覚えておいてください。例えば、タイトルタグの内容が上記基準を満たすものであれば、基本タイトルタグを表示することが多いでしょうね。まぁ理想をいうとタイトルタグは、簡潔な内容で、ページで語っていることがドンピシャで語られていること、そして検索ワードに対して適切な内容であることがなんとなくイメージがつくものがいいでしょう。

matt:みんさんタイトルの付け方は工夫しているでしょうし、いいタイトルをつけてくれていると思いますが、時には、やっぱ何をいってるんだろうとか、検索ワードに対して、このページって適切なんだろうか?とタイトルタグだけでは判別できないこともあるのです。そういうケースでは、ページ内をより深く解析します。例えば、ページ内のコンテンツ内容や外部からリンクされている内容なども見ることがあります。もっというと時にはどんなタイトルがいいか検討するためにOpenDirectoryProjectサイトを活用することもあります。

僕らは検索利用者が探している物を適切に表示できるためにSERPs上の表示内容についてベストを尽くしているのですが、そういう意味では、自分のサイトがどのように掲載されるのか、ある意味コントロールしたいなぁと思うのでしたら、検索結果に表示される内容について次のように思考をめぐらしてみてください!

いかがでしょう?参考になりましたか?

ねずみ小僧:SEOをやられている方ならある程度ご存知な内容だとは思いますが、SERPsで表示される内容をクリックしてもらうためにも、表示タイトルについては、特に工夫している方も多いかと思います。ビジネスライクなオーガニック対策をする場合は、ターゲットクエリワードをリスト化し、その語彙に対してどういった意図であるかをマッピングして、その意図に即したタイトリングをすることなどはオーガニック対策としては単に上位表示だけでなく、クリックしてもらうという点でも、検索意図とのレレバンシーは基本中の基本ですね。さらにいうと、さすがグーグルですが、さまざまな意図があるであろうビッグワードや逆にニッチすぎる複合ワードやロングテールなクエリーについては、よりディープにページを解析し検索意図に合うようなフレーズや文章をリンク元までたどって解釈するのですね。いやぁ勉強になりました。ただ、こうしたケースは実はレアなケースのようにも思います。基本はタイトルタグ+ディスクリプションなのでしょうが、タイトルの次にくるh1とそのボディ(第一パラグラフ)などから取ってくることが多いように個人的には思います。まずは結論からとか第一パラグラフでつかみはOKというロジックが多くの文章や記事に該当するからかもしれませんね。

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