ピックアップ,最新動向,突撃!マット・カッツ

SERPsのアップデートが終わる時はくるのでしょうか?

2014年04月05日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日はイギリスのデーブさんからの質問です。「Googleは変化を止めるようになることはあるのでしょうか?」
matt:
ごめんなさい。デーブ。それはできない相談ですね。だってWebは常に変化して行くものですし、Googleの利用者のためにも、常に変化(アップデート)して行く必要があるからです。



matt:もちろん、スパマーがあの手この手で手法を変えてくることもありますし、僕らは常にサーチリザルトランキングについてよりよいモノになるよう日々努力しているんです。

matt:検索結果は常に変動するものになるでしょう。それは、利用者がどういう風に検索するようになるか?にも関わってくることでしょう。例えば、より話言葉で検索したり、対話型で検索したりするようになる時も僕らは最適な検索結果を提供できるように工夫しなければならないと思っています。

matt:仮に「今」さまざまなクエリーに対して最適な結果を返していたとしても、「明日」にはもっと難易度の高い検索意図による検索が行われるようになり、またゼロから僕らは学ばなければならいということもあるのです。

ですから、常に人々の検索意図を理解し改善していくように、常に準備することが重要なのです。そして人々が何を探そうとしているのか?どういった結果を返すといいのか、情報に対してどうアレンジして最適な結果を返したらいいか?例えば、このテーマについては、今このように語られているという事なども加味もしなければなりません。

matt:そういう意味でもSEOは常に変化し続けるものであるし、その変化に対応し、変化を取り込み、良い結果を返すことが求められるのです。まぁこんな感じで僕自身検索エンジンの進む方向を考えていたりもしているのですね。

ねずみ小僧:ここ最近、複合ワードやSERPsについてTertiaryワード(インテンションを反映した複合ワード)などで変動が激しいようですね。検索結果の仕様が新しくなってから、個人的にはモバイルからのクエリーに最適化させるために1週単位でアルゴの微細調整などがなされているような動きを感じています。

ここ最近は実務でQW毎データ変動等詳細な分析をする機会がないのですが、不動の意図のBigワードではそんなに変化がなく、インテンションが反映されてやすいターシャリーワードで変動が激しくなっているようなら音声検索や対話型検索などのチューニングが行われいると言えそうです。

今やWebのQueryWordトラフィックの50%以上がAdroidやiPhoneやTabletから占めているのは皆さんもWebAnalyzerで実感している所だと思います。PCやラップトップのキーボードからの入力とタッチパネルからの入力やSiriやGoogle音声入力などからの対話型クエリーとは大分問い合わせクエリーの性質が変容するのだと思いますが、トラフィックが半分以上となり、アルゴに反映される因子や変数に取り込まれることで、旧来からSERPsを眺めている人にとって「?」のような変動が起きていると言えるのかもしれません。

Googleとしても今後モバイル分野に最適化していくことで、広告収入、トラフィックの確保を最優先させると思われますが、今日のビデオの中で音声検索とか対話型検索にも対応していかなければならないというようにマットさんがちょっとしたプリディクションもされていたのを興味深く聞かせていただきました。

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