これからのSEO -理論篇-

SEOとマーケティングプロセス思考のつながり

2013年06月11日 ネズミ1号:略称「T」

このエントリーをはてなブックマークに追加

1.セグメンテーション、2.ターゲティング、3.ポジショニング、4.マーケティングミックス(4P)

マーケティングプロセスというと経験のない方にはどういことかと思われる方もいるとは思いますが、「フィリップ・コトラー」や「MBAの教科書」などに載っている製品やサービスをどうやって作り出して、ユーザーに売ってゆくかという全体の流れを示したものだと思ってください。「SEOにどんな関係があるの?」と思われる方も多いと思いますが、限りなくホワイトな対策を今後やろうとする場合は、実は大いに関係があるのです。



一般的にマーケティングプロセスとして唱えられている流れを構造的にまとめてみました。

marketingmixcharts.PNG

マクロミクロ分析で戦う環境を俯瞰で捉えて、ミクロ分析からセグメンテーション~ポジショニングまでのプロセスで具体的な戦略へ落として行く流れです。
マーケティングミックスプロセスでは具体的にユーザーとどうコミュニケーションするかという課題に4Pの観点で対策を練って行くのですが、この部分を「検索マーケティング」に置き換えると、「対象とするQWに対しユーザーが期待するもの」に、「どういったベネフィットを与えることができるか?」という課題を解決して行くイメージとなります。

一般的に使われるイノベーション理論に即して考えてみると、「負荷軽減のベネフィット」、「より深遠なインテリジェンスを享受できるベネフィット」、「安い価格が必ず明示されるベネフィット」などなど、具体的なサイトの機能やUI/IF設計に関わるような要素もこのプロセスで検討できると思います。

以降のエントリーでは、個々のプロセスについて、限りなくホワイトなSEOを行う上でのヒントとなるよう一つ一つ詳細に見てゆくことにします。

| コメント(0)


関連記事