国内勝ち組・負け組,最新動向

「予備校」Bigワード2ページ目から大幅ランクダウン!

2013年06月10日 ネズミ2号:略称「M」
,
このエントリーをはてなブックマークに追加

今日はSEO対策キーワード「予備校」というBigワードで負け組となってしまったサイトのご紹介です。2013年6月6日の中規模な変動で一気に30ランク以上下落してしまいました。

今回の下落要因をこれまで実践で分析してきた手法の中から最も簡単な3つの手順でご紹介します。あくまでも個人的見解とのこと、ご了承ください。



分析1:バックリンクを調査

OPEN SITE EXPLORER(https://www.opensiteexplorer.org/)でバックリンクを調査。

海外のツールで、OPEN SITE EXPLORER (以下OSEと略す) というものがあります。
当然、Googleが認識しているバックリンクとは異なるものですが、実際に外部サイトからリンクが貼られているサイトを検知してくれていますので、バックリンク状況を調査するのに役立ちます。

今回下落したサイトは、100件以上のRootdomainsからリンクされており、Total Links数は3,000件を超えています。

アンカーテキストも調査結果に表示されますので、「予備校」というテキストでアンカーリンクされているサイトをいくつか見てみることにしましょう。

分析2:バックリンクサイトを検出

分析1のOSE結果から、ブラックハットSEOの手法の代表格であるリンクファームからの恣意的なリンクを見つけ出しました。

yobi_1.jpg

画像編集にてぼかしていますが、いかにも恣意的な外部リンク施策のために作られたサイトです。文章の最後に対象サイトへ向けたリンクが5つほど掲載しています。コンテンツ内容はオリジナルの文章ですという謳い文句の元、誰にも役立ちそうにない内容となっております。

制作者の名誉のために付け加えておきますが、いわゆる「オリジナル記事」の内容をサンプリングでコピーし、Googleで検索してみたところ、重複コンテンツにはなっていませんでした。ただし、Google検索結果の1位には表示されませんでした(悲)。通常評価されているページは、タイトルタグの全てで検索したり、記事文中の数行選択して検索した場合、Google検索結果の1位に表示されます。またこのバックリンク用のサイトはPRは0です。

分析3:バックリンクサイトはキャッシュされている?

Googleは2011年中頃からSEOを目的としたリンクファームの締め出しを行いました。その結果、主に作為的にリンクファームを作成していたSEO対策会社のバックリンク群が一斉にGoogleのキャッシュから削除されたのです。

今回検出したバックリンク用サイトはキャッシュされているでしょうかね?site:検索で調査してみました。

なんとかキャッシュされているようです(GOOGLEに認識はされている)。しかし、分析2で見たようにページ自体はGoolgeにまったくもって評価されていません。

悪質なSEO対策会社の謳い文句

これらの分析1~3の簡単な手順で、悪質なSEO対策会社が行っているリンクファームは検知できてしまいます。このような評価に値しないサイトにあなたの大切なドメインがリンクされてしまったら...?!。想像するだけで怖くなります。

上記のようなリンクを販売するSEO対策会社はこんな感じで説明してきますので、ご留意ください。

おおよそ、これらの観点を我が物顔で、良質なサイトからのリンクを掲載!SEOに効果があります!と言ってきますので、ぜひともご注意ください!SEO会社をいとも簡単に黙らせる方法は、本サイトのコンテンツをよ~く理解すれば大丈夫ですよ!

, | コメント(0)


関連記事