マニュアルオペによるリンクペナルティを受けている運営者にとって朗報です。どのURLがペナルティを食らっているのか頭を悩ます必要がなくなるかもしれません。
リンクスパムについては、コンピューティングよってなされるものとマニュアルで処理されるものと様々なケースがありますが、この内マニュアルオペレーションによる処理がなされたサイトが対象となるようです。
つまり、マニュアルオペでは、人間が1つ1つチェックしているので、参考までに、「このURLがペナルティのトリガーになりましたよ」と例示しましょうとGoogle側が運営者の立場になって工数をかけてくれるとも言えますね。
WebMasterHelpビデオの中でマット・カッツ氏が詳細を語っていますので興味のある方は是非ご覧になってください。
ビデオによると、数百万ページを有するサイトをマニュアルオペで検証することあるそうです。
その中で数ページのボリューム、時には1ページのこともあるそうですが、バックリンクスパムトリガーとなるリンクが見つかり、該当ホストまたはページをマニュアルオペで処理することがあるそうです。
そして、一言「いくつかのコンテンツが、リンクスパムによってペナルティが課される可能性があります。気をつけてください」とメールするんだそうです。
こんなメールを受け取ったら、「えっ」どこどこ!?で数百万ページ分のこれまた数百万近くのリンクを一つ一つ見直すなんて気が遠くなってしまう話ですね。
こんな時、メールの中に、「あなとサイトでは、このあたりのページに、こういったホストからの有害なリンクが貼られています。」「この事例をもとに、あなたのサイトの外部リンクをチェックしてください。」というメッセージが丁寧に述べられていたならば
「よし、頑張って対策しよう、せっかくGoogleさんがヒントをくれたのだから。」と前向きに作業を進められる事間違いなしです。
ただ、注意が必要なのが、今回のケースでは、「あくまでもトリガーとなるリンクスパムと認めれる一例を示すまで」ということです。
ひょっとしたらGoogleから提示された事例のものだけ処理すればいいかもしれないし、その他にも同じようなリンクが沢山あるかもしないという懸念は払拭しきれないのも事実。
ただ一つ言えることは今まで何のヒントもない中で五里霧中状態だったのが、この辺が怪しいので重点的に見てみてくださいと「ヒント」が貰えるようになるので、マニュアルオペレーションによるペナルティに限定されますが、サイト運営者にとっては朗報と言えますね。
追伸:↓あらっ、こちらで6月12日に予告されていたんですね。詳細は突撃マット・カッツコーナーで追ってレポートします!
Updated messages for manual webspam actions「マニュアルウェブスパムアクションについてメッセージを改善!?」