突撃!マット・カッツ

パンダ・ペンギンお金儲けのためにやっているのではない!SEO会社がやってしまう勘違いな努力と無駄使い

2013年06月12日 ネズミ1号:略称「T」
タグ:
このエントリーをはてなブックマークに追加

film.png「GoogleアルゴアップデートについてSEO産業が誤解してしてしまう側面とはなにか?効果のない事柄にSEO担当などが多くの時間とエネルギーを咲いてしまっている所ってどこでしょう?」
 Matt:「OK!ファンスタスティックな質問だね。いや、本当に良い質問をしてくれたね!」...
「PandaやPenguinはGoogleがリスティングで儲けるためにやってるんじゃぁないんですか?」とよく言われるけど、我々の決算を見ていただけると分かると思うんだけど、Pandaをアップデートした時は実は売上げが下がっているんだよ。クオリティチームは、そういった観点では仕事していないんだ。ユーザーが長い目で価値を見出してくれるよう仕事をしている。目先の儲けに走ると結局ユーザーが離れていっていまうからね。....



Matt:pandaやpenguinで順位が下がるとGDNやリスティングで広告費を投入しなければならなくなるっていう共謀説(コンスピラシー)がよく言われるけど、我々のミッションは、実際は逆なんだよ。
我々チームはpanda・penguinをロールアウトすることで、仮にレベニューが下がろうが上がろうがどうでもいいんだ。そんなことよりも「ユーザーが意図する結果がきちんと出されているか」が、我々が重視していることなんだ。

Matt:目先のお金儲けのためにアルゴリズム変えて行こうとすれば、売上げは上がるかもしれないけど、Googleは伝統的に長いスパンでユーザーに信頼してもらい末永くGoogleを使ってもらうことが戦略としている。

Matt:これでGoogleがお金儲けのためにパンダとペンギンをやっているわけでないとわかってもらえたかなぁ。

それからもうひとつの質問だね。これも良い質問だね。(やらせじゃありません!)

Matt:たしかに良質なリンクプロクシを作るというのは一理あるかもしれないね。だって、人々がユーズフルって思ってくれれば引用してくれるはずだから。最近では、instagramやtwitter、ソーシャルなど検索エンジンで上位に露出しなくてもユーザーへペネトレート(広がる)することができるね。
ここで良く考えて欲しいんだ。なぜ情報が広がるのか?それはそのサイトやサービスが便利で、インターフェースも優れていてユーザーに支持されるからじゃないだろうか?

Matt:素晴らしいサービスを開発して多くのユーザーが毎日のように使うようになると、だんだんユーザーエクスペリエンスをより良い物にしようといった改善が難しくなってゆくものだと思う。なぜなら、システムも大きくなるし、会社も大きくなって官僚的になるでしょ。そうなると常に次の発展を考えてすばらしいサイトを世に出しているようなベンチャーなどに追い越されることもあるんだ。

Matt:要するに、常に新しい価値、ポジションとなりうる経験を提供できるよう日々精進することにエネルギーをかけるべきだと思うよ。だってWebって常に変わってゆくものだし、変わることでより良くなってゆくものでしょ!

ネズミ小僧1号:うーんそうなんだ。Googleスパム対策チームは収益のことは二の次、1にユーザー、2にユーザーってことなんだなぁ

Matt:うーんこれはいいつっこみだね。

Matt:アップデートはGoogleが金儲けのためにやっている陰謀?「ノー!」。

Matt:リンク構築は良いUXやデザインより勝る?「ありえない!!」

って覚えておいてください。(試験にはでませんのであしからず...)

タグ: | コメント(0)


関連記事