本日10月5日未明、Googleのマット・カッツさんがペンギンアップデート2.1を導入したとツイートしました。その変更による影響は~1%とのことです。より詳細な情報はまだ入っていません。
アメリカと日本のSEO順位変動のウェザーレポートツールの紹介と最後に経営層とねずみ小僧の想定やりとりをシミュレートしてみました。
続報がありましたら、別記事にてご紹介させていただきます。
Penguin 2.1 launching today. Affects ~1% of searches to a noticeable degree. More info on Penguin: https://t.co/4YSh4sfZQj
— Matt Cutts (@mattcutts) October 4, 2013
海外のSEO順位変動を示すサイトとして下記2サイトをご紹介しておきましょう。
MOZCAT
https://mozcast.com/
SERPs.com
https://serps.com/tools/volatility
タイムリーの更新ではなく、1日遅れ程度ありますので、海外も含め全体的にどのくらい変動率があったのかを把握する際に利用しましょう。
晴練雨読
https://www.seiren-udoku.com/yahoo_dance_check_log.html
namaz.jp
https://namaz.jp/
現段階では双方とも大きな変動を示す値とはなっていませんね。
自社サイトやその他定期的にチェックしているクエリワードはどのような変化が起きているかGRC100位追跡機能などを使って細かく見ておきましょう。
最近はGoogleのアルゴリズム更新に敏感になってきた経営層も多くなってきたのではないでしょうか?
このペンギンアップデートやパンダアップデートについては違いが分かっていたり、つい最近発表のあったハミングバードなど結構知っているよといった話しを伺うことがあります。
インハウスSEO担当者としては、現在検索エンジン界隈で起きている事象を関係各署に分かりやすく伝える責務があります。
事例報告のポイントは以下の通りです。
自社サイトにおいて驚異となるアルゴリズムの変更なのかどうか、競合他社への影響はどうか、当該セクタにおける影響はどうかといったポイント。その他Google全体のSERPsの変動状況と今後の対策。
ペンギンアップデート2.1の影響範囲はまだ詳しくは分かりませんが、今速報を求められたらこんな感じということで。(未だSEOというと順位偏重主義の経営者が多いですよね...順位偏重型の経営層との想定事例です)
経:ねずみ君どうやらペンギン2.1が導入されたようじゃないか。どう?
(だいたいアバウトな聞き方をされます)ねずみ:はい。日本時間の10月5日未明にGoogleがペンギンアップデート2.1を導入したと発表がありました。具体的な詳細はまだ出ておりませんが、Googleの速報では全体の1%以下の影響範囲とのことです。
経:で?
(これまたアバウト・・・)ねずみ:はい。自社サイトのターゲットワード「○○○」や「□□□」において順位変動は見られませんでした。競合サイトも同様に変動は起きておりません。動いた部分としてはアフィリエイトサイトが100圏外に下落しているサイトが2、3サイト存在しました。
経:そうか。
ねずみ:ペンギンアップデートは外部リンク施策への取り締まり強化を目的とするアルゴリズムです。現在当社は作為的な外部施策は行っておりませんので下落リスクはないと考えておりますが、まだ数日間変動が起こる可能性がございます。引き続き動向を監視して参ります。また詳細が分かりましたらご報告させていただきます。
経:分かった。頼むよ。何か気持ち悪いことがあったらすぐに言ってくれ。
といった感じでしょうか。
想定問答をしているだけで、神経使ってしまいました。。