先日Googleのマット・カッツさんがペンギンアップデート2.1を導入したとの記事を書きました。週末の間、ウォッチしているワード群での順位動向をチェックしていましたが、これといって特徴だった動きがありませんでしたので、2.0から2.1へのリビジョンアップということもあり、データリフレッシュ程度の変更だったのかと一先ず初動の動きを方向付けようかなと考えていました。
ところが、「SEACH ENGINE ROUNDTABELE」のエグゼクティブエディターであるバリー氏が、先ほど「Google Penguin 2.1 Was A Big Hit」というタイトルで記事をアップしました。
ブログ記事の内容を読んでみるとマット・カッツのツイートの後、週末に掛けてペンギンアップデート2.1の打撃を受けている人のコメントが多数寄せられたというではありませんか。
得てして、ブラックな手法を行っている人ほど、Googleの動きに敏感だったりするもので、一定の割合でサイトに訪れ、自分の状況をコメントしておきたいという心理も働いたのかもしれません。
そうは言っても日本の反応とはちょっと違っていると言っても良さそうですね。
私がウォッチしているクエリワードでは、このペンギンアップデート2.1の影響と断言できるほどのサンプル数が集まりませんでしたが、私が捉えた傾向を強いて言うのであれば下記3点くらいでしょうか。
アメリカのサイトでSEO順位変動率を示すツールを前回ご紹介しました。数日経過していますので、米時間10月4日以降どのような数値になっているか確認しておきましょう。
MOZCAST
https://mozcast.com/
SERPs.com
https://serps.com/tools/volatility
2つのサイト共に10月4日以降、通常より大きめの変動をしているとのデータが見て取れますね。
「Google Penguin 2.1 Was A Big Hit」の記事では、最後に「How Did Google Penguin 2.1 Impact Your Site?」という投票システムを設けています。「あなたのサイトはペンギン2.1でどのような影響がありましたか?」という質問にラジオボタンと自由テキストで投票するもの。
私は「影響ありませんでした」に投票しました。投票後どのような投票結果になっているか確認できますので、皆さんも一票投じてみてはいかがでしょうか?