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meta descriptionは指定しなくても良い?|インハウスSEO担当者はT&Dに命掛けてます?!

2013年11月22日 ネズミ2号:略称「M」
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こんにちは。ねずみ小僧二号です。

先日、突撃!マット・カッツでご紹介したmeta descriptionについていくつかご質問をいただきましたので、ねずみ小僧の見解を述べさせていただきます。

マット・カッツいわく、ROIを重視するページではSERPsからのクリック率は非常に重要な要素ですので、スニペットに最適な形で表示されるように調整したほうが良いとのこと。

ただ多くのページに一つひとつ個別のdescriptionメタタグを入力するのは至難の業という一定の理解を示した上で、descriptionメタタグが複数ページで重複してしまうのであれば、むしろ設定しないほうが良いとの見解を示しました。

Googleが独自でページを評価し、最適なスニペットを表示できるという自信の表れでしょうかね。インハウスSEOの担当者がこのカッツの見解を聞いて正直どのように思ったか推察してみましょう。



インハウスSEO担当者はT&Dに命を掛けている?!

私が担当しているサイトでは個別のページそれぞれにユニークなT&Dを設定しています。そもそもサイト構築のフローに組み込まれており、SEO担当者のルーチン作業として定着しています。

descriptionメタタグは、ランキング評価の指標に使われていようがいまいが、個別ごとに指定されていれば悪いことではないだろうし、SERPsで表示された際のクリック率に起因する要素のため、渾身のT&Dを設定することに注力しているのです。

このようにポリシー持ってT&Dを設定している担当者をたくさん見てきました。まあこれまでのGoogleのポリシーにも順じてしるし大切な作業ということでお許しあれ。
「マット・カッツがdescriptionメタタグは指定しなくても良いって言ってたみたいじゃないか?」
などと言おうものなら猛反発するでしょうから、あまり触れないようにしましょう^^。

検索エンジン最適化スターターガイドのdescriptionメタタグ

descriptionメタタグに関して「検索エンジン最適化スターターガイド」にやはり基本的なことは記載されていますので、こちらを改めて参照しておきましょう。

ページの内容を正確にまとめよう

descriptionメタタグは、ユーザーが検索結果上でスニペットとして見たときにわかりやすく、かつユーザーの興味を引くような内容にしましょう。

・ページの内容に関係のないdescriptionメタタグは書かない
・「これはウェブページです」「花についてのページ」などの一般的な文章にしない
・キーワードだけで埋めつくさない
・descriptionメタタグにページの内容をすべてコピー&ペーストしない

各ページに固有のdescriptionメタタグを付けよう

サイト内の各ページにそれぞれ異なるdescriptionメタタグを記述することは、ユーザーにもGoogleにとっても好ましいことです。同一のドメイン内で複数のページが表示される検索の場合はなおさらです(例えばsite:演算子を使った検索の場合)。もし、サイトが数千、数万のページにも及ぶ場合には、descriptionメタタグをすべて手作業で記述するのは現実的ではないでしょう。この場合は、各ページのコンテンツに沿ったdescriptionメタタグを自動的に生成するという方法もあります。

・サイトの全体や大部分に同じdescriptionメタタグを使わない

まとめ

結局、descriptionメタタグはページごとにユニークなものが設定されていることに越したことはありません。サイト規模、投資対効果の観点、説明文の簡潔さなどを考慮して対応するのが良いということでしょう。

ただし、上位表示された際は競合サイトのQW intention、ウェブマスターツールのCTRの項目などを参考にCTRをチューニングしていく作業を行うことは非常に重要だと考えます。

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