Topsyは米Topsy Labs, Inc.が提供しているTwitterを中心としたリアルタイム検索サービスです。直接SEOとは関係ありませんが、使い方次第でヒントになることがあるかと思いますので、いくつかの機能及び使い方についてご紹介させていただきます。現在、Topsyは2006年以来の全ツイートが検索可能となっており、その他のソーシャルメディアについてもインデックスを作成中であるとのこと。
Topsyの機能は様々提供されていますが、本日は下記3つの使い方についてご紹介します。
Topsyの基本的な検索機能です。Topsyを開き、検索窓に任意のキーワードを入力して検索します。するとtweet、Retweetされた情報が出てきます。上部に過去30日間のトレンドグラフも表示されます。左カラムで対象範囲を選択することもできます。
例)楽天イーグルス
ヘッダーメニューから、「SOCIAL ANALYTICS」をクリックします。
3つのテキストエリアが表示され、それぞれの検索文字列の言及回数をグラフで比較表示されます。たとえば、「引越し」というキーワードと「引っ越し」というキーワード、実際どちらのほうが多く入力されているのか?、「見積り」というキーワードと「見積もり」というキーワード、実際どちらのほうが多く入力されているのか?など表記揺れについて実際にツイッター上の言及数で比較することができます。
今後Googleでは表記揺れも解釈して最適なSERPsを返すようになると思いますが、表記揺れについて一つの判断材料として利用することが可能となります。
site:ドメイン名
例 site:seomania.ez-nav.info
と検索することで、指定されたドメイン配下のページで言及されているツイート情報を参照することができます。
有料版であるTopsy PROでは、どのページにどの程度ツイートされているか一覧表示する機能が提供されています。
昨日のねずみ1号さんの記事「Social上での人々の支持は新しいリンク概念」の中のマーケティング視点1をご参照ください。
「ソーシャル」=「興味関心のある事柄についてアンテナを張る、またはその中から偶然に興味関心外の新たな発見もしたい(Serendipity)」
今後、フロー系のコンテンツではこのような視点が重要なファクターになると考えています。
日頃から社会でどのような話題が流布されているのか、当該セクタではどのような話題が過去に広まったのかといった観点で分析し、今後の施策に反映するとストック型コンテンツとフロー型コンテンツの役割が明確になり、仮説を立てて実行し、その結果を分析しやすくなるのではないでしょうか。