ピックアップ,最新動向,突撃!マット・カッツ

記事投稿サイト(Article Directories)などを活用したリンクビルディングについて教えてください。

2014年01月30日 ネズミ1号:略称「T」
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film.png今日の質問はインドのディピーカさんからの質問。「投稿記事サイト(Article Directory)からの適切なリンクはOKそれともNG?どちらなのでしょうか?例えば、EzineArticlesのようなArtileDirectoryで美容外科などについての記事からビューティーをテーマにした自分が運営するサイトへリンクしたりしたらどうでしょうか?」

matt:はい、では思い出してみてください。ArticleDirectoryといった記事投稿サイトですが、過去のさまざまな出来事からそうしたサイトからのリンクについては、あまりよい印象がないといということをよーく思い出してみてください。



matt:どうでしょう?頭にまず思い浮かべましょう!こうした記事投稿サイトというのは、だいたい400文字とか500文字ぐらいの文字数で投稿ができて、投稿者(著者)の略歴とか記事の最後に記載することができるようなっていますね。そのような投稿サイトで記事を投稿する時に、例えばリッチなアンカーテキストリンクを3つぐらい張り付けたとしましょう。

「この記事で紹介した○○はここからからダウンロードできますよ」とか「購入は今すぐこちらから..」とか自作自演型のような形であなたが運用しているサイトへ誘導するようなことをしたりとかですね。

薀蓄では、投稿サイトへ記事を投稿する人がこれは便利だとか、面白い役立つものだということで、リンクを張るということは自然な現象なのでは?と皆さんが主張したくなるのも分かるのですが...。

matt:実際、我々が注意深くみてきたところ、こうした記事の品質は低いことが多いというのが実感です。

それどころか、どちらかというとスパムライクなコンテンツが多いと思っています。

例えば、自演型のシンジケーション配信もどきのリンクや中身の無いようなコンテンツを沢山投稿してリンクファームにしているようなケースとかが多いように思います。

ということで、私の個人的な見解としては、こうした投稿サイトからのリンク、たとえば適度な記事を投稿して、シンジケーション誘導してダウンロードさせたり、サイトへ誘導したり、または、広範にわたってこのようなことがなされている投稿サイトなどからリンクをもらうことは、数年前に比べるとやっても効果は期待できないと思います。

小声で:『私の個人的なアドバイスですが..こうしたサイトへ記事を投稿してリンクを張ることはやめたほうがいいですよ。

ネズミ小僧:ArticleDirectoryというのは日本風にいうと記事投稿サイトとでも言えばいいのでしょうか?Wikipediaを見ると、『WYSIWYGエディターなどを使って簡単に誰でもコンテンツを投稿できるサイトで、近年ではコンテンツファームの温床として知られている』と書かれちゃっていますね。

さらに..

>Subummiting articles for SEO
(SEO目的での記事投稿について)

Links from article directories are harmful to your SEO today.(近年では、ArticlleDirctoryからのリンクはSEO観点からは有害だと言われている。)
eginning with the Google Penguin release on April 24, 2012, Google began to punish sites that obtained links from article directories. This is not as recommended method for obtaining links to your web site.
(2012年4月に正式に発表されたペンギンアップデートより、グーグルはこれらディレクトリーからのリンクがあるサイトにペナルティを課すようになった。リンクビルディングに投稿サイトを活用することはお勧めできない)

とちゃーんと書かれていますね。今日のビデオでは、マット・カッツさんの口からもWikipeidaに書かれている通りですとしっかりと『個人的なアドバイスがいただけた』訳ですね。

アーティクルディレクトリというと日本ではこのようなモデルのサイトはないように思いますが、しいてあげるとすると人によっては、FC2とかアメーバブログなどが若干該当するように考えるかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、これらが該当するというよりは、単発投稿という点では、どちらかというと、ブログのコメント欄などが該当するように思いました。

コメント欄などへの過度なアンカー投稿や広範囲なシンジケーション投稿などによるリンクビルディングついても、「リンク付コメントって全部スパムなの!?」でマットカットさんが述べています。

matt:では、どいうケースがダメなのかご説明しましょう。
まず「ちょっと」というのは、幼稚なコメ ントや本当にそうなのっていう名前や立場を明示したコメントですね。特にチープなコメントや肩書きを乱発しているようなケースは要注意です。リンクスキー ムのお話をしますと、、、例えば、あなたのサイトに実在する人やサイトから一切引用リンクが無いのに、チープなコメントによるリンクが相当量のボリューム 張られているとしたらこれは疑わしいと考えます。リンクスキームでは、自然な形で引用されているリンクと作為的に付けられているリンクを判別するアルゴリ ズムを実装していますが(皆さん知ってると思いますが..)

matt:そういう意味ではあなたがオーガニックコメント、例えば毎日さまざまな記事をみてそれに対する意見や自身のサイトではこういう見方もしているなど有益なコメント残してサイトをアピールしようとする分には我々はペナルティを課すようなことはしないと思います。

この投稿などを活用したリンクビルディングなどについても、今日のおさらいということでぜひ読み返してみるといいかと思います。

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