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Disavowing Links?
Googleは細かいメスよりナタでぶった切るを推奨!?

2013年06月12日 ネズミ1号:略称「T」
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自己責任で判断ください
リンクプロファイルを早く更新してもらう一つの考え方

Eric Enge氏記事より
O'REILLY「The Art of SEO」の著書でもあるEric Engeさんの記事を紹介します。
もし、あなたのサイトのトラフィック下落がとまらなくなったり、不自然なリンクがありますという警告をもらったら、これはGoogleからのシグナルと思ってください。あなたの運営するサイトで何かおかしいとGoogleに見えているというシグナルです。また逆な見方をすると、現在の運営サイトが私のサイトは品祖なリンク群で汚染されています、商売を追求しすぎた悪徳い事をやっていますとGoogleにシグナルを送りつけるようになったと認識した方がいいそうです。こんな状況に陥ったら誰もがなんとかしたいと思うでしょうが、こういう時の唯一の切り札がDisavoidingLinkToolです。ここで、一つの可能性を紹介いします。!
「Disavowing Links? Google Says Use a Machete, Not a Scalpel!?」 
=「ちまちま非リンクツールを使うならホスト毎バッサリきってしまえ!」



そしてリンク否認ツールに関してマット・カッツが言及していることを注意深く見てみると数千、数万ものリンクをメスで精査して斬るようなことをするよりも、根本からナタでバッサリきってしまった方が早くリンクプロファイルがきれいになると推測できるようです。
これは、Google内の作業的な流れを見て行くと考えられる事だそうですが、個別のバックリンクを精査して送られても一つ一つ確認する時間がとられるので、ドメイン単位での否認依頼を出した方が早めにリンクプロファイルを更新できるのは?という考え方です。

これは非常に合理的な推理だと思います。なぜなら、スパミーリンクを張っているサイトとして疑いのあり、かつ内容もそんなに素晴らしいモノが詰まったいない(おそらくその当たりはチェックしている)ものに対して、個別事案、個別リンク検証にかける時間は割きたくないというのがGoogleの本音だからと言えます。

SEO担当の方の中では、「これがいいリンクか悪いリンクか分からない」、「全部消してしまたったら優良なリンクが含まれていて、今まで養ってきたページランクまでもゼロになってしまうのではないか?」と心配する方もいらっしゃるようです。
一部の人にとっては、バックリンクをナタでばっさり斬るように申請するのは過激に思えるかもしれませんが、メスできるやり方を選ぶと、バックリンク プロファイルを更新してもらえるまで長い長い期間がかかるであろうとのこと。また本当にすばらしいコンテンツをもっているサイトでないかぎり、そうした作業の優先順位は、かぎりなく後回しになるかもしれない...ということは考えてみれば当然のことかもしれません。
トラフィック減少がとまらない、検索結果に表示されないといった状態が半年、1年続く悪夢をみるのであれば、過去の汚れをばっさり切ってゼロからスタートした方が早いのかもしれませんね。

本記事に関しては免責事項として次の事が語れていますのでそういうものとして参考になるか否かはあたな自身が判断ください。

このコラムはSEO戦略における革新的な変革が必要であることを説いているが、その趣旨があなたのサイト戦略にベストであるかは言い切れるものではない。本コラムの趣旨をどう捉え、リスクをどう判断するかは自己責任のもと判断するように

<余談>

Eric Enge氏はO'REILLYの「The Art of SEO」の共同執筆者として名を連ねている人物ですが、検索工学の本質を知る数少ない人物だと個人的に思っています。オライリーの目次をちらっとご紹介します!

「SEARCH とは、Reflecting Consiousness  / connecting commerceである」
サーチエンジンとは顕在化されたニーズを 反映するもの、そしてそれは商売へ直結している

●The misshion of search engine
●the human goal of searching
●determing searcher intent:a challenge for both marketers /search engine
  ・how people search
  ・how search engines drive commerce on the web
●eye tracking: hw users scan results pages
●click tracking:how users click on resutls,natural versus paid conclusion
 ・Creating Optimal Information Architecute(AI論)
 ・KeyWord Targeting(Thinking Stragetically)
 ・Determing KW value / potentional ROI
 ・Creating link-worthy content , link marketing


やはりオライリーの書籍は本質を語っているように思います。
当たり前の事ですが、案外こうした基本的な概念が分からないままテクニックだけでSEOをやっている人は多いのではないでしょうか?

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