これからのSEO -理論篇-

4.運用(PDCA:ホストステータスを理想ポジションに導く)

2013年06月06日 ネズミ1号:略称「T」

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マーケットが常に変化するようにGoogleも常に変化すると思え
変化に対応すべくPDCAを回すことが重要

QDF/QDDは日々変化しています。「競合分析表」をデータベース化またはリスト化することで、日々の変化をウォッチし、対策を練るベースデータとして活用することができるのです。KWのROIを算出する際も実際に自社サイトやページが当該ランクに入った際のトラフィックデータや収益性など日々レコードしてゆくことで、年間を通したトレンドや平均収益率、収益額なども算出できるようになります。要するに、これは情報戦ということです。正確な情報をいかに蓄積し、企画や施策の方向性を判断する際の決め手となる有効な基礎データを持っているか否かで全ての勝敗が決まるのです。



「ローマは一日にしてならず」といいますが、まさに限りなくホワイトな手法を貫こうとするとこうしたオペレーションを実行・運用できるある意味プロフェッショナルなチームとして活動することがなにより重要となります。

ここまで読んで、「私は、僕は商品企画・開発やプロダクトマーケなんてやったことない...Webの世界しかしらない...」とぼやく方がいるかもしれませんが、そのような方は全部は書ききれませんが、当サイトを少しでも参考にしていただき、自分流の対策を考えるキッカケとしてみてください。

いいすぎかもしれませんが、私は、リンクを売ったり、付け焼き場なソリューションを売っているようなSEOコンサルティング会社はそのうち駆逐されてしまうと考えています。ここ数年のGoogleのページスコアリングアルゴリズムや文章を解析する形態素解析、自然言語処理の進化は驚くべきものがあると拝見しています。ハブ・オーソリティ理論をベースにリンク構造からページ固有の価値を計算するというシンプルなコンセプトからスタートした検索エンジンですが、ソーシャルシグナル、オーソリティランク、その他ページやホスト、執筆者、原稿そのものの価値を見出すさまざまなシグナルをアルゴリズムに取り込む試みが今後ますます発展してゆくといっていいでしょう。今現在有効な施策として販売されていても、数ヵ月後、いや1週間後はペナルティとして返ってくるというのが現実だと思います。皆さんはどうお考えになりますか?

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