これからのSEO -理論篇-

3.ポジショニング(絞ったQWに対して競合優位性を確立する)

2013年06月07日 ネズミ1号:略称「T」

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目指すポジションへ食い込むために具体的な処方箋を考えるプロセス

ポジショニングとは、ターゲットの頭の中に、他の商品・サービスと差別化していると認知される明確で価値ある製品イメージを作り出す活動です。本来ポジショニングは、企業・事業・製品の3段階ありますが、あなたの運営するサイトの役割に応じて広義な範疇でまずは捉えてください。

サイトやページに置き換えてみると、「サイトやサービスの属性(機能、情報、デザイン、コンセプトなどの特徴)をシンボル化して、強調化する作業といえます。輪生的側面や機能的側面、象徴的側面、経験的側面をシンボル化、強調できるか考えてみるプロセスです。



ターゲティングプロセスにおいて、サーチリザルト上での各サイトやページがどういったQWインタープリテーションに対応しているものとして認識され、掲載順位が決まってきているか把握できたと思います。またどこのポジションを狙うべきかも決めているはずです。

 ポジショニングプロセスでは、ターゲットとして定めたゾーンに食い込むために、現在食い込んでいる競合とは一味違ったまたは新しい価値を創造し、それをシンボル化してGoogle(ユーザー)に認知してもらうためにはどうしたらいいかを考えるプロセスです。

このプロセスでは具体的な対策や、理想の順位に食い込むために足りないもの、付け足さなければならないもの、またはまったく新しいコンセプトで差別化できるUSPを創造しなければならないものなど、コストと収益(ROI)バランスを考えて製造するコンテンツ、サイトコーナー、またサイト自体のポートフォリオを練って行きます。

例)
※企画用QDFマスターを例示予定

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