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オンラインプロフィール設定はゲームチェンジャーとなりうる!?(その2)

2013年03月10日 ネズミ1号:略称「T」
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Google+: クイックスタートガイド

今日は「オンラインプロフィール設定はゲームチェンジャーとなりうる!?」(その1)を受けてGoogle+のクイック設定ガイドについて記載させていただきます。どのように設定するかざっくり海外の記事を翻訳してみましたのでご覧ください。AuthorRankというと「本当にGoogleは見てるの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、今後は執筆者と記事単体の権威付やサーチリザルト上での優先度を決める際の一つの重要な指標となるようです。後半にその辺りについてもまとめましたので是非ご覧ください。



Google+に設定する写真イメージはこだわるべし

Google+にアップするイメージ写真はあなたのブランドになるので慎重に選ぶべきだと説明されています。
クリス・シェファードさんによると「特にこれといった法則はないが、アップロードするイメージを改善することでCTRを35%ほど改善できた」ということです。
またアン・スマーティさんにはヒートマップを使ってパーフェクトなプロファイルとは何ぞやとテストしたそうです。それによると「You Look where they Look(サーチリザルト上でどう見えるといいかという観点で考えてみては?)」というアドバイスもされていました。
このいい例が、リッチ・ブルックスさんのケースだそうです。
皆さん是非参考になるようでしたら見てみてください。

オーサーシップは「author rank」を構築する上でのファーストステップ

理論的には、AuthorRankは新たなコンテンツの品質について推測する際に信頼できるシグナルを提供できるだろうと考えられています。なぜなら、過去の実績が将来のパフォーマンスを推測するのに一番の参考になるはずだからです。
究極のゴールは、オーサーランクによって今後執筆されたコンテンツの優劣が決まるようになることだそうです。

では、そのオーサーランクとはどういった要因で決まるのでしょうか?
現時点では定かではありませんが、共有された数や、話題性のあるネタとしてソーシャル内で拡散された兆候、書き込まれるコメントや引用(Citation)といったオンライン上でのレピュテーション度が指標として重要となるようです。

オーサーシップは、著作者個人に紐づくもの
権威あるサイトでの執筆した記事や運営しているサイト、ブログの記事
についてあなたの専門家としての信頼度がスコアリングされます。

これはいってみれば、PageRankがリンク構造からページやサイト固有の価値を図るための仕組みとするとオーサーシップは、さまざまなサイトやコンテンツを作っている著作者がその分野で専門家として権威ある人であるかを推し量るための仕組みといえます。
 
AuthorRankを構築するベネフィットについて

これまでに関わったコンテンツに関するパフォーマンス
どうモニタリングする?

1.GoogleWebmasterTool

Google+に関連付けたアカウントでWebMasterTooolへログインするとどのページが自身の著作ページで、どれだけのアクセス、PV、直帰率など状態を確認することができます。

2.KLOUT
KLOUTサービスに登録してそれぞれの分野のオーソリティにあなたをフォローしてもらうことができればオースランクは劇的に上がります。
各分野の専門家が専門家をフォローするということは、執筆するコンテンツ、関わるサイトについて、専門家からお墨付きをいただくことと同じことになるからです。


3.自身の投稿をRipples(波紋グラフツール)でトレースする
Ripplesはあなたの記事・投稿がどう共有されていったか、またどうリシェアされて伝播していったかビジュアラウズしてくれるツールです。
このツールを活用して、だれがインフルエンサーか、またどういったコンテンツが伝播されやすかったなど分析するといいそうです。

オーサーランクが上位になると逆に責任も増える!?

一度オーサーランクが磐石なものになると、作成する記事やコンテンツは信頼たるものとして認められるでしょうが、逆にその信頼度に答えられる記事・コンテンツを作成しなければならないという使命も認識するべきとのこと。内容のないコンテンツばかり作成していると過去の栄光は瞬く間に消えることもありうるそうです。
要するに個人もプロフェッショナル自身が配信する記事やコンテンツについてさらなる責任をもってくださいねということなのでしょうね。
これは、芸能界やプロの作家、専門家にも当たり前のように言えることで、みなさん公人として一度時の人となるとその人の日常の行動や言動まで細かな配慮が必要なるという当然のお話です。

オーソリティー度をあげるのに有効な施策

・認知度のある有名なサイトで記事を執筆する。
・自身が執筆または投稿した記事についてGoogle+上で活発な議論を展開させる。
・自身が執筆した記事を他の権威ある著書の目に触れさせる。
・著名な執筆者を招待して、自身のサイトでゲスト原稿を書いてもらう。
・Google+上で多くの著者とつながること。そして活発に活動すること。


まとめ
オーサーランクをあげるキモとなるポイントは、Google+を活用して他サイトや著者達とつながることにありそうです。
少なくとも、オーサーシップ設定し、オーサーランクを上げてゆくことは、今後Web上で展開する記事の価値(権威)を上げてゆくことで明らかに有効だと言えると思います。Googleはちょっと前まで、rel="author"については需要なシグナルとしてはまだ使わないようなことをいっていましたが、ここ最近明らかに重視すると宣言していますので、この流れに乗り遅れないよう是非トライしてみてください。

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