今日の質問はカルフォルニアサンフランシスコからの質問です。検索結果に1つのドメインからの結果ばかり表示されることがありますが、なぜこのような状態を放置しているのですか?(検索結果にYelpの結果が7つも表示されるのって本当にユーザーとって良いと言えるのでしょうか?)
matt:実はこの質問については、いろいろなケースで意見を貰っているんだけど、今回の質問は分かり易い事例なので、頑張って答えさせていただきます!実は初期のGoogleでは検索結果をYelpのページで占領されていまうことに制限はかけていなかったんだ。
つまり、完全にページランクのスコアに基づいて表示させていただんだ。例えば、アンティーク物の緑のガラス瓶と検索した際に、一つのドメイン品質が相応しいと判断したら、幾百もの結果がそのドメインから表示されることもあったんだ。でも多用なユーザーの意図に答えるためには、こういった一辺倒な考え方では対応できなくなって来たんだ。
matt:こんにちは、皆さん。マット・カッツです。私はGoogleスパム対策チームで働いています。
ネズミ小僧:おおっ今日はなんだか畏まっていますね。
matt:(-無視;)今日は、アドバトリアルについて話したいと思います。
ネズミ小僧:アドバトリアルって何さ!?
matt:それは、記事広告と言ってお金を払って、スポンサーの意図を反映させた記事を書かせることなんだよ。ペイドパブリシティとかペイドパブって言われることもあるけど、今日は広告っぽくないニュース記事とこれと対峙するエディトリアル記事についてのお話だ。
今日の質問はカリフォルニアのマイクさんからのです。これから「rel=”author”」を活用する記事やニュースページが増えてゆくと思いますが、Googleは「rel="author"」を使っているホームページやページは評価して行く方針ですか?
matt:うーん、率直にお応えしましょう。答えは「Yes」です。現時点では個人的な見解としておきますが「rel="author"」は面白いアイデアだと思っている。秘匿性渦巻くWebの世界と、顔の見えるWebの世界を想像して比べてみて欲しいんだ。Webの世界には素晴らしい個人もいるし、同時にスパマーも混在していると言えるけど、それが区別できたら労せずして便利になると思わないかい?(ねずみ小僧1号:おいおいそれはあなたの仕事が楽になるって事!?)
「GoogleアルゴアップデートについてSEO産業が誤解してしてしまう側面とはなにか?効果のない事柄にSEO担当などが多くの時間とエネルギーを咲いてしまっている所ってどこでしょう?」
Matt:「OK!ファンスタスティックな質問だね。いや、本当に良い質問をしてくれたね!」...
「PandaやPenguinはGoogleがリスティングで儲けるためにやってるんじゃぁないんですか?」とよく言われるけど、我々の決算を見ていただけると分かると思うんだけど、Pandaをアップデートした時は実は売上げが下がっているんだよ。クオリティチームは、そういった観点では仕事していないんだ。ユーザーが長い目で価値を見出してくれるよう仕事をしている。目先の儲けに走ると結局ユーザーが離れていっていまうからね。....
たまたま見つけたのですが、マット・カッツもTEDでプレゼンしていたんですね。2011年だから今から2年ほど前になります。マット・カッツも仕事で停滞感を感じていた時期のようで30日間やりたいことをやると決めてチャレンジしたというプレゼンです。オチは何かというと「small changes = sustainable」”継続は力なり”、”小さな変化の積み重ねは身につく"だそうです。「これってSEOにもハマるかな」と思いモジッてみました。