今日はイギリスのスコットさんからの質問です。今日の質問は、ポピュラーな質問でモバイル用ページについてです。「PC用のページの他にモバイルバージョンのページがある場合、Googleに認識してもらう方法をおしえてください。もしくはレスポンシブルデザインであれば、同じURLでモバイルページとしてきちんと認識してくれるのでしょうか?」
matt:はい、非常にポピュラーで模範的な質問ありがとう!ひとつ前提として話しますが、フィーチャーフォンについてはここでは無視させてください。主にスマートフォンについてお話します!モバイル対応については、リンクやコンテキストの件、そしてmeta descriptionなどの最適化などいろいろ工夫できることはあるのですが、今日は「モバイル端末ではモバイルバージョンのページを見ることができ、PCからはデスクトップバージョンのページが見れる」という観点でお答えします。
今日はフロリダ州マイアミのダニエルさんからの質問です。「良心的な心の持ち主にはまだチャンスはありますか?我々は小さな会社なのですが、信じて雇ったSEO会社にスパミーなバックリンクという毒まんじゅうを盛られてランキングが大変なことになってしまいました。何とかしようともがきまくったのですが、どうにもなりません。我々みたいなケースではどうしたらいいのでしょう?」
matt:OK。このような質問に答えることについては、うーんというとこもあるのですが..:笑)はい、汚れのない心の持ち主が、スパムな判定を受けて..悲惨なランキングのレッテルを張られた..ということのようですが...笑)そろそろ冷静になって客観的にみてみましょう。例えばですが、いくらあなた自身が良心的な心をもっていると思っていても、そんな事情なんか知らない赤の他人がスパムに汚染されたあなたのサイトを見たときにどう思うでしょうか?
きょうはなんと5歳のブライアンからとてもエキサイティングな質問です。「グーグルはPrecolator、DremelそしてPregelをどう使っているのですか?実際のところをおしえてくさい。」
matt:PrecoltorとDremelとPregelが何か?これらは完全に違うツールなのですが..うーん。精神的に社内のコードネームと外向きのコードネームとうまく翻訳しなければなりませんが、今日は極力ストレートな説明を心がけますね。
matt:Precolatorは基本的にビックテーブルの最上位のTableです。昔のグーグルのインデクシングはバッチモードといった手法でされていました。うーん5歳児にわかりやすく説明すると、電車を待つことを想像してください。1時間に1本とか1日に1本とか。電車を待っている人は次の電車がきて全員が乗り込んでいきますね。つまり次の電車がくるまでみんな待たなければならいのです。
matt:CaffeineとPreclatorというのは関連するものなのですが、昔のバッチインデックス概念をインクリメンタルなインデクシング(差分インデックス)に応用した(改善した)というイメージをまずは思い浮かべてください!
みなさんこんにちは、今日は「ペイドリンク」についてちょっと小話をしたいと思います。具体的には、「ペイドリンクに関するグーグルのスパムチームの基準」についてです。
matt:いまさらという感もあるかもしれませんが、殆どのケースではその定義は明白です。ページランクの仕組みを悪用しようと、あからさまにお金を払い、リンクを付けて高順位を狙おうとする事です。はい、では例をご紹介しましょう。これは私が実際に受信したスパムメールの内容です。
((ここからメールの内容))
こんにちは、実は我々は、リンクを販売できるきれいな汚れていないハイクオリティーなサイトを数個もっています。ユニークなコンテンツを運営していて、ドメインは当然過去の略歴のある中古ドメインではないですし、おかしなPRもしていません。
はい、99.9%がこう いった感じの売ったり・買ったりする感じのものだというのは明らかですね。
今日はアリゾナ州フェニックスのベン・ホーランドさんからの質問。「Webコンテンツを書く際に、読みやすさと難しいけど科学的なアピールをするのとどちらをおすすめしますか?例えば、小学生でも読めるような内容にしたらより高いランキングがされることなどあるのでしょうか?」
matt:うーん、この質問は非常に興味深い質問ですね。実は答えるのにちょっといろいろと考えてしまいました。おまけに今日はいろいろな質問攻めにもあったりもしたので集中できなかったのですが..。そうですねぇ。。。「いろいろ考えましたが、書いた内容が分かり易いというのはやはり一番重要ですね。」そうですねぇ。。例えば、いい例があるのですが、有名な物理学者リチャード・ファイマンの逸話がいいと思うんです。。
今日はマドリードのクリスチャンさんからの質問。「グーグルは写真のEXIFデータをランキングファクターとして活用しているのでしょうか?」
matt:はい、端的な答えは、確か2012年の4月にもブログでこの件について投稿しましたが、僕らは、EXIFデータだけでなく、画像データに組み込まれているいるさまざまなMetaデータについて活用する価値があるとアナウンスしました。こうしたデータを活用することで利用者が検索する上で有益な結果を出すための手助けになると考えているとも!です。
matt:当時の検索バージョンに戻ってお話すると、検索結果のイメージをクリックするとEXIFデータがある時などは、そのデータをサーチランキングサイドバーに表示したりもしていました。とういうことで、僕らはそうしたデータを解析しますし、またこのデータをランキングに活用する価値があると考えています。
今日はイギリスのコルチェスター..この読み方でいいのかな?ブルーバンブルビーさんからの質問。「偉大なるグーグルでは、バックリンクを使わないランキングアルゴリズムなどのテストバージョンなど存在するのでしょうか?もしあるのでしたら是非使ってみたいのですが。。」
matt:はい、公に公開するようなものは残念ながらございません!ただ..実は..内部向けにそうした実験は行っています。つまりそうしたテストバージョンはありますということですね。
今日はブライアン・ハーネッシュさんからの質問。「サーチスパムチームのメンバーの一日はどのような感じなのでしょうか?サーチアルゴリズムのアップデートなどの決定はどのように行われるのか?またアルゴリズムの一部は永遠に不変だったりするものなどあるのでしょうか?」
matt:「ウァオー!」この質問は非常にグレートな質問ですね。でも一言で答えられないのでちょっと長くなりますがお話しましょうか。
ご存じのとおりウェブスパムチームは、マニュアルスパム担当とエンジニアで構成されています。質問は、もしマニュアルスパム担当になったらどのような一日を体験できるか?ということでしたね。OK。いやぁ僕も毎日多くのマニュアルスパムファイティングをしているのですが、ではまず大まかな仕事のイメージからお伝えしましょう。
マニュアルスパム担当の仕事は、大きく、「受動的なスパムの発掘定義業務(Reactive Spam Fighting)」と「積極的に問題の解決策を探し実装して行く(Proactive Spam Fighting)」の2つがあります。
今日はイリノイ州シカゴのモルティーニさんからの質問。「ワードプレスでサイトを運用しているのですが、コメントされた文章の文法間違いなど修正した方がいいのでしょうか?そのまま放置することでサイトに悪影響が出たりしませんか?」
matt:そうですねぇー。ページに他者からされるコメントについては、特に気にする必要はないですね。ただし、本文のコンテンツの文章が読みやすくきれいな文章であることが前提となります。
matt:インターネット上では、さまざまなコメントを書く人がいらっしゃいます。中には、メイクセンス(何が言いたいのかよくわからない)のようなコメントなどもあるでしょうね。ただ、あなた自身のコンテンツがハイクオリティなものであるのならば、ちょっとした文法ミスや誤植などがコメントにあったとしても気にする必要はないのでご心配なく。
今日の質問はインドのディピーカさんからの質問。「投稿記事サイト(Article Directory)からの適切なリンクはOKそれともNG?どちらなのでしょうか?例えば、EzineArticlesのようなArtileDirectoryで美容外科などについての記事からビューティーをテーマにした自分が運営するサイトへリンクしたりしたらどうでしょうか?」
matt:はい、では思い出してみてください。ArticleDirectoryといった記事投稿サイトですが、過去のさまざまな出来事からそうしたサイトからのリンクについては、あまりよい印象がないといということをよーく思い出してみてください。