今日はインドのシャブハムスタンターさんの面白い質問!「Googleによる検索結果の変動が激しくなっていますが、こうなるともうGoogle頼みを諦めて、検索エンジンよりソーシャルからトラフィックを誘導しようとすべきだと思いませんか?」
matt:オーケー気持ちは分かるよ!と言いたいところですが..。Googleは創業当初からベストなサーチリザルトにすべく常に改善を重ねてきている...そしてこれから未来もかわらないのです。特に2013年の夏からは、ブラックハットな手法を駆使しているサイトは徹底的に排除してきたのも事実。常にSERPs上に素晴らしい・役に立つ答えを表示し、ユーザーに満足してもらう事。これがゴールですしこの事は昔から変わっていないのです。
matt:中身のないコンテンテンツ・ユーザーの意図に反したコンテンツばかりが上位を占めるようになったら、人々はGoogleを使わなくなるだろうし、そもそもインターネットの価値ってなに?ということになるんじゃないかなぁと考えています。きちんとやっている企業やサイト管理者にとって、「さまざまなユーザーに支持されるサイトやコンテンツを作る」=「トラフィックが誘導できる。」ということは「検索が便利であり続ける」=「ユーザーが使い続けてくれる」に同義だ!という見方ができれば、実はGoogleもサイト運営者も共通のゴールを目指しているんだということに気づいてください!
今日はピーターさんからだ。「私の管理するサイドではIPアドレスなどからロケーション情報を判別するような技術を使い、ユーザーに相応しい情報、例えば、その地域での価格や地域特有な仕様情報などを表示しています。これってスパムとみなされてしまうのでしょうか?SERPs上ではクローラーのreferやアドレスからXというコンテツをキャッシュしてもらっているのに、ユーザーにはIP情報などからそのエリアに適したYというコンテンツを表示させるといった感じなのですが。。。?」
matt:ジオロケーションを活用してリダイレクトすることはスパムとは見なさないのでご安心ください。!。例えばこの人はIPアドレスがフランスだからフランス語のへ飛ばすとか、ドイツのIPならドイツ語バージョンのページを表示するなど理にかなっていると思います。
今日はインドのディリープさんからの質問。「我々のサイトはなかなかページランクがあがりません。著者として恥ずかしくないエディターにより質の高いコンテンツも定期的にアップしているのですがなぜでしょうか?何かヒントでもいいのでよろしければご教授ください。」
matt:ご丁寧な質問ありがとうございます...。まずはじめに念の為ですが、GooglePageRankツールバーの値をご覧になっているようでしたら次の事に注意してくださいね。まず1つ目。GooglePageRankツールバーの数値は偶にしか更新されないという点。更新間隔のイメージですが、時には数年に数回ということもあります。ですので、それでなかなか上がらないと誤解しているようでしたら注意してくださいね。
今日はマドリッドのクリスチャンからの質問。「内部リンクも本当は"rel=nofollow"とした方が理にかなっているのではないでしょうか?例えばログインセッション時のページへのリンクなどはその方がいいように思います。内部リンクrel=nofollowとするのとしないのとで違いはありますか?」
matt:はい、ちょっと前置きが長かったので、ねずみ小僧さんの監修でまず冒頭で結論から。
内部リンクについては、コンテンツをインデックスするのに使う(見つけるのに使う)ので、rel=nofollowがあってもなくても、クロールする際には無視するようにしています。したがって、ご質問のような作業は必要ないです!
今日の質問はインドバンガロールのハメンスさんからです。「GoogleのクローラーはHTMLのミスなどチェックもしくは気にかけているのでしょうか?ちなみに、Google.comもW3Cでチェックしたら23のERRORと4つのWarningが出ているのですが..一応証拠も添付しておきます!」
matt:笑)でスルー、はい、HTMLについて、文法に誤りが無く、クリーンなマックアップしてもらうことが大事なのにはいくつか理由があるんですね。例えば、メンテナンスが楽になるし、アップグレードや更新も楽チンになりますよね。その他にもソースを誰かに渡して作業してもらうときなんかもスムーズです。これだけでも正確なHTMLコードを書くことは価値がありますよね♥(まだまだスルー)
今日の質問はミネアポリスのデイジーさんからです。「Eコーマサイトで他社サイトと同じ成分の製品などを販売している場合、リストページなどまったく同じページとなってしまうことがあると思いますが、複製コンテンツとして見なされないために注意すべき点やこうしたらいい!というアドバイスなどありますか?」
matt:オーケーいい質問だね。こういうケースは、こう考えてみましょう。例えば、食品などの成分が記載されたリストとアフィリエイト目的でアマゾンなどからデータを仕入れて作られたリストについて比べてみましょう。
例えば、18ページ近くに上る食品のリストページで材料や成分など食品衛生法やら食品エコ・マイル表示対応等が記載されていてそれらが、食品に関するする表示事項として機能している場合は、あまり問題にはならないでしょう。
今日は、ポーランドからの質問。「こらからIPv6へ移行期となることが予想されますが、GoogleはIPレベルでどう評価するのかテクニカルな情報を教えてください。例えば、IPv4からIPv6移行期にルーターやサーバー側でトンネリング技術やデュアルスタック化により結果的にIPv4とIPv6の2つIPアドレスからを1つのサイトを見ることが出来るケースなど複製コンテンツとしてみなされたりしませんよね?」
matt:ご質問のようなケースは複製コンテンツとして見なしませんのご安心ください。IPv4は、4つのオクテッドからなるアドレスで、これに対しIPv6は6つのオクテッドからなるIPアドレスです。この2つのIPで同じコンテンツを提供しても複製コンテンツとしては見なしませんので心配しないでください。
今日は、インドのナンディタさんからの質問。「パンダアップデートは通常のインデクシングプロセスに組み込まれてしまいましたが、パンダにヒットしてしまったとかパンダから回復したとかどうやって判断すればいいですか?いい方法がありましたら教えてください!」
matt:はい、そうですねぇ。パンダは、通常プロセスに組み込まれてしまったので、「既にヒットしていた場合、回復したかをどうやって知ればいいか?」..ということですね。昔のようにパンダやるぞぉーとはもう言わないですからねぇ。
今日は、イギリスのトビーさんからの質問です。「SEOのためではなく、トラフィックを誘導するためにリンクビルディングを行っています。こうしたリンクにちゃんとnofollowをつけておけば、ペナルティの心配はないということでよろしいですか?つまり、nofollowリンクはサイトのランキングには影響はないという理解でよろしいですか?」
matt:はい。nofollowリンクは、サイトランクには影響しません。端的に答えると「YES」です。心配しないでください。ただ、折角のマット・カッツコーナーですので、ちょっと特殊な例も説明しておきましょう。
今日の質問は、オランダのウォルターさんからだ!「refererなどから自動で検索ワードを拾って関連するページを自動で生成するような行為に対してGoogleはどうリアクションするのでしょうか?例えば”カフェインを取ることのリスク”という検索ワードに対応して、”カフェイン摂取に関する記事は存在しません”代わりに沢山の広告が表示されているようなケースなどです。」
matt:はいはい。これは言うまでもなく、バッドエクスペリエンスなケースです。(レイターならirellevantもしくはoff topic or spam like conductとしてRatingされるでしょう)。ウェブマスターガイドラインにもきちんと公開しています。「自動生成ページでなんの価値もないページはスパムとみなしますよ」と。